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ジャンプスターター【バイクで使うときの注意点】

カテゴリー 電子機器 電子機器

バッテリーがあがってしまい、エンジンがかからないときに エンジンを始動できるアイテムです。

神崎
神崎

簡単に言うと、

「パワフルなモバイルバッテリー」

山田
山田

スマホを充電できる製品もあります。

神崎
神崎

ただし、スマホ専用のモバイルバッテリーに比べて、値段は高めです。

ジャンプスターターをおすすめしたい理由。

JAF 「よくあるロードサービス出動理由」

  • 1位:バッテリー上がり。41%
  • 2位:タイヤのパンク・バースト・エアー圧不足。19%
  • 3位:落輪・落込6%
  • その他:34%

参考リンク:JAF (日本自動車連盟) → 個人の方 → ロードサービスを知る → よくあるロードサービス出動理由

鈴川
鈴川

ツーリング途中で動かなくなって、ロードサービスを呼ぶ手間と時間を考えたら、多少高くても持っておきたいアイテムと言えるでしょう。

※バッテリー充電器を使ってしっかり管理している人は、使う可能性が低く「お守り」的なアイテムとも言えます。

モバイルバッテリーと同じような構造のものと、バッテリーレスで「キャパシタ タイプ」「コンデンサ タイプ」と呼ばれるものがあります。

使い方。

ジャンプスターター、赤をプラス、黒をマイナスへ

一般的な使用方法。

  1. バッテリーに繋ぐ為の接続コードを本体に取り付ける。
  2. 赤いクリップをバッテリーのプラス端子に付ける。
  3. 黒いクリップをバッテリーのマイナス端子に付ける。
  4. エンジン始動。
  5. 黒いクリップ(マイナス端子側)を外す。
  6. 赤いクリップ(プラス端子側)を外す。
  7. エンジンを止めずに、30分~1時間ぐらい走行してバッテリーを充電する。
    ※ある程度エンジン回転数を上げないとしっかりと充電されません。渋滞中の1時間走行では、ほとんど充電されないおそれがあります。

※バッテリーのプラス端子には「赤いカバー」がよく付いています。使用前にめくって外して下さい。

付けるときはプラスから。外すときはマイナスから。

バッテリーの付け外しや、何かを繋ぐときの基本です。
ぜひ覚えておきましょう。

神崎
神崎

私は、連想式の覚え方をしています。

マイナス思考だけはダメ → マイナスだけはダメ → マイナスだけが繋がっている状態はダメ。

使用時の注意事項。

  • 濡れた手で触らない。
  • 貴金属類が当たりそうなときは外しておく。
    (指輪、腕時計など)
  • スタータースイッチ(※)は、3秒以上押し続けない。
  • 連続で使用しない。
    エンジンがかからなかったときは、1分ほど時間を置いてから。
  • 何回か試してもエンジンがかからないときは使用を中止する。
  • 1時間以上走行してもエンジンがかからない(バッテリーに充電されない)場合は、バッテリーの寿命の可能性が高い。

※スタータースイッチ:別名セルスイッチ。エンジンをかけるときに押すスイッチのことです。

一般的な注意点です。
製品によって回数や時間は異なる場合があります。

バイクで使うときに確認しておきたいこと。

ジャンプスターター
  1. 接続コードの長さは足りるか。
  2. クリップを付けるスペースはあるか。

付属の接続コードは短いものが主流です。
繋いだジャンプスターターを安定した場所に置いておくことが出来ない可能性があります。
ジャンプスターターを置く場所があるか、もしくはジャンプスターターを持ったままエンジンをかけられる位置にバッテリーがあるか確認して下さい。

バッテリーが狭い場所にあると、クリップを付けられないおそれがあります。
バッテリーを固定しているベルトなどを外して少し動かせば、付けることが出来るかもしれません。事前に確認しておきましょう。
※車体の金属部品の多くは、マイナス配線の替わりとして使われています。マイナス側の接続は、近くの金属部品を使うことも出来ます。

鈴川
鈴川

あたりまえの話ですが、バッテリーの位置、アクセス方法も事前に確認しておいて下さい。

電圧。ボルト数。

バッテリーのボルト数は車種によって違います。
通常、
・バイク、普通車は12V (ボルト)。
・旧車は6V。
・トラックやバスなど大型車は24V。

「バイクに使える」と書かれている場合は、たいてい12Vです。
古い6Vのバイクに乗っている人は、6Vにも対応しているか確認するようにして下さい。

容量。

mAh (ミリ アンペア パワー)で表されている数字で、スマホのバッテリーなどでおなじみの数値です。
数値が大きいほど容量が多くなります。

容量が少ない製品は 3,000mAh前後ぐらい。容量の多い製品は 10,000mAhを超えます。
※大型車用は40,000mAh以上という製品もあります。

容量が多いと使用回数が増えますが、値段は高くなります。

不安な人は、予算内でなるべく容量が大きいもの。
バッテリー充電器で定期的に充電しているという人は、使いやすさや価格、コンパクトさで選ぶのがおすすめです。
収納スペースに余裕がある人は、「キャパシタ」タイプ (後ほど説明します) がおすすめ。

保護機能。

よく採用されている保護機能。
※製品によって付いている機能は異なります。

・逆接続 保護。
プラスとマイナスを間違えて接続した場合に出力を止める。

・ショート保護。
ショートを感知した際に出力を止める。

・加熱 保護。
一定温度以上になった場合に出力を止める。

・加放電 保護。
本体の電圧が低く、エンジン始動しにくい場合に出力を止める。

・低電圧 保護。
バッテリーの電圧が低すぎるときは出力を止める。

・高電圧 保護。
バッテリーの電圧が高すぎるときは出力を止める。

・サージ電圧保護。
瞬間的に出てしまうことがある高い電圧を抑える。

山田
山田

出先でエンジンがかからずに焦っているときは、おもわぬ失敗をしがちです。
逆接続保護やショート保護は、あると嬉しいですね。

追加機能。

よく採用されている追加機能。
※製品によって異なります。

・モバイル機器の充電。
通常のモバイルバッテリーと同じように、スマホやタブレットなどの充電が可能。

・LEDライト。
夜間の作業に役立ちます。
スマホの明かりなどで作業しようとすると、片手にスマホ、片手にジャンプスターターとなって、コードの接続に困ることがあります。

リチウムイオン電池の種類、安全性。

バッテリーによく使われる「リチウムイオン電池」は、発火などの事故がたまに報告されています。
そこで、安全性の高い電池を使用していることを商品説明に書いているメーカーもあります。

リチウムイオン電池、安全性の高い順。
※一般的な目安です。

  1. リン酸鉄 系。
  2. リチウムポリマー 系。
  3. チタン酸 系。
  4. 三元 系。
  5. NCA 系。
  6. マンガン 系。
  7. ニッケル 系。
  8. コバルト 系。

キャパシタ (コンデンサ) (バッテリーレス) タイプ。

バイクのバッテリーに残っている電力を使ってジャンプスターターを充電し、エンジンをかけることが出来るタイプです。

※充電時間は製品によって違います。商品説明、仕様を確認して下さい。

出先でバッテリー切れを起こしたとき、全ての電力を使い果たして「電圧ゼロ」ということは ほとんどあり得ません。
バイクのバッテリーにある程度の電圧 (製品によって違いますが、6.5Vや5Vが多い) が残っていれば、使用可能です。

特徴。
・高寿命。
・事前の充電不要。
・使用時は充電する為の時間がかかる。
・大型の製品が多い。

・基本 ハイブリッド車には使えない。
・基本 鉛バッテリー(※)にしか使えない。
・少し値段が高い。
(高寿命なのでコスパは良い)

※鉛バッテリー:昔からある一般的なバッテリー。鉛なので重い。
今は軽いリチウムイオンのバッテリーもあります。

日本メーカーでは、大橋産業(BAL)などが販売しています。
大自工業(メルテック)はキャパシタ(コンデンサ)とリチウムイオン電池のハイブリッド型を販売しています。

鈴川
鈴川

大型の製品が多いので、サイズ確認を忘れないように。

有名メーカー。

日本で入手しやすく、評判の良いメーカー。
国別。五十音順。

日本。
・amon (エーモン)。
有名カー用品メーカー。バイク用品も少し販売しています。

・大橋産業 (BAL)
カー用品メーカー。バイクに使える製品も販売しています。

・Kashimura (カシムラ)。
カー用品、家電メーカー。

・酒井重工業。
建設機械、産業機械の製造販売。

・CellSTAR (セルスター工業)。
カー用品、関連エレクトロニクス製品販売。国内一貫生産。

・大自工業 (メルテック)。
カー用品メーカー。バイクに使える製品も販売しています。

・88HOUSE (ハチハチハウス)。
車、バイクパーツ・ツールの製造販売。電動バイクの製造販売。

・HITACHI (日立)。
有名家電メーカー。

アメリカ。
・バッテリーテンダー (Deltran社)。
ハーレーが採用しているバッテリー関連商品メーカー。

イギリス。
・Shell (シェル)。
ガソリンスタンドで有名なシェル。ジャンプスターターも販売しています。

オランダ。
・フィリップス。
電動歯ブラシやシェーバーで有名なメーカー。


ジャンプスターターのランキング、レビューや商品詳細は、こちらからご覧ください。

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