
タンクに傷が付かないようにするやつだよね?

タンクパッドは傷防止。
ニーグリップパッドは傷防止にもなりますが、滑り止め効果のほうが重要ですね。

走行時間が長くなるほど、ニーグリップパッドの有りがたさが分かってきます。
ツーリングによく行く人は、一度は試してみてほしいです。
タンクパッド。

ジャケットのファスナーや裾、ベルトの金具などがタンクに当たって、タンクに傷が付いてしまうのを防ぐ商品です。
取り付け。
タンクパッドの裏に粘着剤が付いていて、タンクに貼り付ける形が主流です。
一部、磁石で取り付ける製品もあります。
磁石タイプは、樹脂やアルミのタンクには付かないので注意してください。
・注意点。
タンクに「汚れ」「ワックス成分」「手の脂」などが残っていると、上手く貼り付かないことがあります。
水で薄めた中性洗剤で貼り付ける場所を綺麗にしてから貼り付けます。
洗車用の洗剤や、シリコンオフ (脱脂用の定番製品) など専用品を使っても構いません。
※パーツクリーナーは塗装面を傷める可能性があります。
剥がし方。
ドライヤーなどで温めると柔らかくなって剥がしやすくなります。
一気に剥がすと粘着剤が残りやすいので、慎重にゆっくりと剥がしていきます。
隙間に (粘着剤の跡に) シリコンオフを吹くと更に剥がれやすくなります。
形状。

曲がりのキツいタンクにも貼れるように、タンクパッドは隙間の多い形が主流となっています。
二分割、三分割と、いくつかに分かれている製品もあります。
分割型は、貼る位置の自由度が高くなりますが、何度も貼る必要があります。
もちろん、シンプルな形のタンクパッドも販売されています。

タンク後方が なだらかな形状であれば、長方形などシンプルなタンクパッドも貼ることが出来ます。
レザータイプ。

合成皮革や本革のタンクパッド。
ハーレーなどアメリカン系のバイクや、オールドルック系 (レトロ、クラシックとも言う) のバイクに似合います。
おすすめ商品。
デイトナ:タンクパッド。
全 3種類。
- 一体型の 1ピース。
- 三分割の 3ピース。Sサイズ。
- 三分割の 3ピース。Lサイズ。
サイズ。
1ピース:横最大100mm。縦145mm。
3ピース Sサイズ:横最大67.5mm。縦およそ127.5mm。
3ピース Lサイズ:横最大101mm。縦およそ126mm。
3種類あるので、どんなバイクでも たいてい貼ることが出来ます。
複雑なタンク形状のバイクに乗っている方は、事前に貼る場所のサイズを確認してください。
タンクパッドのランキングや色々な製品を見たい方は、こちらをご覧ください。
amazon「バイク タンクパッド」検索結果。リンクは全て別タブで開きます。
調べたい商品が決まっている方は、検索ボックスにメーカー名や「透明」「レザー」などのワードを足して検索してください。
ニーグリップパッド。

滑り止めによって、ニーグリップが楽になります。
ニーグリップでタンクが傷つくのも少しだけ抑えることが出来ます。
最初からニーグリップパッドが付いているバイクもあります。

オールドルック系 (レトロ系、クラシック系) のバイクに付いていることが多いです。
長時間走行、山道が楽になる。
アクセルを戻したとき、ブレーキをかけたときに、慣性の力で体が前に持っていかれます。
シートのいちばん前に座っていない限り、ブレーキをかける度に座っている位置が前にズレます。
また、下り坂では重力によって、体が前に持っていかれます。
前にズレそうなときは、ニーグリップの力を強めればいいのですが、長時間になると足 (脚) がかなり疲れます。
ニーグリップパッドは滑り止め効果の高い製品が多く、あまり力を入れなくても体が前にズレるのを抑えてくれます。
検索候補に「ニーグリップパッド ダサい」

ダサいの?
ニーグリップが楽になる製品ですから、ちゃんとニーグリップをしている人、知識のある人はダサいとは思いません。
とは言っても、感じ方には個人差があります。
どうしても見た目が気になる人の為の対処法。
- 滑り止め効果の高い「レザーパンツ」を穿く。
- 滑り止めが付いているライディングパンツを穿く。
- 透明で目立ちにくいニーグリップパッドを必要最低限の大きさにカットする。
レザーパンツ。

バイク用のレザーパンツは、ニーグリップの内腿だけでなく、お尻の乗っているシート上も滑りにくいので、高い滑り止め効果が期待できます。
数は少ないですが、滑り止めが付いたライディングパンツもあります。
滑り止めは、スポーツライディング向きのパンツに付くことが多いです。
ニーグリップの方法はこちらをご覧ください。
透明のニーグリップパッド。

必要サイズにカット↓

貼り付け時の注意点。
タンクに「汚れ」「ワックス成分」「手の脂」などが残っていると、上手く貼り付かないことがあります。
水で薄めた中性洗剤で貼り付ける場所を綺麗にしてから貼り付けます。
洗車用の洗剤や、ソフト99のシリコンオフなど専用品を使っても構いません。
※パーツクリーナーは塗装面を傷める可能性があります。出来れば使わないほうが無難です。
透明の製品は「気泡」が目立ちやすいという特徴があります。
水 1リットルに中性洗剤 1滴ぐらい入れたものを用意して、霧吹きなどで貼る面に吹きかけます。(霧吹きがなければ薄く塗る)
吹きかけた水分と気泡を外側に追い出しながら貼っていくと、何もせずに貼るよりも気泡を残りにくくすることが出来ます。
※通常よりも乾いてしっかり貼り付くまで時間がかかるので注意してください。
剥がすとき。
粘着力が強力な製品は、そのまま剥がそうとすると、塗装面を傷めてしまうおそれがあります。
剥がす前に、ドライヤーなどを使って温めて柔らかくします。
一気に剥がそうとすると粘着剤が残りやすいので、慎重にゆっくりと剥がしていきます。
隙間に (粘着剤に) シリコンオフを吹くと更に剥がれやすくなります。
残った粘着剤もシリコンオフで取ることが出来ます。
ソフト99:シリコンオフ。
肌が弱い人は、ゴム手袋などを着用してください。
おすすめ商品。
サムコス:タンクパッド ニーグリップパッド
低価格で粘着力が弱めで剥がしやすい。
という、試してみるのに うってつけの製品。
サイズ。
約257mm × 105mm
※ニーグリップパッドは、タンクパッドに比べて大型です。
商品のサイズと、貼る場所のサイズをよく確認してください。
色々な商品を比較したい方は、こちらをご覧ください。
amazon「バイク ニーグリップパッド」検索結果。リンクは全て別タブで開きます。
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