秋・冬用と言いますが、
基本的には、冬用のウインターグローブのことです。
普通の手袋じゃダメなの?
あと、スキー・スノボ用とか。
バイク用をおすすめする主な理由は 3つ。
- ハンドルグリップを握りやすい形状になっている。
ハンドルを握っても突っ張らず操作しやすい形状です。
- 手のひら側が滑りにくい作りとなっている。
軽い力でアクセル、クラッチ、ブレーキを操作できます。
- 生地が丈夫でプロテクションが付いているグローブも多い。
万が一、転倒したとき怪我をする可能性が減ります。
昔はバイク用グローブは少し値段が高かったのですが、
今は「コミネ」「ワークマン」など、有名メーカーなのに かなり安い製品もあります。
敢えて他のジャンルのグローブを使う必要性はなくなってきています。
冬用グローブの注意点。
経験者はみんな知っている。
「指先は冷えてくる」
どんなに高価なグローブでも、長時間の走行で指先の冷えを完全に抑えるのは難しいです。
そこで今回は、主な対処方法も紹介します。
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春夏用のグローブは、こちらをご覧ください。
雨天用のレイングローブは、こちらをご覧ください。
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防寒。
いちばん重要なのは、やはり防寒。
外側に風を防ぐ素材を使い、内側に高機能な中綿を使う。
というのが定番の方法です。
多くの製品が「防風」で「防水」というのも秋冬グローブの特徴です。
透湿防水 素材。
雨は防ぎますが、汗の湿気は通り抜けられる素材です。
雨だけを防ぐ素材よりも蒸れにくく、自分の汗が冷えて寒く感じる「汗冷え」も起こりにくくなります。
透湿防水素材は風も強力に防げるので、バイク用グローブによく使われます。
冬用に限っていえば、ほとんどのグローブで採用されています。
透湿防水素材は、主にPU(ポリウレタン)のフィルム、又はコーティングです。
PU(ポリウレタン)は徐々に劣化していき、寿命は数年。長くて5年ほどです。
ゴアテックス。GORE-TEX。
有名な透湿防水素材「ゴアテックス」はテフロン製です。
PU(ポリウレタン)より寿命が長いという特徴があります。
ただし、値段は高くなります。
防水性能。
様々なメーカーが独自の透湿防水素材を開発しており、性能も様々です。
雨天走行が多い人は防水性能(耐水圧)の数値をチェックするようにして下さい。
安心できる具体的な数値は、
一般道:耐水圧10,000mm以上。
高速道路:耐水圧20,000mm以上。
撥水加工。
生地の表面で雨をある程度はじくのが「撥水」です。
防水と違って、完全には雨を防げません。
生地の表面が雨でビショビショだと、透湿防水素材を使っていても湿気が出ていってくれません。
また、湿気は湿度が高いほうから低いほうへ移動するので、生地の表面はなるべく濡れていない状態が理想です。
基本的に、透湿防水素材と表面の撥水加工はセットとなります。
撥水の効果も徐々に薄れていきます。
ドライヤーなどで温めると撥水効果が回復します。
回復しなくなれば寿命です。
(透湿防水専用の)撥水スプレーなど、撥水剤で新たに撥水効果を付けることが出来ます。
撥水剤の値段はそこそこ高いので、長年使っての寿命ならグローブを買い換えることも検討して下さい。
※撥水スプレーは吸い込むと危険です。使用上の注意をよく読んでから使うようにして下さい。
撥水剤には浸け置きタイプもありますが、秋冬グローブは内側に中綿があるので 浸け置きタイプは使えません。
レザー。
天然の「本革」と、人工の「合成皮革」の2種類。
※より本革の質感に似せた合成皮革を「人工皮革」と言うこともあります。
どちらも防風効果の高い素材です。
雨は防げないので、透湿防水素材を併用することが多いです。
本革は手入れをすれば高寿命。
合成皮革の寿命は数年。屋外での使用だと長くて5年前後です。
・冷たくなりやすい。
革自体が冷えやすいので、中綿は必須です。
ネオプレン。クロロプレン。
ウエットスーツに使われることで有名な素材。
ネオプレンは商品名、クロロプレンが素材名です。
特殊なゴムで高寿命。長くて20年以上持つそうです。
私の手持ちグローブも10年以上使えています。
ただし、色褪せなどの劣化は起こります。
雨も風も防ぐことが出来る素材です。
比較的値段が安いという特徴もあります。
通気性は無い。
雨、風を防ぎますが、通気性はありません。
全体がクロロプレンのグローブは蒸れやすいということは知っておいて下さい。
適度な蒸れは温かくも感じるので、短時間走行には向いている素材とも言えます。
少し大きめサイズにして薄い「インナーグローブ」を使うと、蒸れを少し軽減できます。
弾力がある。
(特殊な)ゴムですから伸縮性があって、指は動かしやすいです。
しかし、手のひら側にも使われていると、微妙に動いてしまってアクセル・レバー操作がやりにくくなります。
操作性や快適性も考えた場合、
- 風が当たりやすい手の甲にネオプレン。
- 手のひらに合成皮革。
(滑りにくく操作しやすい素材)
- 全体に透湿防水素材。
手のひら側からの浸水を防ぐ。
という作りの製品がおすすめです。
中綿。
バイク用は、操作性も兼ね備えておかなければならないので、あまり分厚くは出来ません。
アクリルやポリエステルといった従来の中綿よりも薄手で暖かいという高機能素材がよく採用されています。
温かい中綿といえば「ダウン」ですが、濡れると性能が大きく低下します。
値段が高い、洗濯しにくいというデメリットもあって、バイク用にはあまり使われません。
空気は断熱性が非常に高いので、同じ作りであれば分厚いほうが温かくなります。
保温性を重視するならば、なるべく厚手で高機能素材を使用している製品がおすすめとなります。
主な中綿用の高機能素材。
- シンサレート。
- プリマロフト。
- サーモライト。
中綿用素材の簡単な解説。
興味ない人は飛ばして下さい。
・シンサレート。Thinsulate
3M(スリーエム)社が1979年に販売。
直径約25μm(マイクロメートル)のポリエステル繊維に、直径約2μm(マイクロメートル)という細い繊維を大量にからませた素材です。
太い繊維だけより隙間が小さくなります。
空気が流れにくくなって、体温で暖められた空気を保持しやすくなります。
また、繊維の表面積が増えることで体からの放射熱を反射する率が上がります。
比較的値段が安いというのが大きな魅力。
・プリマロフト。Primaloft
ALBANY(アルバニー)社が1983年に開発。
細い繊維を使うというのはシンサレートと同じですが、最強の保温材であるダウンの形状に似せて作られています。
少し値段が高いという傾向があります。
・サーモライト。THERMOLITE
INVISTA(インビスタ)社が1990年に開発。
ストローのように繊維に隙間を開けて、暖かい空気を保持しようという素材です。
シンサレート、プリマロフトと比べると商品数は少ないです。
冷気の侵入対策。
裾(すそ)に絞り込めるドローコードや、マジックテープ付きのフラップなどが付いていれば、冷気の侵入を減らせます。
雨も入りにくくなります。
少しだけですが、転倒したときにグローブが外れにくくなるという効果もあります。
手首の長さ。
- 手首部分が長いロンググローブ。
ロングカフとも言います。カフ(cuff)は「袖(そで)」のことです。
- 手首部分が短いショートグローブ。
ショートカフ。
ロングとショートで手首部分の隙間の埋めかたが変わります。
・ロンググローブはジャケットの袖(そで)の上にグローブを被せます。
グローブの調節フラップやドローコードで隙間をなくします。
・ショートグローブはジャケットの袖(そで)の下にグローブを入れます。
ジャケットの手首部分の調節フラップなどを絞り込んで隙間をなくします。
※ごく稀に逆パターンの製品があります。
ロンググローブの特徴。
・保温性が少し高い。
・ジャケットの袖口の形状に関わらず使用できる。
といったメリットがあります。
デメリットは、
・持ち歩くときに かさ張る。
・若干雨水が入りやすい。
あと、ドローコードは慣れないと片手で調節しにくい場合があります。
ショートグローブの特徴。
・ジャケットの袖口がグローブの上にある為、雨水が腕を伝って入りにくい。
・持ち歩くとき かさ張らない。
というメリットがあります。
一方で、
・保温性が少し低くなる。
・バイク用以外のジャケットだと手首が出てしまうおそれがある。
・袖口を調節できない服には使えない。
といったデメリットがあります。
※バイク用ジャケットは、手を前に出してハンドルを持つ姿勢をとっても手首が出ないように、袖が長めに作られています。
安全性。
人間は転倒しそうになると、少しでも衝撃を和らげようとして無意識に手が出ます。
手を着こうとします。
道路(アスファルト)は柔らかくありません。生地が丈夫じゃないと手を着いたときに破れてしまいます。
また、転倒の衝撃でグローブが外れてしまわないようにする装備も必要です。
生地。
バイク用と一般用の大きな違いのひとつが生地です。
バイク用は破れにくい丈夫な生地を採用しています。
手のひら側には、更に丈夫な革・合成皮革などが付け足されます。
※これは操作性の向上の為でもあります。
滑り止め効果のある革で操作性が向上。
転倒して手を着いたときに、破れにくくもなる。
プロテクション。
手の甲側に、プロテクションを備えたグローブ。
転倒したときの怪我のリスクを減らしてくれます。
更に頑丈な樹脂(プラスチック)のプロテクターを備えたグローブもあります。
スポーツ走行向きのグローブによく採用されます。
樹脂のプロテクターは、転倒してぶつけたときに滑って衝撃を逃がすという役割もあります。
滑ることで腕が曲がらない方向への力が加わっても怪我をしにくくなります。
その為、レース用のグローブなどは、手のひらや側面にも樹脂のプロテクターが付きます。
手のひらや側面のプロテクターは「スライダー」とも呼ばれます。
手首のベルト。
手首に絞り込めるベルトやフラップが付いていると、転倒したときの衝撃で外れてしまうことを防げます。
バイク用は調節ベルトなどが付いていないグローブも、手首部分が細くなっている製品が多いです。
それだけでも少し外れにくくなります。
安全性を重視する人は、手首に調節ベルトがあるかどうかチェックして下さい。
操作性。
防寒性能だけを追求するなら、分厚くするというのが簡単な方法です。
しかし、バイクにはアクセルとレバーの操作があります。
バイク用は、ただ動かしやすいというだけではなく、アクセルとレバーが操作しやすいように考えられています。
手のひらに滑りにくい素材。
手のひら側の素材は滑りにくくて頑丈な革(合成皮革)、もしくは要所を革で補強しているものが多いです。
滑りにくくなって、アクセル操作もレバー操作も軽くなります。
素手や滑り止めの付いていないグローブと比べると、すぐに体感できるぐらい楽になります。
頑丈な素材を使用することで、アクセル操作、レバー操作で擦りきれてしまうのを防ぐ効果もあります。
クッション性のある素材を採用している製品もあり、バイクの振動で手が痺れてくるのを抑えることが出来ます。
形状。
バイク用のグローブは、ハンドルグリップを握ったときの形で裁断されていて、手の甲側が突っ張らないように作られています。
操作がしやすくなりますし、突っ張ったままの違和感を感じ続けるというストレスが減ります。
また、指関節にシャーリング(蛇腹)を施すなど、指が動かしやすいようにも作られています。
特にブレーキレバーの操作性は安全に直結しますから、重要なポイントです。
スマホ対応。
グローブをしたままスマホの操作がしたい人は、スマホ対応かどうか確認して下さい。
対応していれば、ほぼ確実に商品説明に書かれています。
ただ、冬用グローブは分厚い製品が多いので、細かい操作はやりにくくなります。
地図を拡大といった指2本の操作をするなら、親指も対応している製品にしておくと操作しやすくなります。
洗濯。
汚れが酷くなると防水性能が低下していきます。
手のひらは汗をかきやすいので、内部も徐々に汚れていきます。
汚れてきたり、シーズン中に何度も使ったなら、洗濯をしましょう。
透湿防水グローブの洗濯。
- タグの洗濯表示を確認。
参考リンク:消費者庁 新しい洗濯表示。 別タブで開きます。
- 洗剤は透湿防水専用か中性洗剤を使用。
柔軟剤や漂白剤の成分が入っているものは使用できません。
- 洗濯機の使用OKなら弱いモードで洗濯。
- 手荒い可能なら軽く押し洗い。
- しっかりとすすぐ。
洗剤成分が残ると、防水性能が低下する可能性があります。
- 乾燥機の使用OKなら乾燥機で乾かす。
- 乾燥機を使えない場合は、軽く水を押し出した後、タオルを押し当てて水分を取る。
キツく絞ると透湿防水素材が破れたり、糸が切れたりするおそれがあります。
- 風通しの良い場所で陰干し。
乾燥機を使えない場合、乾くのに2日以上かかることもあります。
乾きにくい内側の乾かし方は、少し後で説明します。
- 完全に乾いたらドライヤーを当てる。
乾燥機を使用した場合は不要です。
熱くなりすぎないように注意しながら表生地に温風を当てます。
撥水効果が復活します。
レザーグローブのお手入れ、洗濯。
普段の手入れは水を使いませんが、シーズン中に何度も使用した場合は洗濯をして下さい。
洗濯表示で水洗い不可の場合は、クリーニングに出して下さい。
汚れに応じて、お手入れの方法が変わります。
- 基本は、専用のブラシでブラッシング。又は柔らかいタオルで乾拭き。
- 汚れが目立つ場合は、キツく絞ったタオルで水拭きして乾拭き。
- 汚れが取れない場合は、専用のクリーナーを使う。
柔らかい布にクリーナーを付けて、小さな円を描くように拭いていきます。
その後、乾拭き。
- 保革オイル、クリームを塗り込む。
クリーナーを使った後、又はうるおいが無くなってきたら塗って下さい。
柔らかい布に付けて薄く塗っていきます。
ツヤを出したい場合はブラシや拭きあげ用クロスで仕上げます。
※手のひら側は滑ると危険なので、しっかりと乾拭きして下さい。
- シーズン中に使いまくったのであれば水洗い。
洗い方。
- 洗面器などに水か30度ぐらいの ぬるま湯を入れる。
- レザーソープなど専用の洗剤で優しく押し洗い。
- 洗剤成分が残らないようにしっかりとすすぎ洗い。
- 水を押し出し、タオルを押し当てて水分を取る。
染みにならないように均一にしっかりと水分を取って下さい。
- 手を入れて形を整え、風通しの良い場所で陰干し。
革に洗濯バサミの跡が付かないようにタグなどを利用して固定して下さい。
- 少し乾いた段階で、保革オイルやクリームを塗る。
柔らかい布で薄く塗って、その後に乾拭きして下さい。
拭きあげ専用のクロスがあればベスト。
※手を入れたほうが塗りやすくなります。
- 風通しの良い場所で陰干し。
※クリーナーやオイルを使うときは、まず目立たない場所で試して下さい。
※洗濯バサミを付ける場所がないときは、タオルなどを間に挟むと跡が付きにくくなります。
タオルを何度か折って分厚くするとより効果的です。
・保管方法。
付着した水分やホコリから痛んでいきます。
風通しの良い場所で保管して下さい。
通気性のある不織布などのカバーをかけておくと、ホコリが付きにくく掃除の手間が減ります。
合成皮革のお手入れ。
- 基本は乾拭き。
- 汚れが目立つ場合は、キツく絞ったタオルで水拭き。
- 光沢のある部分を長持ちさせたい場合は、合成皮革にも使える保革クリームを使う。
熱・紫外線・水分・汚れ・ホコリで劣化していきます。
紫外線は防ぎようがありませんが、乾拭き、水拭きで綺麗に保っておくことで、寿命が少し伸びます。
グローブ内側の乾かし方。
グローブ内側はものすごく乾きにくいです。
風通しのよくない場所だと1日経っても乾かない。なんてことは よくあります。
対処法。
- 薄手の軍手などをつけてグローブを装着。軍手に水分を吸収させる。
- 新聞紙を詰める。
昔ながらの定番方法。
新聞紙が湿気を吸ってくれます。
- 扇風機やエアコンの風を内側に当てる。
部屋干しなら吊るす必要はなく、タオルの上に置いて風を当てることも可能。
※ドライヤーやストーブは素材が痛むおそれがあります。使わないで下さい。
内側を乾かしやすい干し方。
逆向きにすれば、下に水分が落ちやすくなります。
横向きにすれば、風が当たりやすくなります。
効果的なのは、
最初は逆向き。乾きにくい奥の(指先の)水分がある程度下に移動したら、横向き。
指先の冷えを緩和する方法。
高性能なグローブでも、だんだんと指先は冷えてきます。
ツーリングで長時間の走行をする場合は、何らかの対策をしておくことをおすすめします。
グリップヒーター。
ハンドルグリップを電気で温めます。
グリップを交換するタイプと、電熱シートをグリップに巻き付けるタイプがあります。
グリップ交換タイプはバイクのバッテリーから給電する製品が多く、交換も配線も少し難しくなります。
詳細は関連記事をご覧ください。
グリップヒーターの詳細は、こちら。
配線方法の基本は、こちらをご覧ください。
電熱グローブ。
電熱線でグローブ自体を温めます。
モバイルバッテリー使用タイプと、バイクのバッテリーから給電するタイプがあります。
モバイルバッテリー使用タイプは お手軽なのですが、使用できる時間が短い製品もあります。
商品説明をよく確認するようにして下さい。
電熱グローブに関しては、こちらをご覧ください。
ハンドルカバー。
見た目で敬遠する人も多いですが、低価格で抜群の温かさを得ることが出来ます。
冷気の侵入を防ぐ為に入口が狭く、分厚い冬用グローブとの相性はよくありません。
ハンドルカバーを使用するなら、少し薄手のグローブのほうが扱いやすくなります。
ハンドルカバーの詳細は、こちらをご覧ください。
インナーグローブ。
グローブの下につける薄手のグローブです。
少し大きめサイズで内部に余裕があるグローブに使うと、効果を発揮しやすくなります。
あまりにもぴったりサイズのグローブに使うと、キツくて指が動かしにくくなってしまいます。
血行が悪くなって手が冷えやすくなるという更なる弊害も起こりますので注意して下さい。
・相性に注意。
汗を熱に変える「吸湿発熱素材」「風を防ぐ素材」など色々なインナーグローブがあります。
生地の厚みも様々です。
風を防ぐレザーや風を防ぐ透湿防水素材を使っているグローブに、風を防ぐインナーグローブを使っても効果的とは言えません。
使用しているグローブとの相性を考えて選ぶようにして下さい。
リストバンド、カイロ。
防寒方法の有名な言葉に「首と付く場所を温める」というものがあります。
首、手首、足首を温めると効果的。ということです。
そこで、お手軽な対処法を 2つ、
- リストバンドを付ける。
- 手首に巻くカイロを使う。
国民生活センターが、手首用カイロをテストしたところ、多くの人に効果があったということを公表しています。
しかし同時に、多くの人が体感できなかったということも報告されています。
参考リンク:国民生活センター。 注目情報→商品テスト→相談解決のためのテスト。
試してみて、あまり効果を感じない人は、別の方法が良さそうです。
私は効果を感じるので、リストバンドを愛用しています。
休憩、ストレッチなど。
対策品が何も無いときの最終手段。
- 時間に余裕を持って出発して連続走行時間を短くする。
- 手を動かす。
休憩して効果的なストレッチをするのがベストですが、信号待ちのときでも、手を動かすと少しマシになることがあります。
指が反り返るぐらい大きく力を入れてグーパーを繰り返してみて下さい。
何もしないよりはマシになことが多いです。
・筆者の指先冷たさ緩和法。
指より手のひらは温かいので、右手で左の指を握る。左手で右の指を握る。
という動作を力を入れて少し大袈裟に繰り返します。
ちょっとマシになります。
・息を吹きかける。
これもやらないよりはマシといった感じです。
フルフェイスヘルメットでは出来ません。
・エンジンを触る?
バイク用のグローブは、手のひら側に革(合成皮革)が使われていることが多いので、エンジンを触っても簡単に溶けたりはしません。
エンジンを触れてしまうんです。
めっちゃ温かいです。
そう、私もやってしまったことがあります。
ただ、危険ですからおすすめはしません。
車種にもよりますが、信号停止でエンジンを触る場合「タンクに胸が付くぐらい伏せてハンドルから手を離す」という咄嗟に動けない体勢になります。
もちろん火傷の危険もあります。
安全に停車しておける場所なら、エンジンを触るよりポケットや上着内に手を入れる等、他の方法を取るべきです。
やはり おすすめはしません。
所長から一言 (まとめ)。
バイク用グローブ(秋冬)の特徴。
- 操作が楽になる。
- 転倒しても破れにくい、外れにくい。
- だいたい防水。
- 長時間、指先の冷えをしのぐことは難しい。
色々な対処法で乗り切ろう。
バイク用グローブのランキング、レビュー、商品詳細は こちらからご覧ください。
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