バイク初心者向け 用品ガイド。※アフィリエイトリンク・Google AdSenseによる広告を掲載しています

バイクの種類、ジャンルの一覧と特徴

ルイジ・コラーニ氏デザインのバイク
山田
山田

種類とか分かんないし、取りあえず かっこいいバイクをください!

神崎
神崎

バイクはジャンル毎に、得意なシチュエーションと、苦手なシチュエーションがあります。

見た目だけで選ぶと、後々苦労するかもしれません。

鈴川
鈴川

ジャンル毎の特徴を押さえておけば、バイク選びで役立ちますよ。

スポンサーリンク

バイクの種類 一覧。(基本的な分類)

※ジャンル名、ジャンルの分け方は、メーカーによって微妙に異なることがあります。

  • ネイキッド系
    • ネイキッド
    • ストリートファイター
    • ネオクラシック(オールドルック)
    • ストリートバイク
       
  • アメリカン(クルーザー)
     
  • スポーツ系
    • スーパースポーツ
    • メガスポーツ
    • カフェレーサー
    • レーサーレプリカ
       
  • ツーリング系
    • ツアラー
    • スポーツツアラー
       
  • オフロード系
    • オフロード
    • モタード
    • デュアルパーパス
    • スクランブラー
       
  • スクーター系
    • スクーター
    • ビッグスクーター
       
  • ミニバイク
     
  • ビジネスバイク
     
  • クラシック
     
  • 三輪バイク
    • 三輪バイク
    • トライク
    • サイドカー

続いて、種類ごとの主な特徴を紹介していきます。

バイクのパーツ名が沢山 出てきます。
パーツ名に詳しくない方は、こちらの記事をご覧ください。
目次をクリック・タップで移動できます。

別タブで開きます。最後にも関連記事の一覧があります。

ネイキッド

ネイキッド バイク

エンジンまでかかるような大型のカウル(バイク前面の風防)が無く
見た目、性能共にオーソドックスな車体構成のバイク。

主な特徴。

  • 大型のカウル(バイク前面の風防)が付かない。
  • オーソドックスな形状
  • 扱いやすいエンジン

ネイキッドは、「裸」や「むき出し」という意味。
カウルが無くエンジンなどが剥き出しの為、ネイキッドという名になりました。

オーソドックスな車体と扱いやすいエンジン特性で、街乗りもツーリングもスポーツ走行も、何でもそれなりにこなせます。

ただし、走行風を防ぎにくいので、長時間の高速道路走行は辛くなります。

英語の Naked を略して「NK」と表記されることもあります。

元々は、バイクメーカーのヤマハが高性能なスポーツバイクからカウルを外したものにネイキッドという呼び名を付けたことが始まりです。

現在は、高性能なエンジンを積んだネイキッドは、「ストリートファイター」と呼ばれます。
※ストリートファイターは次で紹介します。

高性能すぎない扱いやすいエンジンのネイキッドが定番化するきっかけは、1989年発売のカワサキ「ゼファー」のヒットによるものです。

ネイキッドのカウル。

ライト周りだけの小さなカウル(ビキニカウル)や、小さなスクリーンが付くバイクも、ネイキッドと呼びます。

ビキニカウル付きネイキッド
ビキニカウル。

タンクを少し隠すぐらいのカウル(ハーフカウル)が付くバイクもネイキッドと言えますが、「ネイキッドにハーフカウルを装着」などと表現されることも多いです。

ハーフカウルのバイク
ハーフカウル。

ネイキッドのヘッドライトの変化。

ネイキッド、異形ヘッドライト

昔は、ネイキッドと言えば、丸いヘッドライトが主流でした。

しかし、2010年ごろから多角形や楕円、円形の組み合わせなどの「異形ヘッドライト」のバイクが多くなり、異形ヘッドライトのネイキッドも増えています。

ストリートファイター

ストリートファイター

高性能エンジンを積んだネイキッド

主な特徴。

  • スポーツ走行向きバイクの高性能なエンジンを搭載
    ※パワーなどは少し抑え気味にしていることが多い。
  • バーハンドル
  • 異形ヘッドライト
  • はね上がった小型のリアシートとテールカウル

電子制御技術の発達により、「ハイパワーの高性能エンジンだが扱いやすい」というストリートファイターもあります。
ネイキッドと同じく、大型のカウルは無いので、長時間の高速道路走行は苦手です。

また、リアシートが小型のバイクが多く、タンデム(二人乗り)走行も やりにくくなります。

元々は、ウイリーなどの「スタント走行」用にスポーツバイクをカスタムしたものが始まり。

  • 派手なアクションを行う為に、スポーツバイクの高性能エンジンが必要。
  • しかし、カウルは邪魔なので外す。
  • ハンドルは、扱いやすいバーハンドルに変更。
  • 直立するようなウイリーをする為に、テールカウルを小型化。

これらの特徴を持つバイクを海外メーカーが通常ラインナップに加え始めて、定番化していきました。

バイクメーカー製ストリートファイターの元祖は、トライアンフの「スピードトリプル」というバイクです。1994年発売。

ネオクラシック(オールドルック)

ネオクラシック

主に1960年代、70年代あたりの古いバイクをモチーフに作られたバイク。

※ただし、古いスポーツバイクやオフロードバイクをモチーフに作られたものは、別のジャンルに分類されることが多いです(後ほど紹介します)

主な特徴。

  • スポークホイール
  • 広めで大きいシート
  • 左右 2本のリアサスペンション

見た目はレトロでも、現代の技術で作られている為、本当に古いバイクに比べて「壊れにくくて高性能」というメリットがあります。

古い車体デザインの為、最新ネイキッドやストリートファイターと比べると、スポーツ走行は苦手と言えます。

ストリートバイク

ストリート系バイク

軽い車体と抑え気味のパワー、少しレトロな外観のネイキッドバイク。

主な特徴。

  • 控えめなパワーの単気筒エンジン
  • 軽い車体
  • 細めの車幅
  • 排気量は400cc以下が主流

古いダート(砂地などの未舗装路)走行用のバイクがモチーフとなっているバイクが多い。という特徴もあります。

文字通りストリート(街中)で扱いやすいバイクです。
一方、高速道路走行やスポーツ走行では、パワー不足を感じる車種が多めです。

2000年に放送されたドラマの影響によって、流行したことがあったジャンルです。
現在も、似たような特徴のバイクをストリートバイクと呼ぶことがあります。

アメリカン(クルーザー)

リアシートなし

ハーレーダビッドソンに代表される、シートが低めで、前輪・ステップが前のほうに有るバイクの総称。

主な特徴。

  • フロントフォークが寝気味(前輪が前に出ている)
  • 長い車体で低いシートロー & ロングと表現されます)
  • ステップが前寄り
  • 幅広のハンドル

V型をした2気筒エンジン(Vツインエンジン)がよく採用されるという特徴もあります。
※アメリカンの代表的メーカーである「ハーレーダビッドソン」が伝統的に採用している為。

ハーレーのVツインエンジン
V型 2気筒エンジン

シートが低いので、小柄な人でも乗りやすく、更にライダーを含めた重心が低くなるので安定感もあります。
また、フロントフォークが寝気味になると、直進安定性が増します。

一方、旋回性能は低くなる為、スポーツ走行にはあまり向いていません。

※フロントフォークは直立気味なほど、バイクを傾けやすくなります。
シートが高いほど(重心が高いほど)軽い力で傾けられます。

アメリカンは、郊外のなだらかな道をゆったりと走るのに最適です。

大型のカウルが付く車種や、メーカーオプションで大型ウインドシールドなどがよくある為、高速道路走行も向いています。

大型カウル付きのアメリカンモデル
大型のカウル付きアメリカン。
別タブで開きます。

スーパースポーツ

スーパースポーツ

サーキットのレース用車両をモチーフに作られたバイク。
英語のSupersportを略して「SS」と表記されることもあります。

主な特徴。

  • エンジンまで覆う大型のカウル
  • セパレートハンドル
  • 高めのシート
  • 高性能エンジン
  • 快適性よりもスポーツ走行重視の高性能なパーツ類。

とうぜんスポーツ走行が得意です。

高めで薄いシート、小さいリアシート、低いハンドルなどにより、ツーリングや街乗りには、あまり向いていません。

別タブで開きます。最後にも関連記事の一覧があります。

メガスポーツ

メガスポーツ

大排気量のスポーツバイクの総称。
主に1100cc以上。

※後ほど紹介する「ツアラー」に分類されることもあります。

大排気量でハイパワーですが、パワーを抑えたモードに切り替えられる車種もあります。
ただ、日本の公道で、性能をフルに発揮することは難しいです。

上記のスーパースポーツと比べて、ツーリング志向よりのバイクが多い。という特徴もあります。

これは、2001年に欧州で「バイクの最高速度 300km/h 規制」が始まったことが原因のひとつです。
性能追求よりも乗りやすさ重視へと変わっていきました。

市販バイクで最高速度300km/hを初めて達成したのは、スズキ「GSX-R1300 ハヤブサ」1999年発売。

カフェレーサー

カフェレーサー

元々は、1960年代に、ロンドンの「エースカフェ」というカフェに集まっていた若者が、公道レース用に行ったカスタム。

1970年代前半ぐらいから、バイクメーカー製のカフェレーサーも登場し始めます。

主な特徴。

  • 一人乗り用シングルシート
  • 細身で長いタンク
  • セパレートハンドル
  • カウルが付く場合もある。

1960年代に多かった流線形のカウルは、「ロケットカウル」と呼ばれます。

ドゥカティ カフェレーサー
ロケットカウルのカフェレーサー

レース用が元なので、一人乗りで前傾姿勢となります。
スポーツ走行には向いていますが、長時間のツーリングや、ノンビリまったりツーリングなどには向いていません。

・ロッカーズとモッズ

1960年代に、革ジャンでカフェレーサースタイルのバイクに乗っていた集団は「ロッカーズ」と呼ばれ、
スーツでスクーターに乗っていた集団は「モッズ」と呼ばれていました。

ロッカーズとモッズは対立しており、大きな抗争も起こりました。

その様子は、有名な映画「さらば青春の光」で描かれています。

レーサーレプリカ

レーサーレプリカ

1980年代〜90年代に、サーキットでのレース車両をモチーフとして発売されたバイク。
乗りやすさよりも、速さを重視したバイクが主流でした。

日本では、大きなブームとなり、四大メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)全てがレーサーレプリカを続々と作っていました。

現在は販売されていない為、中古車でしか手に入りません。
スポーツ走行向きに振り切っているので、趣味性の高いジャンルと言えます。

ツアラー

ツアラー

大きめのカウルが付き、楽なポジションで乗れる ツーリング向きのバイク。

主な特徴。

  • 大型のカウル
  • スーパースポーツよりも、起き気味となる 楽な乗車姿勢
  • 大きめで快適なシート
  • 荷物を固定しやすい リアシート周り
  • サイドケースやリアボックス、リアキャリア(荷台)を付けられるバイクが多い
  • タンデム(二人乗り)しやすいバイクが多い。

ツーリング(Touring)向きのバイクなので、ツアラー(Tourer)と呼ばれます。

文字通り、ツーリングや高速道路走行に向いているバイクです。
大柄な車体が多い為、短時間の街乗りなどには あまり向いていません。

別タブで開きます。最後にも関連記事の一覧があります。

巨大ツアラー

アメリカンタイプ、大型のカウル付き

主な特徴。

  • 大きいカウル
  • 大型のパニアケース(サイドケース)やリアボックスが標準装備なことが多い
  • アップライト(上半身が起き気味)な乗車姿勢
  • 大きく座りやすいシート、リアシート
  • アメリカンのようにステップが前のほうに付くバイクが多い
    (カウル付きの大型アメリカンと似たような外観になる)

巨大ツアラーというジャンルはありませんが、見た目が明確に異なるので、一般的なツアラーとは別と捉えられることがあります。

英語では、「Full-dress tourer」と表現したりします。

見た目や乗車姿勢が似ているカウル付きの大型アメリカン↓

スポーツツアラー。

ツーリング(ツアラー) バイク

ツアラーの中でも前傾姿勢気味となる、スポーツ走行よりの車種。

「メガスポーツ」のバイクも「ツアラー」「スポーツツアラー」に分類されることがあります。

オフロード

オフロードバイク

未舗装路(砂地や砂利道など舗装されていない道)を走りやすいように開発されたバイク。

主な特徴。

  1. 軽くて細身の車体
  2. 高くて細いシート
  3. ハンドル切れ角(ハンドルが曲がる量)が大きい
  4. 衝撃を吸収しやすいスポークホイール
  5. 滑りにくいブロックタイヤ(溝が大きいタイヤ)
  6. 可動範囲の大きいサスペンション
  7. 低速域で扱いやすいエンジン

軽い車体と扱いやすいエンジン特性により、街乗りにも向いています。

ただし、他のジャンルのバイクに比べて、パワーは低めな場合が多いです。
250ccクラスだと、高速道路走行は辛くなります。

シートの位置(シート高)は高めですが、シートが細いので数値よりも足つきは良くなります。
シートが細いぶん、お尻が痛くなりやすく、長時間走行には向いていません。

別タブで開きます。最後にも関連記事の一覧があります。

モタード

モタード

オフロードバイクにオンロードタイヤ(一般的なアスファルト走行用のタイヤ)を付けたバイク。

街乗りや、オンロード(舗装された道路)でのスポーツ走行に向いており、軽いオフロード走行も可能です。

オフロードバイクと同じく、細身のシートなので、長時間走行は辛くなります。

元々は「スーパーモタード」というレース用のバイクでした。
スーパーモタードは、アスファルトの舗装路が8割、未舗装路が 2割のコースで争われるレース。

海外のレースでしたが、日本でも2005年にMFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)公認のレースが開催されるようになって、認知度が上がっていきました。

そしてバイクメーカーもスーパーモタードのレース車両をモチーフとしたバイクを販売するようになり、ジャンルとして確立されました。

デュアルパーパス

アドベンチャー

オフロード(未舗装路)とオンロード(舗装された道路)、両方ともある程度の走行が出来るように作られたバイク。

「マルチパーパス」「アドベンチャー」「アルプスローダー」など、メーカーによって様々な呼び名があります。

・オンロード向きのタイヤ。
・カウル。
・サイドケース。

などの装備が定番で、オンロードよりの車種が多めです。

ツーリング、街乗り、軽いオフロード、何でもそれなりにこなせます。
シートの位置が高く、オフロードバイクよりも幅広なことが多い為、足つきは悪くなります。

スクランブラー

ノートン スクランブラー

1960年代~70年代ぐらいのオフロード用バイク。
又は、それをモチーフに作られたバイク。

バーハンドル、高い位置に付けられたマフラーが特徴。

1960年代には溝の深いブロックタイヤは無かったので、スクランブラーのタイヤはオンロードタイヤとブロックタイヤのものが混在しています。

古いバイクがモデル、又は本当に古いバイクの為、現代のオフロードバイクほどの未舗装路の走破性はありません。

オフロードバイクやモタードよりも、ネイキッドに近い車体構成です。
最新のスクランブラーなら、何でもある程度は こなせるバイクと言えます。

スクーター

スクーター

椅子に座るような姿勢で乗れるバイク。

主な特徴。

  • 足を揃えて座るような乗車姿勢。
  • ガソリンタンクやエンジンは後輪の近く
  • シート下に、ヘルメットや荷物の収納場所(メットインスペース)
  • 車体のほとんどが樹脂(プラスチック)パーツで覆われている。
  • オートマ車が多い
  • 小径タイヤが多い

・オートマで運転が楽。
・広い収納場所(メットインスペース)
・金属部品が少なく錆びが目立ちにくい。

といったメリットから、気楽な足用や、通勤、通学用バイクとしての需要が高めです。

重たいエンジンが後ろにあることで、重心が後ろよりとなります。
また、タイヤが小さくて 深く傾けるとスタンドが地面に当たりやすいなど、スポーツ走行には向いていません。

ビッグスクーター

ビッグスクーター

名前の通り、大きな車体のスクーター。
126cc以上が主流。

アメリカンのように、足を前に伸ばして乗ることも可能な車種が多めです。

スクーターより大きめのタイヤが付くことが多く、スポーツ走行もそれなりに行える車種もあります。

・車体に応じてメットインスペースは広め。
・ウインドシールドが付く車種が多い。
・一般的なスクーターよりはスポーツ走行が可能。

といった特徴から、街乗りや通勤、通学だけでなく、ツーリングにも向いていると言えます。

ただし、ネイキッドやスーパースポーツに比べると、パワーは低め。
250cc以下のビッグスクーターは、高速道路走行がちょっと辛いです。

ミニバイク

ミニバイク

主に125cc以下で、小さい車体のギア付きバイク。

「レジャーバイク」とも呼ばれます。

ネイキッドを小さくしたような形状のものや、スクランブラー風、カウル付きなど様々なタイプがあります。

ホンダ ダックス ミニバイク
スクランブラー風

次で紹介する「ビジネスバイク」の派生バイクも、ミニバイク、レジャーバイクと呼ばれることがあります。

アンダーボーンフレームのバイク
ビジネスバイクの派生バイク。

スポーツ走行、ギアチェンジ操作が好きな人に向いています。

また、車体が小さく軽い為、小柄な人が乗りやすいというメリットがあります。
逆に大柄な人は、長時間走行が辛い車種が多めです。

ビジネスバイク

ビジネスバイク

新聞配達や郵便配達など、業務用として よく使われるバイク。

燃費が良く、頑丈で故障しにくいというメリットがあります。

・シフトペダルの前側を踏むとシフトアップ。
・後ろ側を踏むとシフトダウン。
・クラッチレバーは無く、アクセルを戻すだけでギアチェンジ出来る。

という独特のギアチェンジ機構(自動遠心クラッチ)がよく採用されています。

※ビジネスバイクの代表格の、ホンダ「スーパーカブ」がこの方式の為。

海外では、フレームの形状から「アンダーボーンフレームのバイク」と呼ばれ、スポーティーな外観のバイクもあります。

アンダーボーンフレームのバイク

画像:ビジネスバイクのエンジンとフレームを使って、スポーティーな見た目にしたバイク。
(どのジャンルに分類するか非常に迷うバイク)

業務用のスクーターも「ビジネスバイク」と呼ばれることがあります。

業務用のスクーター

クラシック

クラシックバイク

主に、1960年代〜80年代始めぐらいの古いバイク。

「旧車」「レトロバイク」「ヴィンテージバイク」などとも呼ばれます。

1960年以前のバイクには、「ヴィンテージバイク」という呼び名がよく使われます。

モトグッチ クラシックバイク
ヴィンテージバイク

性能は最新バイクに劣りますし、古いので故障も多くなりがちです。
デザインが好きな人、メンテナンスが好きな人向け。

また、人気のある車種は、かなりのプレミアがつきます。

三輪バイク

ヤマハ 三輪バイク

前 2輪、後ろ 1輪。
又は、
前 1輪、後ろ 2輪のバイク。

次の特徴を持つものは、2輪車扱いとなり、二輪免許が必要です。

  • 3個のタイヤ。
  • タイヤが左右対象の位置。
  • 左右のタイヤの距離(接地面の中心同士の距離)が、460mm未満
  • 曲がるときに車体が傾く

ピザの配達でよく使われる三輪スクーターも、二輪車扱いとなります。

屋根付きスクーター

トライク

ハーレーのトライク

一般的に「トライク」と呼ばれる車両は、タイヤの幅が460mm以上の為、普通自動車扱いとなり、自動車の免許で運転できます。

基本的に、バイクのように傾けられない為、カーブの前では十分な減速が必要です。
傾けて小回りすることが出来ないので、ハンドルを大きく動かす必要があります。

前が 2輪のトライクは、「逆トライク」「リバーストライク」と呼ばれます。

カンナムの逆トライク

サイドカー

サイドカー

サイドカーは二輪車扱いとなり、二輪免許が必要です。

重心が側車(同乗者が乗るところ)のほうに少しズレるので、安易な急発進・急加速・急ブレーキは危険です。
真っ直ぐ進まない可能性があります。
やむを得ず急加速や急ブレーキとなるときは、ハンドル操作で進路調整をします。

側車のあるほうに曲がるときは、側車のほうには傾けられません。
また、下手にスピードを上げると、カーブの外へと向かう遠心力で側車が浮いてしまいます。

側車と逆側に曲がるときは、側車が遠心力で外に向かおうとするので、やはり傾きません。
また、下手にスピードを上げると、バイク側が遠心力で浮き上がるおそれがあります。
※車体構成的に後輪が浮き上がろうとします。

曲がる前には、ゆっくりと、そして十分に減速する必要があります。

参考:サクマエンジニアリング(サイドカー、トライク販売)https://www.sakuma-engineering.co.jp/

所長から一言。(まとめ)

所長
所長

ジャンルはもっと細かく細分化されることもあります。
ただ、今回紹介した基本の種類を知っておけば、更に細かい話でも だいたい理解できるでしょう。

スポンサーリンク

JAF
  • ロードサービスは何度でも無料。
  • 様々な施設で割引などを受けられる「会員優待サービス」

公式サイト:JAF

JAFの入会方法やメリットは、こちらの記事をご覧ください。

別タブで開きます。
バイク保険の一括見積り

満期が近い方、任意保険を探している方、一括見積もりで色々な会社を比較できます。
SBIホールディングス株式会社が運営する、バイク保険一括見積もりの「インズウェブ」
見積もりは無料。

公式サイト:バイク保険一括見積もり

任意保険の基礎知識は、こちらをご覧ください。

別タブで開きます。

今回の関連記事
別タブで開きます。