- 着けたままで、スマホの操作が可能。
- 薄く滑りやすい生地でグローブの着脱が楽。
面ファスナー(マジックテープ)が当たっても毛羽立ちにくい。 - 汚れても洗いやすい。乾きやすい。
- 劇的な保温効果は ない。
- インナーなのに、太陽光を熱に変換する素材?
着けたままで、スマホの操作が可能。
![サーモトロンインナーグローブ](https://bike-item.com/wp-content/uploads/2021/11/rst124.jpg)
グローブの下に着ける「冬用のインナーグローブ」は、大きく分けて 3種類。
画像の左から、
- 風を防ぐ素材。
- 薄さ重視。
- モコモコで暖かさ重視。
風を防ぐ商品は そのしっかりした素材で、モコモコは その厚みでスマホは反応しません。
※手持ちの商品での比較。
サーモトロンインナーグローブは薄いおかげか、スマホの操作が出来ます。
ちょっと停まってスマホを見たいときなどに、上のグローブの片方を取るだけでOK。
かなり楽ですよ。
薄く滑りやすい生地でグローブの着脱が楽。
表面がスベスベしていて、着脱は楽です。
薄さも着脱のしやすさに貢献しています。
![山田](https://bike-item.com/wp-content/uploads/2022/01/yamada1.jpg)
薄いより、分厚いモコモコのほうが暖かいでしょ?
かなり大きいサイズのグローブを使っていれば、その通りです。
インナーは 厚いほうが暖かいです。
厚みが増して空気を溜め込める場所が増えれば増えるほど暖かくなります。
究極は、ハンドルカバーですね。
しかし、適正サイズのグローブを使用していると、
グローブの中綿、インナーグローブ共に圧縮されてしまって
厚みがあっても、あまり生かしきれません。
それどころか、圧迫されて血行が悪くなり、冷えてしまうことも有ります。
厚みのあるインナーグローブは使いどころが難しいと言えますね。
ぴったりジャストサイズだと、さすがに窮屈。
サーモトロンインナーグローブが薄いといっても、
上に着けるグローブが あまりにもピッタリだと窮屈になります。
![神崎](https://bike-item.com/wp-content/uploads/2022/01/kanzaki2.jpg)
指が動かしづらい。
といったことが起こります。
ジャストサイズのグローブを使用しているなら、
グリップヒーターやハンドルカバーなど、別の手段がお勧めです。
スベスベ生地で、面ファスナー(マジックテープ)は 多少つきにくい。
様々なインナーグローブのレビューで、
「面ファスナーに くっついて毛羽立つ」といった声が、見つかります。
サーモトロンインナーグローブは、毛羽立ちにくいほうです。
あくまで「毛羽立ちにくい」です。
休憩時にインナーグローブを付けたままで過ごすことが多い人は、
事前に面ファスナーが使われている場所を把握しておき、注意するに越したことはないですね。
グローブに付いている面ファスナーに関しては、
普段から両手ともグローブを着けてから扱うように心掛ける。
これで触ってしまうことは、ほぼないでしょう。
ジャケットの前合わせなどに面ファスナーが使われていたら、要注意。
うっかり触れてしまいがちです。
汚れても洗いやすい。乾きやすい。
冬でも 手汗などでグローブ内は汚れていきます。
防水のグローブを洗うのは、手間がかかります。
ゴアテックスグローブの洗い方。公式ページ。
そして中が乾きにくい。
洗濯機で洗えるようなグローブでも、
![鈴川](https://bike-item.com/wp-content/uploads/2022/03/suzukawa-02.jpg)
グローブは排気ガス、雨、虫などが直撃しています。
他の洗濯物と一緒には洗いにくいですよね。
インナーグローブなら気軽に洗えますし、
手荒いの場合も、それほど気をつかわず簡単に行えます。
薄いサーモトロンインナーグローブなら乾くのも早い。
軽く絞ったあと、タオルで挟んで湿気を取り干しておけば
わりとすぐに乾きます。
防風素材と薄い素材のインナーグローブは、
きつく絞ると生地や防風素材が痛むおそれがあります。
絞るのは軽く。メインの湿気取りはタオルで。
劇的な保温効果はない。
既に いくつかのレビューを見ている方はお気付きでしょう。
劇的に暖かくはなりません。
春・秋の少し寒い日に、メッシュグローブや革グローブのインナーとして使う。
これだと効果が実感できます。
![神崎](https://bike-item.com/wp-content/uploads/2022/01/kanzaki1.jpg)
確実に無いよりはマシです。
マシなのですが、冬に長時間は厳しい・・・。
- 冬でも長距離を走る。
- しっかりしたウインターグローブを持っていない。
- 操作性を重視する。
こういった方は、
グリップヒーターなど他の手段、もしくは他の手段との併用が良さそうです。
ブカブカのグローブに、超ぶ厚いインナーグローブを使う。
これなら大きな効果が得られますが、現実的ではないですね。
インナーなのに、太陽光を熱に変換する素材?
![神崎](https://bike-item.com/wp-content/uploads/2022/01/kanzaki2.jpg)
中に着けるのに太陽光?
サーモトロンという素材は、太陽光だけでなく、人体から出る熱も蓄えるらしい。
この素材が まったくの無駄というわけではないようです。
所長から、一言 (まとめ)
![所長](https://bike-item.com/wp-content/uploads/2022/01/boss1.jpg)
グローブ内が汚れにくくなる。
着けたままスマホが使える。
![所長](https://bike-item.com/wp-content/uploads/2022/01/boss2.jpg)
暖かさに過度な期待はしないように。