ある程度の距離、時間を走ることになるツーリング。
街乗りや短時間の走行とは違った装備、荷物が必要になります。
何か必要になったら、コンビニとかホームセンターに寄ればいいんじゃない?
日本は山が多く、遠くへ行こうとすると「山越え」で山道を走ることが多いんです。
山道では、コンビニどころか何のお店も無いときもありますよ。
山道は、
・天気が変わりやすい。
・気温が低い。
・街中ほど路面が綺麗じゃない所もある。
といったことも考えておかなければなりません。
遠回りになりそうだけど、街中や平坦な道ばかりを走って移動すれば・・・
山道は、景色が良く、信号が少なく、交通量も少ないという、バイクで走るのに最適な道が多いんです。
走らないのはもったいない。
クネクネの峠道は初心者には辛いですが、ゆるやかなカーブの山道は初心者でも楽しめるツーリングの醍醐味のひとつです。
ツーリングに行くなら、是非こういう道を走っていただきたい。
目的地に着くまでの移動時間も楽しく快適に走る為に、まずは必要な持ち物を揃えよう!
ツーリングの お悩み解決シリーズ。
バイク ツーリング その1【持ち物 準備編】
バイク ツーリング その3【知っておきたいポイントと注意点】
バイク ツーリング その6【マスツーリングの注意点 参加者編】
バイク ツーリング その7【マスツーリングの注意点 主催者編】
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ツーリングに必要な装備と荷物。
ヘルメットや免許証のように、法律上 絶対に必要なものから、無くてもなんとかなるものまで色々あります。
重要度で3つに分けて説明していきます。
- 必需品。(ほぼ必須)
- 出来れば揃えておきたいもの。
- あると便利なもの。
必需品。(ほぼ必須)
- シールド付きヘルメット、ゴーグルなど
- バイク用グローブ。
- バイク用レインウェア。
- スマホ。
- 財布。(現金)
- 雨 対策品。
- 必要書類 等。
- 三角停止表示板。又は停止表示灯。
(高速道路を走る場合は必須)
・冬の長時間走行は危険。
上記の必需品だけでは、寒さに耐えきれない可能性が高いです。
春・秋も朝晩は冷えます。
万全の装備を揃えるまでは、寒い時期、寒い時間帯の長時間走行は避けましょう。
それでは順番に説明していきます。
シールド付きヘルメット、ゴーグルなど。
シールドは、ヘルメット前面にある透明のカバーのことです。
郊外の道や山道は信号が少なく、「30分以上走りっぱなし」なんてこともあります。
寒い時期に顔むき出しで走り続けるのは辛いですし、暖かい時期は「虫」が顔に当たることがあります。
不快なだけでなく、虫が目に当たったり、目に入ったりすると非常に危険です。
また、強めの雨が目に当たり続けると前が見えにくくなります。
高速道路だと弱い雨でもかなり辛いです。
なるべく、シールド付きのヘルメットを用意。
最低でも、ゴーグル・サングラス・伊達メガネを用意しましょう。
ヘルメット自体も法律上 絶対に必要です。
日本で販売するバイク用のヘルメットには「PSCマーク」(PSCと書かれたシール) が必須です。
基本的に、PSCマークの無いヘルメットはバイクに使うことは出来ません。
詳細記事。
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いちばん最後にも詳細記事の一覧があります。
バイク用グローブ。(防水)
バイク用グローブの分かりやすいメリットは 3つ。
- 安全性の向上。
- レバー・アクセル操作が軽くなる。
- 寒さや日焼けを防ぐ。
1、安全性の向上。
道路(アスファルト)は硬いです。転倒して素手で道路に手を付くと怪我をする可能性が高いです。
怪我の度合いによっては、アクセル操作・レバー操作が出来なくなってツーリング中止ということもあり得ます。
バイク用グローブは、手のひら側に頑丈な素材が使われています。
手の甲側にプロテクションが付いているグローブもあります。
2、レバー・アクセル操作が軽くなる。
バイク用グローブは、手のひら側が滑りにくい作りになっています。
滑って逃げていく力が減って、レバー操作・アクセル操作が軽くなります。
長時間走行での手の疲れ、痛みが軽減されるという効果が期待できます。
3、寒さや日焼けを防ぐ。
冬にグローブなしで長距離を走るのは ほぼ不可能です。
春・秋も朝晩は冷えます。
寒い季節、時間帯は防寒用として必須です。
夏は日焼けを防げますし、山道での寒さを軽減できます。
グローブの防水に関して。
秋冬グローブは、ほとんどの製品が防水です。
春夏グローブは防水ではない製品もあります。
非防水のグローブは、防水加工を施す必要がないので操作性が良いという傾向があります。
夏の雨は非防水のグローブでもなんとか耐えられますが、春・秋の寒い時間帯の雨は防水じゃないと厳しいです。
春・秋の寒い時期のベストは、
操作性の良いグローブと予備の防水グローブ。この2つ持ち。
ひとつだけなら防水グローブにしておくのが無難です。
少しでも雨が降りそうなときはツーリングに行かない。
運悪く雨に降られたら止むまで待機。
だから予備の防水グローブは持たない。
といった割り切りスタイルも、まあいいんじゃないかなぁ。と、個人的には思います。
・バイク用以外のグローブについて。
昔はバイク用グローブは高価でした。
ホームセンターやワークマンの安い作業用手袋を使う、冬はスキー用手袋を使うといった話題がバイク乗りの間でよく出ていました。
しかし今は、かなり安いバイク用グローブがあるので、他のグローブを使う必要性はなくなってきています。
有名メーカーでも値段の安いグローブをラインナップに加えているメーカーがあります。
メーカー例。
コミネ。南海部品。ラフ&ロード。MOTORHEAD(2りんかん)
詳細記事。
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いちばん最後にも詳細記事の一覧があります。
バイク用レインウェア。
首・手首・二の腕・腰に調節用フラップ。
二重で折り返しの付いた前立て。
背中に蒸れ排出用のベンチレーション。
- 黄丸:シームレス(縫い目の無い)ヒップ。
雨が染み込みにくい。 - オレンジ丸:マチ付きで大きく開く裾。
靴を脱がなくても穿ける。 - 赤丸:足首に絞り込めるフラップ。
ズリ上がり、雨の侵入を抑える。
バイク用の特徴。
・乗車姿勢を想定した作り。
パンツは膝を曲げ、更にシートで股部分が上に上げられることも想定して、裾がかなり長くなっています。
ジャケットは手を前に出してハンドルを握っても突っ張ったり、手首が出ないように作られています。
・雨の侵入を抑える。
首まわり、手首、足首にマジックテープ付きフラップなどが付いて絞り込めるようになっています。
前合わせも二重・三重にするなど、雨が入りにくい工夫がされています。
体重で雨が染み込んでこないように、お尻部分に縫い目をなくした「シームレスヒップ」もよく採用されています。
・バタつき防止。
風でバタつくのを抑える為に、腰・二の腕・足首などに調節用フラップが付いています。
風でバタつくと、空気抵抗が増えて疲れやすくなります。
高速道路では、風に煽られて危険な場合もあります。
バタつきが続くと、不快感とバタつく音で精神的にも疲れます。
バイクは「風」の影響が大きい乗り物です。
一般用途のレインウェアでは、雨、走行風を防ぎきれないおそれがあります。
防寒着として使える。
レインウェアは雨だけでなく、風も強力に防ぎます。
レインウェアをウインドブレーカーの代わりとして使うのは、バイクの定番知識のひとつです。
春・秋の朝晩は冷えますし、夏でも山道は寒く感じることがあります。
バイクツーリングで寒さを感じることは意外と多いです。
レインウェアがあれば、防寒着をひとつ減らせます。
雨で濡れたまま走り続ける、もしくは寒いまま走り続けると「低体温症」の危険性が出てきます。
収納スペースが少ないバイクでも、晴れの日にしかツーリングに行かない人も、レインウェアは出来る限り持っていきましょう。
詳細記事。
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いちばん最後にも詳細記事の一覧があります。
スマホ。
言うまでもなく、ほとんどの人が必須の品でしょう。
ナビ、カメラ、スマホ決済といった機能の他にも、いざ言うときの連絡手段、夜間の故障時のライトの代わりなど緊急時にも役立ちます。
財布。(現金)
現金しか使えない店・有料道路・自動販売機がありますから、知らない場所に行くならほぼ必須と言えます。
ただ、走るルート・目的地によっては全く必要ない場合もありますけどね。
雨 対策品。
主にバッグ、靴が濡れるのを防ぐアイテムです。
バッグ類の雨対策。
バイク用なら、レインカバーや防水加工など雨対策は考えられている製品が多いです。
カバーは、絞り込めるドローコードなど風で飛ばされない対策が施されています。(画像 オレンジ丸)
一般用途のバッグは、ザックカバー(リュック用の防水カバー)や、汎用の丈夫な(※)レインバッグカバーなどで対策できます。
ただし、風で外れない工夫は必要です。
※薄いカバーは走行風でのバタつきで破れてしまうおそれがあります。
バッグが濡れるのは諦めて、
「バッグの中身をビニール袋に入れる」
「濡れたら困るものだけビニール袋に入れる」という方法もあります。
靴の雨対策。
主な対策。
・バイク用の防水シューズ、防水ブーツを使う。
・ブーツカバー(靴に被せる防水カバー)を使う。
・防水ソックスを使う。
・靴下の上にレジ袋を被せる。
詳細記事。
雨対策品の情報は最後のほう。目次をクリック・タップで移動できます。
別タブで開きます。
詳細記事は一覧が最後にあります。
必要書類 等。
法律上 必要なもの。
- 免許証。
- 車検証(※1)、検査標章(※2)。
- 自賠責保険証明書。
※1. 車検証。
正確には「自動車検査証」
126~250ccまでの軽二輪の場合は「軽自動車届出済証」
125ccまでの原付の場合「標識交付証明書」
※2. 検査標章。
いわゆる車検ステッカー(車検シール)のこと。
ナンバープレートの左上に貼ります。
車検の無いバイクは、保険標章(自賠責ステッカー)をナンバープレートの空白部分(通常は左上のほう)に貼ります。
反則金等。
反則金 罰金 | 違反点数 | |
---|---|---|
免許証不携帯 | 反則金 3,000円 | なし |
車検証不携帯 (車検ステッカー 貼りつけ違反) | 50万円以下 の罰金 | なし |
自賠責保険証明書 不携帯 (自賠責ステッカー 貼りつけ違反) | 30万円以下 の罰金 | なし |
参考。
道路交通法 第六章 自動車及び一般原動機付自転車の運転免許 第三節 免許証等 (免許証の携帯及び提示義務) 第九十五条。
道路運送車両法 第五章 道路運送車両の検査等 (自動車検査証の備付け等) 第六十六条。
自動車損害賠償保障法 第三章 自動車損害賠償責任保険及び自動車損害賠償責任共済 第一節 自動車損害賠償責任保険契約又は自動車損害賠償責任共済契約の締結強制 (自動車損害賠償責任保険証明書の備付) 第八条。
三角停止表示板。又は、停止表示灯。
高速道路を走行するときは必須です。
高速道路・自動車専用道路で、やむを得ず停止した場合に設置しなければなりません。
設置しないと「故障車両表示義務違反」となります。
・反則金:6,000円。
・違反点数:1点。
詳細記事。
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いちばん最後にも詳細記事の一覧があります。
出来れば揃えておきたいもの。
- バイク用ジャケット。
- バイク用シューズ、ブーツ。
- バイク用パンツ。
- バイク用バッグ。
- 防寒グッズ。
- モバイルバッテリー。又はUSB電源。
- 非常時用の書類、連絡先。
- 盗難防止用ロック。
順番に説明していきます。
バイク用ジャケット。(ライディングジャケット)
バイク用ジャケットの主な特徴。
※全ての製品に当てはまるものではありません。
- 衝撃吸収用のプロテクター付き。
(主に胸、背中、肩、肘) - 転倒しても破れにくい丈夫な生地。
- 風でバタつきにくい作り。
- 乗車姿勢に合わせた形。
- 冬用は、風をしっかりと防げる。防水の製品も多い。
- 夏用は、通気性が良いメッシュ生地などを採用。
胸部プロテクターはかなり重要。
致命傷部位の
第 1位は「頭部」約49 %
第 2位は「胸部」約26 %
※毎年数値は若干 変わります。
参考:警視庁→交通安全→交通事故防止→二輪車の交通事故防止→二輪車の交通死亡事故統計。別タブで開きます。
バイク用ジャケットの多くは、胸部プロテクター付き、もしくはオプションで取り付け可能です。
詳細記事。
別タブで開きます。いちばん最後にも詳細記事の一覧があります。
バイク用シューズ、ブーツ。(ライディングシューズ、ブーツ)
バイク用シューズ、ブーツの主な特徴。
※全ての製品に当てはまるものではありません。
- 踝(くるぶし)にプロテクター。
- 転倒しても脱げにくい作り。
- 怪我をしにくい頑丈な作り。
- 足を着いたとき滑りにくいソール。
- ペダル操作で足が痛くならない、靴に傷が付かない。
詳細記事。
別タブで開きます。
いちばん最後にも詳細記事の一覧があります。
バイク用パンツ。(ライディングパンツ)
バイク用パンツ主な特徴。
※全ての製品に当てはまるものではありません。
- 膝や腰に衝撃吸収用のプロテクター付き。
- 転倒しても破れにくい丈夫な生地。
- 風でバタつきにくい作り。
- 乗車姿勢に合わせた形。
- 冬用は、風をしっかりと防ぐ。防水の製品も多い。
- 夏用は、通気性のある生地を採用。メッシュの製品もある。
バイク用以外のパンツで膝を曲げて乗るバイクにまたがると、ほぼ確実に足首が出てしまいます。
詳細記事。
下半身用プロテクター。
プロテクターの無いパンツの安全性を高めます。
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いちばん最後にも詳細記事の一覧があります。
バイク用バッグ。
バイク用バッグの主な特徴。
※全ての製品に当てはまるものではありません。
- バイクに装着しやすい。
- ズレたり脱落したりしにくい工夫がされている。
- 防水カバー付き。又は防水加工。
- 破れにくい丈夫な生地。
バイク用バッグは主に 3種類。
- タンクに付ける「タンクバッグ」
- シート後方に付ける「シートバッグ」
- シート横に付ける「サイドバッグ」
タンクバッグはバイクに跨がったまま荷物の出し入れが可能。
ズレたりしてもすぐに気付けるといった特徴があります。
シートバッグは大型の製品も有り、荷物が多いときにも使いやすいバッグです。
(タンクバッグは大き過ぎるとジャマになる可能性があります)
前傾姿勢のキツいバイクでも邪魔にならないといった特徴もあります。
サイドバッグは両側に付ければ、かなり沢山の荷物を詰めることが可能。
シートバッグと違い、タンデム (2人乗り)も可能です。
ただし、取り付けは難しい という傾向があります。
バイク用のリュック・ウエストバッグ。
疲れやすくなる為、長距離のツーリングには向いていません。
荷物の少ない短距離ツーリング向きです。
ほとんどの荷物はシートバッグなどに入れて、貴重品だけウエストバッグに入れておくという使い方も出来ます。
詳細記事。
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いちばん最後にも詳細記事の一覧があります。
防寒グッズ。
主な防寒グッズ。
- ネックウォーマー。
- レッグウォーマー。
- インナーグローブ。
- インナーウェア。
- 電熱ウェア、グローブ、ソックス。
- グリップヒーター。
- ハンドルカバー。
寒さを感じた場所に対応する製品を揃えていくのが基本です。
ヘルメットやウェア類の形状、性能によって必要な製品は変わります。
詳細記事。
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いちばん最後にも詳細記事の一覧があります。
モバイルバッテリー。又は、USB電源。
スマホ、タブレットなどの充電用。
長距離、長時間になればなるほど重要度は増します。
詳細記事。
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いちばん最後にも詳細記事の一覧があります。
非常時用の書類、連絡先。
- 健康保険証。
- ロードサービスの連絡先、会員証。
- 保険会社の連絡先、保険の証券番号、自賠責保険の証明書番号。
スマホのバッテリー切れに備えて、連絡先は紙にも書いて持っておくと安心できます。
詳細記事。
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いちばん最後にも詳細記事の一覧があります。
盗難防止用ロック。
長い時間バイクから離れる際に 防犯ロックを付けておくと、盗難のリスクが下がります。
定番は、持ち運びしやすい「ディスクロック」
ディスクロックにはアラーム付きの製品も多いです。
リマインダー (スパイラルコード) をディスクロックとハンドルグリップに引っ掛けておくと、外し忘れを予防できます。
リマインダーは意外と かさ張るので、別の物・別の方法でも構いません。
要は自分が気付けばいいのです。
詳細記事。
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いちばん最後にも詳細記事の一覧があります。
あると便利なもの。
- 折りたたみリュック、バッグ。
- ツーリングネット。ストレッチコード。
- 工具類。
- ETC。
- インカム。
- サイドスタンドプレート。
- タオル。着替え。ビニール袋。
- ジャンプスターター。
- パンク修理剤。
- 日焼け止め 等。
- 折りたたみ傘。
折りたたみリュック、バッグ。
ツーリング先で荷物が増えたときに役立ちます。
リュックではなく バッグの場合、バイクに取り付ける為のゴムロープ (ストレッチコード、バンジーコード) なども必要です。
ツーリングネット。ストレッチコード (バンジーコード)。
・ツーリングネット。
ゴムロープを網状にしたもの。
どちらかと言えば、補助用のアイテムです。
大きい荷物、重い荷物を固定するのには向いていません。
四角にフックを付けて引っ掛けるだけなので、固定は楽です。
※フック4つで安定しないときは、フックを増やします。
フックは 6個付きが定番です。
私は 1個失くしてしまいました。(上記画像)
・ストレッチコード。(バンジーコード)
何本かあれば、大きい荷物も固定できます。
ただし、慣れてコツを掴むまでは、しっかり確実に固定するのはちょっと難しいです。
休憩時、長い信号停止時などに、ズレてないか確認するようにして下さい。
工具類。
基本的には、車載工具でOK。
車載工具が無い、あってもドライバーぐらいしか入っていないときは、ミラーの緩みを直せる工具ぐらいは持っておきたいところです。
「針金」と「ガムテープ」は昔からバイク雑誌などでよく推奨されています。
折れたレバーの簡易的な固定や割れたカウルやウインカーの補修などに役立ちます。
ガムテープは かさ張るので、小さい板 (何でもOK) にある程度巻き付けて持っていくというのが定番の方法です。
車載工具の袋に入るなら入れておいてもいいでしょう。
昔はガムテープが定番でしたが、今はガムテープよりも透明の梱包テープがおすすめ。
透明だとライトやウインカーを補修したときに、明かりを遮りません。
オフロード(未舗装路)走行をするなら、空気入れとエアゲージが必要です。
※エアゲージはタイヤの空気圧(空気を入れる量)を計れる道具。
電動空気入れには、たいていエアゲージ機能も付いています。
※タイヤの空気圧を下げると接地面積が増えてオフロードでの安定性が増します。
オフロード走行を本格的に楽しみたいなら、予備のレバーと交換用の工具、スタックベルト(動けなくなったとき引っ張りあげる為のベルト)など色々と必要になります。
参考リンク:ダートフリーク。オフロード用品専門サイト。
詳細記事。
車載工具には、薄くて小さいスパナ・コンビネーションレンチが向いています。
車載工具などを入れるツールバッグ。
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ETC。
高速道路を使うなら、やっぱりあったほうが便利。
色々な割引をやっているので、事前に確認しておきましょう。
「ツーリングプラン」というバイク向けの割引が春に行われています。
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インカム。
離れていても会話できるアイテムです。
2人以上でツーリングする場合、あると便利で楽しい。
ヘルメット外側に「インカム本体」
ヘルメット内の口元に「喋る為のマイク」
ヘルメット内の耳あたりに「聞く為のスピーカー」
を取り付けて使用します。
詳細記事。
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サイドスタンドプレート。
砂利 (じゃり) や 土の駐車場などにサイドスタンドのバイクを止めると、サイドスタンドがめり込んでいくことがあります。
さいあくバイクが倒れます。
サイドスタンドの下に置いて、地面にめり込むのを防ぐアイテムが「サイドスタンドプレート」です。別名:サイドスタンドパッド。サイドスタンドホルダー。
取り付けタイプ。
サイドスタンドの底に取り付けるタイプもあります。
取り付けタイプは「サイドスタンドエンド」とも呼ばれます。
取り付けてしまえば、取り出して置く手間が省けます。
ただし、ほんの少しバイクの傾きが浅くなるので、分厚い製品の場合は路面の傾きに注意が必要です。
※汎用タイプは車種によっては取り付けられない、又は しっかり付かないことがあるのでサイズを確認してください。
山道の端は、砂地になっている場合があります。
バイクを停めて写真を撮ったり、休憩したりするときにサイドスタンドプレートを持っていると安心して停めておけます。
現場での応急措置。
・空き缶を潰して置く。
・平たい石や 板切れなど下に置けそうなものを探して置く。
といったことでも いちおう対処は可能です。
私は、ホームセンターに売っている「ゴム板」を使っています。
硬さ、大きさ、形が色々選べて低価格。耐久性も高めです。
見た目を気にしない人向け。
サイドスタンドプレートは地面に置くので汚れます。
サイドスタンド裏の汚れやサビも付きます。
ビニールの袋などに入れておくことをおすすめします。
タオル。着替え。ビニール袋。
主に「雨」と「夏の汗」対策。
・タオル。
雨でビショビショのレインウェアでは、ちょっとお店に入りにくいです。
タオルを持っていれば ある程度は拭き取れます。
汗拭き用のタオルは、乾きやすい速乾素材のものや 手ぬぐいがおすすめ。
トイレの手洗い場所に洗剤があれば、そこそこ綺麗に洗えます。
夏は、洗ったタオルを走行風が当たる場所に置いておけば、すぐに乾きます。
濡らしたタオルは、首に巻いたり、スマホの裏に置いて熱取りにも使えます。
・着替え。
夏の長距離ツーリングでの汗冷えや、ゲリラ豪雨で濡れてしまったときの為に、替えのTシャツがあれば役立つことがあります。
収納スペースに余裕があれば持っておいてもいいかもしれません。
宿泊する場合や温泉に入る場合は ほぼ必須です。
・ビニール袋。
濡れたレインウェア、グローブ、タオルなどを入れるのに使います。
レインウェアは専用の収納袋でも構いませんが、きっちり折りたたまないと入らないものが多く、出し入れに時間がかかります。
大雨のとき、財布や充電器など絶対に濡らしたくない物を入れておいたりするのにも使えます。
ジャンプスターター。
バッテリーが上がってエンジンがかからないときに、エンジンをかけることが出来ます。
分かりやすく言うと「強力なモバイルバッテリー」です。
バイクのバッテリーの寿命は 3年ほど。
定期的に充電器を使って充電していても 6年前後ぐらいです。
充電器でバッテリー管理を行っている場合でも、バッテリーの寿命が近いときは出先でのバッテリー切れがあり得ます。
収納場所に余裕があるなら持っておきたいアイテムです。
詳細記事。
どちらも別タブで開きます。
いちばん最後にも詳細記事の一覧があります。
パンク修理キット。
パンク修理剤の他に、空気入れとエアゲージも必要です。
エアゲージはタイヤの適正な空気圧(空気を入れる量)を計れる道具です。
※電動の空気入れなら、たいていエアゲージ機能も付いています。
エアボンベや空気入れがセットになったパンク修理キットもあります。
舗装路でパンクすることは滅多にありません。
収納スペースに余裕があれば持っておいてもいいでしょう。
日焼け止め 等。
首の後ろを日焼けするのは、ツーリングあるある。
首の後ろに関しては、速乾素材のネックウォーマーやタオルを巻くという方法もあります。
女子は化粧品関係も必要ですね。
折りたたみ傘。
バイクを降りてから、歩いて色々な店に立ち寄りたいときなどに便利です。
レインウェアを脱いで、着て、また脱いで・・・は、たいへんですからね。
所長から一言。(まとめ)
まずは必需品と季節的に必要そうなものを揃えて、
不便を感じたときに色々と足していくのがおすすめです。
安全性を重視したい人がまず揃えたいのは、胸部プロテクター付きのバイク用ジャケット。
今回の詳細記事 一覧。別タブで開きます。
ヘルメット。
グローブ。
レインウェア。
停止表示板・停止表示灯。
ライディングジャケット。
ライディングシューズ・ブーツ。
ライディングパンツ。
バッグ。
防寒グッズ。
電熱ウェア・グッズ。
手の防寒。
USB電源。
ロードサービスなど。
防犯ロック。
工具。
ETC・インカムなど。
ツーリングの お悩み解決シリーズ。別タブで開きます。
バイク ツーリング その1【持ち物 準備編】
バイク ツーリング その3【知っておきたいポイントと注意点】