いちばん大きい部分のサイズは、220mm × 118mm ほど。
重さは 2つで 150グラム。
※細かい話ですが商品詳細では、220mm×120mmとなっています。
厚さは、約 7mm。
湾曲している為、平面に置いた時の高さは最大で20mmほどです。
プラスチックを使ったプロテクターの中では、
かなり小さく邪魔になりにくい商品ですね。
分割型なので、ジャケットのファスナーを降ろしたとき「プロテクターが丸見えで残る」といったことはありません。
ジャケットの脱ぎ着も楽。
通気性がよく、プラスチック(ポリプロピレン)のみで作られているので涼しい。
プロテクターは主に、
- プラスチックなど硬い素材の、ハードタイプ。
- ウレタンなど柔らかい素材の、ソフトタイプ。
- 普段は柔らかめで、衝撃を受けると固くなる特殊素材タイプ。
この 3種類があります。
ハードタイプは内側に、簡易型ソフトタイプのような
クッション材が付いていることが多い。
- ウレタンは断熱材として使われるほどで、夏場は暑い。
- 特殊素材の代表格「D3O」は、エラストマーというゴムと樹脂の中間のような素材。
素材の特性なのでしょうか、
通気性の良さそうな製品は厚みがあり、大きな穴の開いた製品は無いようです。 - hit-airのセパレート型胸部パッドは、熱電導率が低くて熱くなりにくいポリプロピレンのみ。
そして大きな穴が開いています。
更に、湾曲していて胸に当たる面積も小さめです。
夏、出来るだけ涼しい胸部プロテクターが欲しい人にピッタリの製品。
冬は?
冬は やはりウレタンを使用しているプロテクターが暖かいです。
しかし、
冬用のジャケットを着ていれば、風を防ぎますし、内部の熱も逃げにくいため、
hit-airのセパレート型胸部パッドでも極端に寒いということはありません。
対応していないジャケットにも面ファスナー(マジックテープ)で取り付け可能。
ジャケット側に面ファスナー(の柔らかいほう)を縫いつけて使う形です。
胸部プロテクターの収納ポケットや、面ファスナーの無いジャケット、
サイズや位置が合わないジャケットにも使えます。
手芸とかやったことないし、
アイロンで張り付けるやつでよくない?
安全に関わる製品ですから、多少めんどうでも縫いつける方法をお薦めします。
私は手芸が得意な知人にやってもらいました。
テストは行っているが、厚みのある製品には見劣りする。
薄いながらも中空構造で衝撃を分散、軽減するそうです。
商品詳細に、試験を行って衝撃が軽減されることが実証されたと書かれています。
試験中の写真もありますね。
しかし、プロテクターの安全性を評価する CE規格は取得していないようです。
老舗バイク用品メーカーのコミネが、CE規格の内容と試験方法を説明してくれています。
試験は、2メートルの高さから2.5キロの重りを落として、どのぐらいの力が伝わるか。
という方法です。
所長から、一言 (まとめ)
薄くて軽くて分割型なのでジャケットの脱ぎ着が楽。
中空構造で衝撃を緩和。試験も行っている。
しかし、CE規格は取得していない。
熱くなりにくいポリプロピレンのみで出来ている。
大きな穴も有り、夏に涼しいプロテクターが欲しい人に最適。