ハンドル周りの基本パーツ。

- スピードメーター
- タコメーター
- メインスイッチ
- マスターシリンダー
- キルスイッチ(エンジンストップスイッチ)
- スタータースイッチ(セルスイッチ)
- アクセル(スロットル)
- ハンドルポスト
- ヘッドライト切替スイッチ
- パッシングライトスイッチ
- ウインカースイッチ
- ホーンスイッチ

※スイッチ類は車種によって違いがあります。説明書で確認してください。
※画像から説明しやすい部位の名前です。
スピードメーター
速度計。
走行中のスピードを表示します。
タコメーター
回転計。
エンジン回転数を表示します。付いていない車種もあります。
メインスイッチ
オンにすると ライトやメーターが点灯し、エンジンを始動する準備が完了します。
「イグニッション」「イグニッションキー」とも呼ばれます。
バイクから降りるとき(エンジンを止めるとき)は、オフにします。
昔ながらのキー(鍵)を差し込んで回すタイプと、近づくとスイッチが入る「スマートキー」タイプがあります。
一般的なメインスイッチ↓

OFFの位置から、キー(鍵)を押し込んで左に回すと、ハンドルロック(※)が かかります。
※ハンドルロック:ハンドルを左いっぱいに切った状態で固定できる機構。
押して移動しにくくなるので、盗難防止に一定の効果が見込めます。
マスターシリンダー
内部に、ブレーキ液(ブレーキフルード)という液体と、注射器のようなピストンがあります。
ブレーキレバーを引くと、ピストンが押されてブレーキ液に圧力をかけます。
ブレーキ液を溜めておく「リザーバータンク」と、
ピストンがあるシリンダー(筒)状のパーツから構成されています。

- ブレーキ液の「リザーバータンク」
- 注射器のような「ピストン」が入っているシリンダー(筒)。
ブレーキレバーを引く動きでピストンが押されます。
注射器のような構造なので、ピストン前のブレーキ液が押されて圧力がかかります。

- ブレーキレバーを引くと、ピストン(ブレーキ液)が押されます。
- ホース(ブレーキホース)内のブレーキ液も押されます。
- パスカルの原理によって、離れた場所のブレーキキャリパー(ブレーキパッド)が強く押されて、
- ブレーキディスクローターを挟み込みます。
挟み込んだときの摩擦力でブレーキが かかります。
※ブレーキキャリパー、ブレーキディスクローターについては、少し上で説明しています。
後輪のマスターシリンダー(リアマスターシリンダー)の例。
リザーバータンクとシリンダーが少し離れていて、ホースで繋がっている場合が多いです。

- リザーバータンク
- シリンダー(内部にピストン)
ブレーキ液を使ったブレーキシステムは、一般的に「油圧ブレーキ」と言います。
軽い力で強力なブレーキをかけられます。
油圧のシステムはクラッチ側にも採用されている場合があり、「油圧クラッチ」「油圧式クラッチ」と呼ばれます。
キルスイッチ(エンジンストップスイッチ)
転倒などの緊急時に手元ですぐにエンジンを止めることが出来るスイッチ。
通常は「赤色」で、右手の親指が届く位置に付いています。

円形の矢印にバツが付いている側を押すと、エンジンが止まります。
通常時は、バツが付いていない側が押された状態になっています。
※キルスイッチを押してエンジンを止めても、メーターのランプなどは消えません。なるべく早めにメインスイッチもオフにしないとバッテリーが減っていきます。
スタータースイッチ(セルスイッチ)
エンジンを始動する為のスイッチ。
メインスイッチ(少し上で説明しています)をオンにした後に押すことでエンジンが始動します。
たいてい、イナズマのようなギザギザのアイコンが書かれています。
キルスイッチ(ひとつ上で説明しています)と一体になっているタイプもあります。

- キルスイッチ。
- スタータースイッチ。
画像 右:キルスイッチと一体になったスタータースイッチ。
イナズマのアイコン側でエンジン始動。
バツ印が付いた側で緊急時のエンジンストップ。
アクセル(スロットル)

手前に回していくとバイクのスピードが上がっていきます。
アクセルを「開ける」と表現します。
開けたアクセルを戻していくと徐々にスピードが落ちていきます。
アクセルを「戻す」又は「閉める」と表現します。
アクセルを戻してスピードが落ちていく現象を「エンジンブレーキ」と言います。
エンジンブレーキの減速力は、通常のブレーキに比べて弱めです。
ハンドルポスト

ハンドルを固定する為のパーツ。
ハンドルバーが左右に別れているタイプ(セパレートハンドル)と、左右が繋がっているタイプ(バーハンドル)で形状が異なります。

画像 上:セパレートハンドル。
ハンドルが繋がっておらず、左右それぞれを固定します。
画像 下:バーハンドル。
1本のバー(棒)で構成されており、左右が繋がっています。
ハンドルポストは、中央で上下を挟み込む形のものが主流です。
ヘッドライト切替スイッチ

ヘッドライトは、
・遠くまで照らせる「ハイビーム」
・少し下向きの「ロービーム」
の 2種類あり、ヘッドライト切換スイッチで切り替えが出来ます。
道路交通法第52条によって、「対向車」や「すぐ前を走る車両」がいるときに、「他の車両等の交通を妨げるおそれがあるとき」は「ロービーム」にするように決められています。

交通量の多い街中では、ほぼ「ロービーム」での走行となりますね。
他の車両が近くにいないときは、「ハイビーム」にします。
※ハイビームは、他の車両や歩行者側からすると、かなり眩しく感じます。
他の車両、歩行者を発見した後は、なるべく早めにロービームに戻してください。
パッシングライトスイッチ
押している間だけ、ヘッドライトを上向きに出来ます。
短時間だけライトを上向きにしたいときに便利なスイッチです。
パッシングライトスイッチを連続でポン、ポン、ポン・・・と2~3回押すことを「パッシング」と言い、追い越しをしたいときの合図として知られています。
また、対向車に道を譲りたいときに 1回押すなど、対向車に向けての合図としても使われます。

合図は、法的な決まりがあるわけではないので、伝わらないこともあります。
ウインカースイッチ

通常、
右に動かすと右ウインカーが点滅。
左に動かすと左ウインカーが点滅。
真っ直ぐ押すとウインカーの消灯。
※まれに使い方が違う車種もあるので、説明書で確認してください。
駐停車のときにウインカーを両方点滅させる「ハザード」スイッチが付いている車種もあります。

ハザードスイッチのアイコンには、二重の三角が使われます。
ホーンスイッチ

押すと、ホーン(クラクション)が鳴ります。
アイコンはラッパ。

ウインカーを出そうとして、クラクションを鳴らしてしまうのは、バイク初心者あるある。
※ウインカースイッチの近くにホーンスイッチが付いている車種が多い為。
その他の基本パーツ

- フロントカウル
- ラジエター
フロントカウル
走行風を抑える風防。
別名「スクリーン」「ウインドシールド」
ヘッドライト周りだけの小型のものは「ビキニカウル」
エンジンまで覆う大型のものは「フルカウル」
ちょうど中間ぐらいの大きさのものは「ハーフカウル」
と呼びます。
ラジエター
エンジンを冷やす為のパーツ。
エンジンをかけた後、エンジンはだんだん熱くなっていきます。
ラジエターは、冷却水(クーラント)でエンジンを冷やす為の主要パーツです。
※走行風でエンジンを冷やすバイクには付いていません。
冷却水でエンジンを冷やすバイクを「水冷」
走行風でエンジンを冷やすバイクを「空冷」
と呼びます。
ごく一部、オイルでエンジンを冷やす「油冷」というバイクもあります。
※似たような形状、機能の「オイルクーラー」というパーツも有り、空冷のバイクに付くこともあります。

画像:オイルクーラー。
ステアリングステム

「ハンドル」「フロントフォーク」「車体(フレーム)」を繋ぐパーツ。
「ステム」と略される場合が多いです。
細かい名称。

- トップブリッジ(アッパーブラケット)
- アンダーブラケット(ロアーブラケット)
- ステムシャフト(ハンドルを左右に動かすときの軸になる筒状の部品)
ステアリングステムは、「三ツ又」や「トリプルツリー」とも呼ばれます。
※「フロントフォーク左右 2本」と「ステムシャフト」の合計 3本を固定する為。
ハンドルの取り付け位置。

画像 上:一般的に、左右が分かれている「セパレートハンドル」は、トップブリッジ(赤で囲った部分)の下にハンドルを固定。
グリップは低めになります。
画像 下:一般的に、左右が繋がっている「バーハンドル」は、トップブリッジ(赤で囲った部分)の上部 2ヵ所でハンドルを固定します。
グリップは高めになります。
バックレスト(シーシーバー)

タンデム(2人乗り)のときに使える、後ろの人用の背もたれ。
ごく一部、運転者用のバックレストが付いている車種もあります。
ハーレーのようなアメリカンタイプのバイクでは、「シーシーバー」と呼びます。
- ロードサービスは何度でも無料。
- 様々な施設で割引などを受けられる「会員優待サービス」
JAFの入会方法やメリットは、こちらの記事をご覧ください。
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