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ヘルメットの選び方【種類別の特徴とおすすめポイント】

カテゴリー ヘルメット ヘルメット関連
山田
山田

色んな種類 (形) があるし、バイクによって似合う・似合わないがありそうだし、どれを選べばいいんだろう?

神崎
神崎

種類ごとの特徴や、バイクのカテゴリーごとに どんなヘルメットが似合うかなどを、私の経験を交えて解説します。

鈴川
鈴川

もちろん、安全性についても解説しますよ。

目次をクリック・タップで移動できます。

バイク用ヘルメットの種類。

主に 6種類。

  • 半キャップ。
  • スリークォーター。
  • ジェット。(オープンフェイス)
  • システム。
  • フルフェイス。
  • オフロード用。

順番に詳しく説明していきます。

半キャップ。

バイク用 半キャップ

帽子のような形状のヘルメット。
半帽、半ヘル、ハーフヘルメットなどとも呼ばれます。

半キャップの主な特徴。

・軽量。
半キャップはフルフェイスやジェット(オープンフェイス) に比べて小型の為、とうぜん軽くなります。
頭部は人体の中でも重たい部位なので、その重さが「肩こり」の原因になったりもします。
肩こりに悩んでいる人にとって、軽さは大きなメリットになります。

・涼しさ。
ベンチレーション (通気孔) の無い製品が多いのですが、覆われている範囲が圧倒的に少ないので、涼しく感じます。
逆に、冬は涼しさが弱点となる為、口元まで覆えるネックウォーマーなど何らかの対策が必要です。

・シンプルなデザイン
半キャップはフルフェイスやオープンフェイスに比べてデザインがシンプルでスタイリッシュなものが多いです。
そのため、短時間の街乗りなどカジュアルなライディングスタイルに合わせやすいと言えます。

・覆われている範囲が狭いことによる利点。
半キャップは顔が露出しているため、視界が広く開放感があります。
また、眼鏡やサングラスをかけやすい、かけたまま被りやすいという利点があります。

※フルフェイスやキツめのジェットは、眼鏡を外さないと被れない。
他の種類のヘルメットは「耳」部分が覆われている為、眼鏡のつるを入れにくい。
半キャップは、あご紐がジャマになる製品でも、あご紐をちょっと緩めればOK。

・保護範囲の狭さ
半キャップは顔の下半分を保護しないため、フルフェイスやオープンフェイスと比較して保護性は低くなります。
特に事故時に顔面への衝撃から保護される範囲が限られています。
転倒時に、深く被るヘルメットよりも外れてしまいやすいという懸念もあります。

顔に「虫」や「強い雨」が当たると、運転に支障が出るおそれがあります。
半キャップはゴーグルやサングラスが似合うヘルメットです。
山道や長い橋など直ぐに止まれない道を走行するときは、なるべくゴーグルなどを装着して、最低限「目」を守ることをおすすめします。

・125cc以下推奨
多くの半キャップ型ヘルメットに「125cc以下限定」と書かれています。
道路交通法で規制されているわけではありませんので、正確には「125cc以下推奨」となります。

神崎
神崎

私も最初は半キャップでした。

冬が辛すぎるので、冬用にジェットヘルメットを買い足しました。

スリークォーター。

バイク用 スリークォーター ヘルメット

保護範囲が耳までのヘルメットです。
スリークォーターズ、セミジェットとも呼ばれます。
メーカーによっては、保護範囲が頬まであるヘルメットをセミジェットと呼ぶこともあります。

特徴は半キャップとほとんど同じですが、
少し涼しさが薄れる。
少し安全性が高まる。
眼鏡がかけにくくなる。といった違いがあります。

目を守れる短めのシールド(顔の前の透明パーツ)が付いているモデルが多いです。

ちなみに、スリークォーターは「4分の3」という意味です。

ジェット。(オープンフェイス)

バイク用 オープンフェイス(ジェット) ヘルメット

主に、シールド(顔の前の透明パーツ)が付いていないものと、シールド付きの2タイプ。

シールドのないタイプはボタンでシールドの付け外しが出来るようになっている製品が主流です。
ボタンは、たいてい互換性があり、違うメーカーのシールドを付けることも出来ます。

ジェットヘルメットの主な特徴。

・半キャップよりも保護範囲が広い
顔は露出していますが、頭部をしっかりと覆う構造を持っています。
頭部を保護しながらも顔の上半分が開放されているため、解放感を感じることができます。

・視界が広い
ジェットヘルメットは顔が覆われていないため、フルフェイスでは見えにくい「真下」「斜め下」が見えやすいという利点があります。

神崎
神崎

私の経験上、斜め下が見えやすいと「後方確認」がしやすくなります。

真下が見えやすいと、ジャケットの前合わせ、胸ポケットなどが見えやすくなります。

・通気性が良い
シールド付きのジェットヘルメットにはベンチレーション(通気孔)が設けられていることが多く、ライディング中の蒸れを軽減します。
シールドが付いていても口元には大きな空間ができるので、フルフェイスよりも通気性が良く、涼しく感じます。

シールドのないタイプは、レトロ風デザインを重視していて、ベンチレーションが付かない製品が主流です。

・軽量で快適
基本的にフルフェイスより軽量であることが多く、長時間のライディングでの重さによる負担が減ります。

・インナーサンバイザー
一部の製品には、内蔵型のサンバイザーが付いています。
基本的に上げ下げ可能で、必要ないときは上げておけます。
アライ、昔のOGKなど ごく一部、外付けのサンバイザーを採用している製品もあります。

有名メーカーは、濃さの違うサンバイザーをオプションで販売しています。
色が薄い、又は濃いと感じたときはチェックしてみてください。

デメリットとしては、
サンバイザーとサンバイザー収納部分が必要となる為、少しだけ大型になり、重くなるという傾向があります。
そしてサンバイザー収納部分にはベンチレーションを付けることが出来ないので、少し通気性が悪くなります。

・安全性
顔が覆われていない為、顔面の保護性は低くなります。
後述するSHARPが参考にした事故データでは「事故でフルフェイスのアゴ付近に傷が付いていた確率」は2番目に高い数値の15.4パーセント。

※1番は即頭部の18.4パーセント。
※フルフェイスのアゴ部分は張り出している為、オープンフェイスや半キャップにこの数値がそのまま当てはまる訳ではありません。

神崎
神崎

私が初めて買ったジェットヘルメットは、シールドなしタイプ。

シールドを買って、ボタンとシールドの隙間を埋めるスポンジみたいなやつも買いました。

※雨が入ってこないようにする為。

シールドを開閉できようになるアダプターも一応買っておいたような気がする。

スポンジの意味がなくなるので使わなかったけど。

利便性や快適性は、やっぱりシールド付きジェットが上ですね。

システム。

バイク用 システム ヘルメット

フルフェイス形状だが、顎(あご)部分が開閉可能。
フリップアップとも呼ばれます。

一部メーカーは、アゴ部分を付け外し出来るモデルを販売しています。

システムヘルメットの主な特徴。

・着脱しやすい
顎(あご)部分を上げることで、フルフェイスよりも着脱が楽に行えます。
また、眼鏡やサングラスを付けたままヘルメットの着脱が行える可能性があります。
※顔の形は個人差があるので出来ない場合もある。

・多機能性
状況に合わせて使い分けることができます。
例えば、暑い時期の停止時や駐車場などでの取り回し(押し歩き)では開ける、通常走行時には閉める。
寒い時期はずっと閉めたまま。など。

鈴川
鈴川

フルフェイスと違ってヘルメットを外さずに飲み物が飲めます。

夏場、定期的に水分補給をするときに非常に役立ちます。

・通気性
多くのシステムヘルメットには、ベンチレーション(通気孔)が備わっており、蒸れや曇りを軽減してライダーの快適性を向上させる役割を果たします。

・サンバイザー
一部の製品には、内蔵型のサンバイザーが付いています。
基本的に上げ下げ可能で、必要ないときは上げておけます。

サンバイザー収納部分が必要となる為、少しだけ大型になり、重くなるという傾向があります。
また、サンバイザー収納部分にベンチレーションを付けることが出来ないので、少し通気性が悪くなります。

・重量
開閉機構が必要となる為、同じようなグレードのフルフェイスと比較すると、若干サイズが大きくなり、重くなります。

・安全性
システムヘルメットはフルフェイスヘルメットと同様に、顔面を保護する構造を持っています。
ただし、アゴ部分が完全に一体型となっているフルフェイスに比べると、アゴ部分の強度は劣ります。
※ごく一部フルフェイス並みの強度を確保している製品もあります。

フルフェイス。

バイク用 フルフェイス ヘルメット

顔と頭部全体を覆う形状のヘルメット。

フルフェイスの主な特徴。

・全面保護
顎や顔面、後頭部を保護するシェルと、シールド(顔の前の透明パーツ)によって、事故時の衝撃や風から守ります。

※フルフェイスは重たい為、首に体重がかかってしまうような特殊な事故の場合は負担が増えてしまいます。
サーキット走行やオフロード走行用に、首まわりを埋めてヘルメットが動かないようにする「ネックブレース」という商品があります。
首周りが膨らむ「エアバッグ」を搭載したジャケットやベストもあります。

・通気性
多くのフルフェイスヘルメットには、ベンチレーション(通気孔)が備わっており、空気の循環を促進し、ライダーの快適性を確保します。
これにより、蒸れや曇りを軽減し、長時間のライディングでも快適に着用することができます。

ただし、半キャップやジェット(オープンフェイス)と比べると蒸れを逃がしにくく、暑く感じます。
逆に、冬は寒さを軽減できます。

・静粛性
フルフェイスヘルメットは顔面全体を覆うため、風切り音やエンジン音を軽減する効果があります。
運転に集中できる、インカムの音が聞こえやすいといったメリットがあります。

・視界。その形状から どうしても下は見えにくくなります。ジャケットの前合わせ(ファスナー)を動かしたり、ポケットを使うのが少しやりにくくなります。

・サンバイザー
一部の製品には、内蔵型のサンバイザーが付いています。
基本的に上げ下げ可能で、使わないときは上げておけます。

デメリットとしては、サンバイザー収納部分が必要となる為、少しだけ大型になり、重くなるという傾向があります。
サンバイザー収納部分にベンチレーションを付けることが出来ないので、少し通気性が悪くなります。

神崎
神崎

アゴが上がった姿勢だと、ベンチレーションが効きにくいモデルがあります。(体験談)

アゴを引いた正しい姿勢で乗りましょう。

オフロード用。

オフロードバイク用 ヘルメット

主にシールド付きと、シールドなしの2タイプ。
シールドなしはゴーグルを装着して使用します。

オフロード用ヘルメットの主な特徴。

・バイザー
木の枝や飛び石などから守るバイザー(ひさし)が付いています。

日射しをある程度 防げるので、通常走行でも役立ちます。
高速走行では、風切り音の原因となるので、付け外しが出来る製品が多いです。

・通気性
頭部にはベンチレーション(通気孔)。
激しいライディングで息が荒くなることを想定して、口の前を広めに作っており、更に大型のベンチレーションで口元の通気性がかなり良くなっています。

・独特な形状
風切り音が発生しやすく、空気抵抗も大きくなりがちな為、長時間の高速走行には向いていません。

グラフィックモデル。

バイク用 ヘルメット グラフィックモデル

単色ではなく、様々な色を使ったヘルメット。

一般的に、フルフェイスとオフロード系は、派手な色使いのモデルが多くなっています。

ジェットやシステムは、ラインが入るだけなどシンプルなデザインが主流です。

安全性について。

公道を走行するうえで必須の規格と、必須ではない規格の 2種類の規格があります。
必須の規格は国ごとに違っていて、日本では「PSCマーク」の付いていないヘルメットを販売することは出来ません。

日本で必須のPSCと、日本でも目にすることが多い有名な規格を紹介していきます。

SHARP

SHARP(Safety Helmet Assessment and Rating Programme)
イギリスの政府機関であるTransport Research Laboratory(TRL)によって2007年に設立されたバイクヘルメットの安全性評価および評価プログラムです。

必須の規格ではありません。というか規格ではなく「評価サイト」です。

SHARPは、バイクヘルメットの安全性を客観的に評価し、消費者に詳細な情報を提供することを目的としています。

SHARPの評価には、ヘルメットが事故時に頭部をどの程度保護できるかを示す詳細なデータやグラフが含まれています。

  • 膨大な事故データ(Cost-327等)を元にした検査方法。
  • 市販品を購入して検査。
  • 結果は公表前にメーカーに伝えられ、反論があれば受け付ける。

という方式の為、信頼性が高く、各国の色々な規格・メーカーに影響を与えました。

鈴川
鈴川

2007年のテストで、アライの側頭部の結果が かなり悪く、ショウエイも良いとは言えない結果が出ました。

神崎
神崎

また、事故でいちばんぶつけやすいのが側頭部である等、当時のヘルメットマニア(私です)に衝撃が走りました。

フランスでも2013年から、SHARPと同じような安全評価プログラムを始めています。名称は「Certimoov」

参考:SHARP
https://sharp.dft.gov.uk/

参考:COST 327
Road Safety – European Commission
https://road-safety.transport.ec.europa.eu › files

参考:Certimoov
https://www.certimoov.com/en

FIM公認、MFJ公認

FIM(国際モーターサイクリズム連盟)公認とは、FIMが定める基準に合格したバイクヘルメットであることを意味します。
FIMは、国際的なモーターサイクル競技の統括団体であり、モトGPやワールドスーパーバイク選手権などの主要なレースイベントを管理しています。

MFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)は、FIMに加盟する日本の機関です。

速度が高いレース用の規格の為、テストは厳しいものとなっています。
あくまでレース用で必須の規格ではありません。

公認を受けることができる規格。

ECE 22.05
ヨーロッパで最も広く使用されているバイクヘルメットの安全規格であり、FIMもこれを基準にしています。
ECE 22.05規格を満たすヘルメットは、FIM公認を受けることができます。

SNELL M2015 / M2020
SNELL Foundationが定めるバイクヘルメットの安全規格です。
SNELL M2015およびM2020を満たすヘルメットは、FIM公認を受けることができます。

JIS T 8133
日本の工業規格であるJIS T 8133も、一部のモデルについてFIM公認を受けています。

参考:FIM
https://www.fim-moto.com/en/

参考:MFJ
https://www.mfj.or.jp/

JIS

日本工業規格(JIS)の JIS T 8133に基づく規格で、ヘルメットの性能試験方法や要件が定められています。

必須の規格ではありません。

素材の検査。
ヘルメットの外殻や内装、フェイスシールドなどの材料に関する要件が規定されています。
これにより、ヘルメットが十分な耐久性や衝撃吸収性を持つことが保証されます。

設計と製造。
ヘルメットの設計や製造に関する要件が規定されています。
例えば、外殻と内装の接合部の強度や、ヘルメットの寸法の範囲などが定められています。

テスト内容によって、
・125cc以下限定のJIS一種。
・排気量無制限のJIS二種。
の2種類に分けられています。

JISは、上記FIMの公認を得られる優れた規格です。

参考:日本産業標準調査会
https://www.jisc.go.jp/
JIS検索から、JIS T 8133で検索。

PSC

PSC(Product Safety Certification)マークの略称で、製品安全性を示すマークの一つです。
このマークは、日本国内で販売される製品に対して、製品の安全性を認証するために付けられます。
ヘルメットに貼られているPSCマークは、そのヘルメットが日本の安全基準に適合していることを示しています。

日本では必須の規格です。
※正確には、PSCマークの無いヘルメットを日本で販売することが出来ない。

法律的には、PSCマークがなくても違反とはならないような記述がされています。
「問題ない」という意見もあります。

ただし、PSCマークのない海外製ヘルメットなどを使って問題が起こっても、「問題ない」と言っていた人は責任をとってくれません。
海外輸入や法律に詳しくない人は、PSCマークの付いたヘルメットにしておくのが無難です。

PSCと次に紹介する「SG」は、一緒に表示されていることが多いです。そのため、商品説明に「SG」としか書かれていないことがよくあります。

日本で正式に販売されているヘルメットならほぼ問題ないとは思いますが、なるべく「PSCマーク」が付いているかどうか確認するようにして下さい。

参考:経済産業省
https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/shouan/act_outline.html

SG

走行安全基準(SG規格)に基づく規格で、SG規格(SG規格基準JIS T 8133:2007)に適合した製品が安全と認められています。

必須の規格ではありません。

SGマークとPSCマークは両方セットで付くことが多くなっています。

昔はJISのほうが厳しい検査をしていましたが、現在はJISを基準にしている為、JISとSGの安全性に差はなくなりました。

参考:SG 一般財団法人 製品安全協会
https://www.sg-mark.org/
→SGマーク製品を探す→乗車用ヘルメット

ECE

(Economic Commission for Europe): ヨーロッパで使用される安全規格です。
ECE規格では、耐衝撃性、視野、衝撃吸収性などが評価されます。

ヨーロッパで必須の規格で、多くの国でECE規格を採用しています。

上記SHARPの結果を受けて、すぐにSHARPに近い検査を行ったことで、かなり優れた規格となっています。
上記FIMの検査もECEを基準に作られています。もちろん、FIM公認を得られる規格です。

SHARPの結果を受け入れて、実際の事故を想定した検査を行っており、FIM除いて世界一優秀な規格と言えるでしょう。

※衝撃吸収検査だけで言えばSHARPがいちばん厳しい検査をしています。

参考:UNECE
https://unece.org/

DOT

(Department of Transportation)
アメリカ合衆国で使用される安全規格で、DOT FMVSS 218として知られています。
この規格では、ヘルメットの耐衝撃性、視野の確保、保護面積などが定められています。

参考:DOT
https://www.transportation.gov/

SNELL

Snell Memorial Foundationによって定められる規格で、主にアメリカ合衆国で使用されます。
Snell規格は、DOTよりも厳格な基準を持ち、高い安全性を求めるライダーに支持されています。

アメリカで必須の規格ではありません。

Snellは、5年毎に規格の見直しがされています。

上記SHARPの結果や、多くの専門家の意見を取り入れたDexter Ford氏の記事(米モーターサイクリスト誌)、元Snell社員の「事故など想定していなかった」という暴露などによって、2005年時点のSNELL M2005は安全ではなさそうなことが判明しました。

その後、Snellは、SHARPやECEの検査方法と似た内容に変化していっており、SNELL M2015とSNELL M2020はFIMの公認を得られる優れた規格となるなど復活を果たしています。

参考:Snell Foundation
https://smf.org/

ヘルメットの安全性まとめ。

  • 日本で販売する場合「PSCマーク」が必須。
  • 法律に詳しくない人はPSCマーク付きにしておくのが無難。
  • PSCマークとSGマークは両方セットの場合が多い。
  • JISはレース用のFIM公認を得られる優れた規格。
  • SGはJISの検査内容を基準にしている為、SGも優れた規格と言える。

ヘルメットの快適性。

主なポイント。

  • 適切なサイズ。
  • 通気性。
  • 重さ。
  • 内装(肌に触れる部分)。
  • 静粛性。

順番に説明していきます。

適切なフィット感。

ヘルメットは頭部にしっかりとフィットする必要がありますが、同時に窮屈ではなく、圧迫感を与えないようなフィット感が求められます。
適切なサイズを選び、ヘルメットが頭部に均一に圧力を分散するように調節しましょう。

・サイズの測り方
眉毛のすぐ上あたりと後頭部のいちばん張り出している部分の頭周を測ります。
ヘルメットの商品説明に、61cm~62cmといったようにサイズが書かれていますので、頭周に応じたサイズを選んでください。

頭の形には個人差があり、微妙に合わないという可能性もあります。
店舗で実際に被ってみるのがベストですが、通販で購入する場合は「返品、交換可能」かどうか確認してください。

通気性の確保。

ライディング中は体温が上昇し、汗をかくことがよくあります。
夏は何もしていなくても汗をかきます。
ベンチレーション(通気孔)は、空気の循環を促進し、蒸れや湿気を軽減する役割があります。
通気性の良いヘルメットを選ぶことで、快適なライディングを実現できます。

クラシック系のヘルメットは、デザイン優先で敢えてベンチレーションを付けていないことがあるので注意してください。

一般的に、インナーサンバイザー付きのヘルメットは通気性が少し悪くなります。
※サンバイザーの収納部分にベンチレーションを付けれない為。

デザイン、サンバイザー、ベンチレーション、全てを高次元でまとめることは難しいです。
使用時間や使用用途をよく考えて選ぶ必要があります。

軽量でバランスの取れた設計。

ヘルメットが軽量であれば、長時間のライディングでも首や肩への負担が軽減されます。
また、ヘルメットが頭部に均一に分散されるようなバランスの取れた設計も快適性を高めます。

日本の有名メーカーだと、アライは丸型(球)に近い製品が多く、重量バランスに優れており、軽く感じます。

神崎
神崎

アライは、持った瞬間に軽さを感じます。

個人の体感ですが、おそらく多くの人が実感できると思います。

長時間走行や高速走行をする場合は、空気抵抗の低さも重要なポイントです。
ショウエイとOGK Kabutoは、空力性能に力を入れており、空気抵抗の影響が少ないヘルメットを開発しています。

内装の質と快適性。

ヘルメットの内装は、肌に触れる部分であり、快適性に大きな影響を与えます。
柔らかくて吸湿性の高い素材を使用し、縫い目や突起物がないような設計にすることで、内装の快適性を向上させることができます。

有名メーカーなら、たいてい速乾素材を使用しています。
肌触りの良さは、アライとショウエイが頭ひとつ抜けていましたが、近年はOGK Kabutoも心地よい肌触りの内装になっています。

神崎
神崎

OGK Kabutoの内装は、モチっとしていてスベスベ。

個人的には いちばん好き。

ノイズの軽減。

高速でのライディングでは風やエンジン音などのノイズが発生します。ヘルメットがノイズを軽減するような設計であれば、快適なライディング環境を提供できます。

ノイズの少なさは見ただけでは分からないので、レビューなどを参考にしてください。

風切り音や すきま風の音は、「シールド調整」で抑えることが出来る可能性があります。
シールド調整が可能なヘルメットは、説明書に 方法が載っています。

デザイン。

バイクヘルメットを選ぶ際に、スタイルとデザインは重要な要素の一つです。
ヘルメットは単なる安全装備ではなく、ライダーの個性やスタイルを表現するアイテムでもあります。スタイルとデザインを考慮する際のポイントを紹介します。

個性の表現。

ヘルメットはライダーの個性や好みを表現する重要なアイテムです。自分の好みやスタイルに合ったデザインやカラーを選ぶことで、ライディングをより楽しいものにすることができます。

有名メーカーのヘルメットなら、オプションでシールドを交換できる場合があります。
特に鏡のようなミラーシールドは、手軽なドレスアップアイテムです。

ステッカーを貼ったり、ペイントを依頼して見た目を変えることも可能です。
敷居は高いですが、自分でペイントを施すことも出来ます。

神崎
神崎

私は、外国アニメの「ロードランナー」のステッカーをよく貼っていました。

BEEP BEEP

バイクや服装とのマッチング。

自分の乗るバイクや服装とヘルメットのデザインをマッチさせることも重要です。
バイクのカラーやスタイルに合わせたヘルメットを選ぶことで、一体感を演出し、スタイリッシュな印象を与えることができます。

車種ごとの 似合うヘルメットは少し下で紹介しています。

機能とデザインのバランス。

スタイルとデザインを重視する場合でも、安全性や機能性を考慮することが重要です。
安全基準に適合し、なるべく快適性を確保できる製品を選ぶことが大切です。

自分の個性を表現しながらも、安全かつ快適なライディングを実現するために、様々な要素をバランスよく考慮しましょう。

デザイン重視に振りきってしまう場合は、ヘルメットインナーの着用や、休憩の回数を多くする等、何らかの対策をとることをおすすめします。

・機能美
ベンチレーション(通気孔)やインナーサンバイザーなど、機能的なパーツが優れたデザイン(機能美)となることがあります。

車種ごとの似合うヘルメット。

一般的な例です。

あくまで一般的な例であって、他のヘルメットがダメなわけではありません。

スクーター。

スクーター

スクーターに似合うヘルメット。

半キャップ。
スリークォーター。
シールド付きジェット(オープンフェイス)。
シールドなしジェット。

海外メーカーに多いスポーティーなスクーターは、フルフェイスも似合います。

ビジネスバイク系。

ビジネスバイク

新聞配達や郵便配達でよく使われるバイク。

ビジネスバイク系に 似合うヘルメット。

半キャップ。
スリークォーター。
シールドなしジェット。
シールド付きジェット。

レトロな雰囲気があるので、ジェットタイプは どちらかと言えばシールドなしジェットが似合います。

ネイキッド系。

ネイキッド バイク

大型のカウル(風防)が付いていないバイクに 似合うヘルメット。

オーソドックスなバイクなら、
シールド付きジェット。
フルフェイス。

ちょいレトロ風バイクなら、
シールドなしジェット
レトロ風のフルフェイス。

スポーツ系バイクなら、グラフィックモデルも似合います。

オールドルック系。

オールドルック(ヴィンテージ) バイク

ヴィンテージバイク、もしくは昔風のバイクに似合うヘルメット。

半キャップ。
スリークォーターズ。
シールドなしジェット。

スポーツ系の場合は、
シンプルなフルフェイス。
レトロ風フルフェイス
。も似合います。

アメリカン。(クルーザー)

アメリカン(クルーザー) バイク

ハーレーに代表される、シート高が低めで、手足をあまり曲げずに ゆったりと乗れるバイク。
排気量50ccから2,000cc以上まで様々な大きさがあります。
大排気量のモデルは、大型のカウル(風防)が付くことが多く、ちょっと雰囲気が変わります。

アメリカンに似合うヘルメット。

半キャップ。
スリークォーターズ。
シールドなしジェット。

ベンチレーションが少なめのレトロな雰囲気のフルフェイスも似合います。

大排気量で大型のカウルが付くモデルの場合、半キャップやスリークォーターは あまり似合いません。

スーパースポーツ。(SS)

スーパースポーツ バイク

大型のカウル(フルカウル)付きでキツめの前傾姿勢となるバイク。
昔は、レーサーレプリカと呼ばれていました。

スーパースポーツに 似合うヘルメット。

フルフェイス。
フルフェイスのグラフィックモデル。

スポーティーなシールド付きジェット
ジェットのグラフィックモデル。

ツアラー系。

ツーリング(ツアラー) バイク

そこそこ大きめのカウル付きでスーパースポーツよりは楽な姿勢で乗れるバイク。
ツーリング(Touring)向きのバイクなので、ツアラー(Tourer)と呼ばれます。

ツアラー系に 似合うヘルメット。

シールド付きジェット。
フルフェイス。

オフロード系。

デュアルパーパス(オフロード) バイク

オフロード(未舗装道路を走れるバイク)。
オフロード専門といったバイクから、オンロード(舗装道路)寄りのバイクまで色々な種類があります。

オフロード系バイクに 似合うヘルメット。

オフロード用ヘルメット。

オンロード寄りのバイクなら、
シールド付きジェット。
フルフェイス。

オールドルックのオフロードバイクなら、シールドなしジェットも似合います。

有名ヘルメット メーカーの一覧。

日本で入手しやすい有名メーカーの一覧。
海外製品はPSCマークが付いていないことがあるので注意。

・日本。
SHOEI(ショウエイ)
ARAI(アライ)
OGK KABUTO(オージーケーカブト)
WINS(ウインズ)
ヤマハ ZENITH(ゼニス)
マルシン工業
リード工業
KOMINE(コミネ)
南海部品
DAYTONA(デイトナ)

・海外。
KYT(ケーワイティー)
NOLAN JAPAN(ノーランジャパン)
HJC(エイチジェイシー)
NZI JAPAN(エヌゼットアイジャパン)
SHARK(シャーク)
LS2 JAPAN(エルエスツージャパン)
BELL(ベル)
AGV JAPAN(エージーブイジャパン)
Scorpion Sports Japan(スコーピオンスポーツジャパン)


バイク用ヘルメットのランキングやレビューは、こちらからご覧ください。
購入する際は、交換や返品可能か確認しておくことをおすすめします。

ヘルメット全体のランキングです。
左側から、フルフェイスやジェットなどのランキングも選択できます。

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