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バイク用 防寒インナー【おすすめポイントと注意点】

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バイク用ジャケットの中に着る冬用のインナーウェアについて。
インナーウェアの種類や枚数を変えることで温度調節をします。

山田
山田

ワークマン(作業服)や一般アパレルでも暖かいウェアはあるよね?

神崎
神崎

バイクに使えるものもあるし、ちょっと注意が必要なウェアもありますね。

今回は一般ウェアについても説明します。

鈴川
鈴川

電熱ウェアは関連記事をご覧ください。

別タブで開きます。

基本情報。

バイク用ジャケットの下に着るインナージャケット。
青色:バイク用ジャケット。黒色:防寒インナー。

知ってる情報は飛ばして下さい。

レイヤリング。(重ね着の方法)

3段階に分けて考えます。

  1. ベースレイヤー。
  2. ミドルレイヤー。
  3. アウターレイヤー。

順番に説明していきます。

1. ベースレイヤー。

肌の上に着るアンダーウェア(肌着)のことです。
※アンダーではなくインナーと表記される場合もあります。

綿の肌着は汗を吸いますが、乾きにくく※汗冷えが起こることがあります。
※汗冷え:水分は熱電導率が高いので汗が残ると冷えやすく、また、乾くときに熱を奪っていきます。

おすすめのベースレイヤーは、
・汗の水分で暖かくなる「吸湿発熱」素材。
・汗を素早く吸収発散する「吸水速乾」素材。

山田
山田

吸水速乾は夏用じゃないの?

神崎
神崎

高速道路でも寒くない格好をすると、街中は かなり暑く感じます。

休憩で建物内に入ったときは、ジャケットを脱いだぐらいでは汗が止まらないことがあります。

吸湿発熱素材だと暑すぎることもあるんです。

アウトドア用品では、冬用の少し厚手の吸水速乾ウェアがあります。
たくさん汗をかく登山では、汗冷えを防ぐ為に冬でも吸水速乾性能を大切にしています。

鈴川
鈴川

汗はかくけど速乾素材だけだと寒く感じてしまうという人は、
厚手の速乾ウェアの上に吸湿発熱ウェアを着るのがおすすめ。

速乾ウェアが汗を素早く吸収し、その汗を吸湿ウェアが吸ってくれるので、肌面に汗が残りにくくなります。
吸湿発熱ウェアの発熱も少しマシに感じます。

2. ミドルレイヤー。

肌着の上に着用する中間着です。
今回説明している防寒インナーはここに当てはまります。

ミドルレイヤーは、断熱効果が高い「空気の層」を作るのが目的です。
着る枚数(厚さ)を変えることで温度調節をします。

空気の層は体温で徐々に暖められていきます。
そして厚さがあるほど断熱効果が高くなり、外の冷気で冷えにくくなります。

3. アウターレイヤー。

いちばん外側(アウター)に着るウェアです。

強い風を受けるバイクでは、防風が重要です。

風が入る隙間、出る隙間があると内部の体温で暖められた空気が冷えてしまいます。
アウターは、襟(えり)・裾(すそ)・袖(そで)・前合わせ(フロントファスナーなど)からの風の侵入を防ぐバイク用ジャケットがおすすめです。

バイク専用品の特徴。

バイク用は、
インナージャケット・ベスト・シャツ・パンツといったラインナップが有り、それぞれに特徴があります。

インナージャケット。


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手を前に出してハンドルを持っても、手首が出たり腕が突っ張ったりしないような形になっています。
前傾姿勢で腰が出ないよう長めになっていたり、アウターと襟が干渉しにくい作りとなっている製品もあります。

バイク用以外のジャケットをインナーとして使用するなら、手首が出てしまうことを想定しておきましょう。
リストバンド、手首まで覆うグローブなどである程度の対策は可能です。

インナーベスト。

前傾姿勢を想定して、後ろが長めで腰が出にくい作り、サイドにストレッチ素材といった製品があります。

ベストに関しては、バイク用以外でも流用が可能です。
丈が短いと前傾姿勢で腰が出てしまうので、そこだけは注意が必要となります。

インナーシャツ。

基本的にインナージャケットより薄手です。
手を前に出してハンドルを持っても、手首が出たり腕が突っ張ったりしないような形になっています。
薄手の為、タイトなアウターと合わせれるようにストレッチ素材を使用している製品が多いです。

ユニクロのフリースシャツなど一般アパレルをインナーにする場合は、手首が出ることを想定しておいて下さい。
インナージャケットと同じく、リストバンドや手首まで覆うグローブなどである程度の対策は可能です。
シャツの上にバイク専用品を重ね着するなら、それほど気にしなくてもOKです。

インナーパンツ。


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膝を曲げた状態で、足首が出たり、突っ張ったりしないように作られています。

シートで股部分が押さえられるので、ただ膝を曲げただけよりも大きくズリ上がります。
その為、バイク用は裾がかなり長めになっています。
前傾姿勢で腰が出ないように後ろ(腰)が長くなっている製品もあります。

ジャージなどバイク用以外のパンツをインナーとして使用するなら、足首が出てしまうということを考えておきましょう。
レッグウォーマーなどで対策は可能です。

レッグウォーマー、筒型と巻き付け型。
筒タイプと巻き付けタイプのレッグウォーマー。

襟(えり)の大きさ。

襟が分厚いと、アウター(いちばん外側に着るウェア)の前合わせが最後まで閉まりません。

対策はやはりネックウォーマー。
バイク用の防風素材がベストですが、普通のネックウォーマーでもある程度の効果はあります。

防寒インナーの種類。

主に 3種類。

  1. 中綿入り。(化学繊維)
  2. 防風。
  3. ダウン。

中綿入り。(化学繊維)

厚手のインナーパンツ。

いちばん種類が多いタイプです。

一部の特別な素材を除いて暖かさはダウンに劣ります。
ダウンより値段が安い製品が多く、雨に強い・洗濯しやすいというメリットがあります。

中綿入りは かさ張りますが、ダウンに匹敵するような高機能素材、ワークマンでお馴染みの裏アルミなど薄くて暖かい製品もあります。

透湿性(汗の湿気を通す)の無い素材。

安い裏アルミは、汗の湿気を逃がせなかったり、逃がす性能が低いものがあります。
アルミに透湿性はないので、銀色部分が多いほど蒸れやすいという傾向があります。

防水のナイロン、PVCレザーなどは透湿性がありません。
しっかり防風が出来ている状態ほど蒸れます。

普段着だと、襟(えり)・袖(そで)・裾(すそ)の隙間から湿気が出ていく可能性がありますが、バイク用ジャケットで隙間をなくしていると湿気が出ていかずにベチャベチャになります。

神崎
神崎

大袈裟じゃなく、ほんとにベチャベチャになります。

前ファスナーを開けて湿気を逃がすことは出来ます。
ただし内部の暖まった空気も出ていきます。
なるべく透湿性があると明記しているインナーを使用しましょう。

防風。

バイク用ウインドブレーカー。
防風インナー。画像は春夏用だが薄くて小さいので持っていきやすい。

バイク用は、防風素材を使っているインナーも沢山あります。
防風で中綿入り、防風ストレッチなど種類も豊富です。

透湿防風(汗の湿気は通すが風は通さない)素材を使っている製品が多く、蒸れにくくなっています。

春・秋用のコットンジャケットなど、防風効果のないジャケットのインナーとして使えます。
冬用だけどデザイン重視で、ファスナー(前合わせ)から冷気が侵入してくるジャケットなどにも効果的です。

ダウン。

薄手のインナーダウン。

暖かさは最高峰。そして軽い。

高品質のダウンは圧縮して小さい収納袋に入れておくことが可能です。
朝晩と昼間の温度差が大きいときに持っていきやすくなります。

デメリットは、
・濡れると乾きにくい。
・洗濯しにくい。
・値段が高い。

今回はインナーの話なので、濡れる可能性は低いです。
値段が高すぎると感じる人は、ユニクロやGUなどの安いダウンベストから試してみて下さい。

ダウンの洗濯。

まず、タグの洗濯表示を見ます。
洗濯機マーク・手荒いマークにバツ印が付いていたら、自宅では洗えません。
クリーニングに出して下さい。

洗濯機が使える場合。

水は30度ぐらいの ぬるま湯がベスト。

  1. ファスナーなどを閉めて折りたたみ、洗濯ネットに入れる。
  2. 浮いたままにならないように、何度か沈めて水を含ませる。
  3. 洗濯表示に従って洗濯。
    基本的に手荒いやドライなど弱いモードで行います。
  4. 脱水は1分以内。
  5. 形を整える。
  6. 風通しの良い場所で陰干し。

手荒いの場合。

水は30度ぐらいの ぬるま湯がベスト。
洗剤はダウン専用の洗剤で。

  1. ファスナーなどを閉めて折りたたむ。
  2. 2~3回軽く押し洗い。
  3. 2~3回軽く押して すすぎ洗い。
  4. バスタオルで挟んで水分を取る。
  5. 形を整える。
  6. バスタオルの上で暫く乾かす。
  7. 風通しの良い場所で陰干し。
  8. 水の重みで形が崩れてきたら、何度か形を整えつつ数日間 陰干し。

有名メーカー。

バイク用 防寒インナーのラインナップが多いメーカーの紹介。

・ラフ & ロード。
ジャケットとパンツがあります。
種類は主に 3種類。
安い中綿入りインナー。
高価だが高機能素材で薄いインナー。
体温を反射するチタンスパッタリング(チタンコーティング)加工のインナー。

裏アルミが流行るよりだいぶ前からチタンのインナーを販売しています。

・コミネ。
防寒インナーは電熱ウェアがメインです。
電熱インナージャケットとインナーパンツがあります。

電熱以外では、
中綿入りのインナージャケットと透湿防水のウインドブレーカーがあります。

・RSタイチ。
見た目にこだわったインナージャケットとジャージのようなインナーパンツがあります。
パーカーやプルオーバー、ジップシャツなど普段着っぽい感じのインナーが揃っています。

電熱ジャケットもあります。

・パワーエイジ。
バイク用インナーダウンの元祖的メーカー。
防寒インナーは、ダウンジャケット、ダウンベスト、透湿防水ジャケットがあります。

・HYOD。ヒョウドウ。
防寒インナーは、
ダウンジャケット、ダウンベスト。
防風ジャケット、防風シャツ、防風パンツ、防風スーツ。
と色々な種類が揃っています。

ウェア類はスポーツ走行向きのタイトなものが多く、インナーも薄手です。

・ヘンリービギンズ。
防寒インナーは、
ボア付きの防風ジャケット、パンツ。
ボアなし防風シャツ、パンツ。

前面が防風素材、後ろはストレッチ素材。バイク用としてよく考えられた作りになっています。

・クシタニ。
防寒インナーは、
ダウンジャケット、ダウンベスト。
防風ジャケット、、防風パーカー、防風ベスト、防風パンツ。
と豊富なラインナップ。

体のラインに合わせたタイトな製品が多いです。


防寒インナーのランキング、レビューや商品詳細はこちらからご覧ください。

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例えば半角のマイナスを付けて「-電熱」と入れると電熱ウェアが検索結果に出にくくなります。

所長から一言。

所長
所長

防寒は「首、手首、足首」を暖めるのが効果的です。

バイク専用のインナーを使うとしても、
ネックウォーマー、レッグウォーマー、リストバンドはおすすめです。