バイク用パンツではガードされていない事が多い、尾骨と太股にハードプロテクター。
JAF(日本自動車連盟)によると、転倒したときに、いちばん怪我をしやすいのは脚です。
- 1位:脚部。
- 2位:腕部。
- 3位:頚部。
- 1位:頭部。
- 2位:胸部。
- 3位:その他。
バイク用パンツのプロテクターは、
膝のみ。
膝と腰。
この2種類が主流です。
乗車姿勢のまま転倒した場合のことを考えると、
太股の側面にハードプロテクターがあるのは、かなりの安心材料となりますね。
ハード?
一般的にプロテクターは、
- ウレタンなどを使った柔らかい物を、ソフトプロテクター。
- プラスチックなどを使った硬い物を、ハードプロテクター。
と言います。
- 普段は柔らかく、衝撃を受けるとその強さに応じて頑丈になる。
という特殊な素材のプロテクターもあります。
安心と引き換えに、タイトなジーンズなどには使えません。
ハードプロテクターの部分は、押さえ込んでも 1.5cmぐらいの厚みがあります。
更に少し余裕がないと、
プロテクター部分が生地に浮き出たり、乗車姿勢で突っ張ったりします。
サイズは、Sから5XLBまでと幅広い。
S・M・L・XL・2XL・3X・4XL・5XLB。の8サイズ。
5XLB。
「B」って何よ?
Bは「B体」。
A体が標準体型。B体はがっしりした体格用です。
何cm~何cmといった数字での表記はありません。
不安な人は、サイズ交換可能なショップでの購入が良さそうです。
ショップによっては、全てのサイズが揃っていないことがあります。
腰のゴムは、きつめです。
だからといって強く引っ張ると・・・
生地は薄い。丁寧に扱わないと縫い目が破れやすい。
「腰ゴムとの縫い目が破れる」
というレビューが複数見つかります。
薄いメッシュ生地の為、強く引っ張れば破れます。
私も雑に引っ張り上げている時にビリッという嫌な音がして、
慌てて力を抜いたことがあります。
プロテクター部分と違って 生地は薄い。
ということを常に意識して、やさしく穿きましょう。
椅子に座るとき、尾骨プロテクターが当たる。
真っ直ぐ座ると、尾骨プロテクターの下部が少しだけ当たります。
浅く座ったり、背もたれにもたれると かなり干渉してしまいます。
椅子に座る場合は、気になる程度で大きな問題とはなりません。
しかし、
ビッグスクーターやアメリカンタイプのバイクには、あまり向いていないと言えるでしょう。
前チャックなし。
男性でも、トイレでは下に降ろす事となります。
ツーリング先で慌てないように、事前に練習?しておくことをお薦めします。
所長から、一言 (まとめ)
いちばん怪我が多いのは脚部。
バイク用パンツではあまりガードされていない太股をガード。
薄いメッシュ生地。強く引っ張ると破れるよ。
トイレでは男性も降ろす必要あり。