オージーケーカブト
オープンフェイス・システムヘルメット価格表。
価格 | グラフィックモデル | PINLOCKシート | |
---|---|---|---|
RYUKI | 38,000円 (税込41,800円) | 41,000円 (税込45,100円) | 別売り3000円 (税込3,300円) |
EXCEED | 32,000円 (税込35,200円) | 35,000円 (税込38,500円) | 別売り3000円 (税込3,300円) |
EXCEED-2 (2024年 夏 発売) | 33,000円 (税込36,300円) | 36,000円 (税込39,600円) | 別売り3000円 (税込3,300円) |
AVAND-2 | 28,000円 (税込30,800円) | 別売り3000円 (税込3,300円) |
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共通の基本情報など。
基本的なことは知ってる!
という人は飛ばして下さい。
メーカーによって名前の違うパーツ。OGK KABUTOの場合。
- ベンチレーション。
蒸れを防ぐ為に風を取り込む穴。蒸れを排出する穴。
- ブレスガード。
シールド(前面のクリア部分)が息で曇るのを抑える。
- ウィンドシャッター。
あご下から入ってくる風を抑える。
- マイクイロラチェットバックル。
あご紐の付け外しを簡単に行える機構。
※分かりやすいように黄色にしています。
※オープンフェイスは、ウィンドシャッター・ブレスガードはありません。
※「OGKは、他のメーカーより小さめ」というレビューが多く見られます。
サイズが微妙、男性で喉仏が大きいなど気になる人は、
あらかじめバイク用品店で試着。
または、返品可能なショップでの購入をお勧めします。
Amazonの返品・交換の条件。
原則30日以内。
ヘルメットについては「カー・バイク用品」に書いてあります。
ウェイクスタビライザー。
- 走行時の風によるヘルメットのブレを抑える。
OGKの特許パーツ。特許の内容。
- 後頭部の左右、出っ張っている部分。
形が分かりやすいのは海外の特許情報ページ。
ここからモデルごとに紹介していきます。
RYUKI
上げ下げ可能なインナーバイザー(サンバイザー)付き。
あご部分を上げることが出来ます。
ヘルメットの着脱が楽になります。
快適な軽さのカタチ
IRカットシールド採用の軽量システムヘルメット
※IR(赤外線)
価格。カラー。サイズ。
価格:38,000円 (税込41,800円)
グラフィックモデル:41,000円 (税込45,100円)
カラー:シャイニーレッド (赤)
ホワイトメタリック (白)
ブラックメタリック (黒)
フラットブラック (つや消し黒)
ミディアムグレー (灰)
シャイニーレッド (赤)
フラットコヨーテ (つや消し薄い茶色)
グラフィックモデル3種類。
サイズ | S | M | L | XL |
頭周(目安) | 55~56cm | 57~58 | 59~60 | 61~62 |
特徴。
Chin Open System (あご部分を開閉することが出来る)
- チンカバー(あご部分)の下にあるロックレバーで操作。
レバーを前に押しながら、チンカバーを上げる。
いちばん上で固定され止まります。
※途中では止まりません。
閉めるときは、下まで降ろすと自動でロックされます。
- 主なメリット。
1、ヘルメットを脱がなくても飲み物を飲んだり出来る。
2、眼鏡の種類によっては、外さずに脱げる。
外さずに被れる場合もあります。
- 主なデメリット。
1、フルフェイスと比べると、あご部分の強度は低い。
構造上どうしても強度は下がります。
2、フルフェイスより、風の音がうるさい。
チンガードとの間に隙間や段差が出来るので、風切り音が発生しやすくなります。
インナーサンシェード。(出し入れ可能なサンバイザー)
- 脱着可能。
ミラー(光沢のある金属のような見た目)に交換可能。別売。
- 左側面のレバーで操作。
ガコッ ガコッ!といった感じで一気に動く。
ゆっくりスムーズには動きませんが、大きな問題はないです。
- 冬は曇り対策が必要かも?
曇りを抑えるPINLOCKシートは、インナーサンシェードには使えません。
眼鏡、ヘルメットの曇り止めスプレーなどで軽減できます。
- サンシェード無しより全体が大きくなる。
サンシェード収納スペースが必要となる為、どうしても大きくなります。
- 操作レバーがインカムと干渉する可能性がある。
商品画像でレバーの位置をチェックしておきましょう。
レバーは左側面の下のほう。RYUKIやKabutoの文字の前。
インカム取り付け。
- 左右に、インカムやカメラを取り付けるスペースがある。
ケーブルを通すスペースも有り。
- 口元は狭い。
マイクの位置は工夫が必要な製品もあります。
内装。(肌に触れる部分)
- 全て脱着可能。洗いやすい。
- 眼鏡対応のチークパッド。(内装の横の部分)
眼鏡やサングラスをかけやすい形状。
シールド。(前面のクリア部分)
- 少し開ける、全開の 2段階。
ごく僅かに開けておくことは出来ません。
※しっかりとは止まりませんが、途中まで開けておくことも可能です。
- 簡単に外せるシールド交換システムを採用。
全開にしてストッパーを下げながら引き抜くと外れます。
OGKの特許「ボタンを押しながら外す」と似たシステム。
特許内容の詳細ページ
- 帝人株式会社のポリカーボネート樹脂を使用。
紫外線99%・赤外線74%カットし、温度の上昇を抑える。
※ほとんどのシールドは、紫外線カットのみです。
- 曇りを抑えるPINLOCKシートは別売り。
価格:3,000円 (税込3,300円)
- シールドを完全に閉めないと風切り音が発生。
「かなりうるさい」というレビューが複数あります。
※軽く降ろしただけでは、しっかり閉まっていないことが多いです。
ベンチレーション。(蒸れを抑える為に風を取り込み、排出する穴)
- 前面は、3ヶ所。
おでこ左右(やや上のほう)・口元。
全て開閉可能。
- 後ろは2ヶ所。
後頭部左右に排気用ベンチレーション。
後ろは開いたまま。閉じることは出来ません。
- トップエアロベンチレーション構造。
OGKが開発した
「後方まで風が通るルートを追加し、負圧で排気する仕組み」
- 風を感じにくいというレビューが複数ある。
1、サンシェードがある為、頭のベンチレーションは上のほうになる。
2、走行風は、入ってくるルートと後方に流れるルートに分かれる。
このような理由で感じにくいと思われます。
※後ろは閉じれないというヘルメットは昔から沢山あります。
これに対して不満や批判は特に見当たりません。
※負圧で排気するというアイデア自体は、既にあったようです。
PAT.No.3046820
ウェイクスタビライザー。
- 走行時の風によるヘルメットのブレを抑える。
OGKの特許パーツ。
マイクロラチェトバックル。
- あご紐の着脱、調整を簡単に行うための機構。
あご紐の先にあるギザギザが付いた板を差し込み調節する。
- 付けるときは板を差し込むだけ。
外すときは赤いタブを引っ張るだけでOK。
※被るとき手元は見えないので、鏡を見ながら練習しておくといいかも。
他のメーカーと名前が かなり異なるパーツ。
※簡略化したイラストです。実際の形とは異なります。
ブレスガード。
- 息でシールドが曇るのをちょっとだけ抑えるパーツ。
脱着可能。
- 大きめサイズ。
ブレスガードだけで曇りを抑えるのは難しいが、他のモデルよりは効果が大きいです。
曇りをしっかり抑えるには、PINLOCKシートを使うのがお勧め。
ウインドシャッター。
- あご下からの風の侵入を防ぐパーツ。
脱着可能。
- 小さめサイズ。
他のモデルより小さく、効果は低いです。
冬はネックウォーマーなどを使うのが良さそう。
※大きいとチンガードの上げ下げで顔に当たってしまう。
安全性。
- 取得規格は、SG。
JISと安全性に関わる部分は同じ。
詳しくは上記「安全性について」「関連記事」で。
RYUKI 総評。
チン(あご)ガードオープンで
サンシェード付きのヘルメットとしては軽い。
値段もお手頃。
形は好き嫌いがあるかも?
飲み物・タバコ・地図を確認 といった時に、
「いちいちヘルメットを脱ぎたくない!でもオープンフェイスはちょっと・・・」
そんな人にお勧め。
サンシェード無しと比較すると大きい。
フルフェイスより風の音がうるさい。
あご下から風が入りやすい。
高速道路を多用する人にはあまり向いていない。
サイズ、カラーをよく確認して下さい。
ミラーインナーサンシェード。
ブルーとシルバー。
どちらも標準装備のサンシェードより視界は明るめ。
EXCEED
軽量、コンパクトデザインのインナーサンシェード付きオープンフェイス。
2024年 夏 EXCEED-2 発売。
価格。カラー。サイズ。
価格:32,000円 (税込35,200円)
グラフィックモデル:35,000円 (38,500円)
カラー:パールホワイト (白)
ブラックメタリック (黒)
フラットブラック (つや消し黒)
シャイニーレッド (赤)
クールガンメタ (銀)
グラフィックモデル8種類
サイズ | XS | S | M | L | XL |
頭周(目安) | 54~55cm | 55~56 | 57~58 | 59~60 | 61~62 |
特徴。
インナーサンシェード。(出し入れ出来るサンバイザー)
- 着脱可能。
ミラー(光沢のある金属のような見た目)に変更できます。別売。
- 左側面のレバーで操作。
ガコッ ガコッ!といった感じで一気に動く。
ゆっくりスムーズには動きませんが、大きな問題はないです。
- 幅の広いサンシェード。
スクーターなど、顔を上げ気味のバイクでも眩しさを感じにくくなっています。
- 鼻に当たるというレビューが複数ある。
ほとんどが「ちょっと当たるが大きな問題はない」といった感じです。
- サンシェード無しより全体が大きくなる。
サンシェード収納スペースが必要となる為、どうしても大きくなります。
※EXCEEDは収納部分以外はコンパクトで、大きく見えにくいデザインとなっています。
インカム取り付け。
- 左右に、インカムやカメラを取り付けるスペース有り。
内装。(肌に触れる部分)
- 全て脱着可能。洗いやすい。
- 肌触りは、もっちりスベスベ。※個人的体感。
吸水速乾素材COOLMAXを使用。
肌ざわりが良くて乾きやすい。
- 眼鏡対応のチークパッド。(内装の横の部分)
眼鏡やサングラスをかけやすい形状。
- チーク部衝撃吸収ライナー。
チークパッド(横)にも衝撃吸収材があります。
※格安製品には付いてない場合が多い。
シールド。(前面のクリア部分)
- 簡単に外せるシールド交換システムを採用。
シールドを全開にして、ボタンを押しながら引き抜くと外れる。
OGKの特許システム。
- 曇りを抑えるPINLOCKシートは別売り。
価格:3,000円 (税込3,300円)
- 長めで縁つき。
下方向に長く、風や雨が入りにくい。
縁に厚みが有り、安全性が少し向上。
- 閉じると頬がキュッとしまる。
シールドを下まで降ろすと、左右が狭くなります。
ワンサイズアップが良いというレビューも多いです。
サイズが不安な人は、返品・交換可能なショップでの注文がお勧め。
ベンチレーション。(蒸れを抑える為に風を取り込み、排出する穴)
- 前面2ヶ所。
おでこ左右(やや上のほう)。
開閉可能。
- 後ろは、1ヶ所。
後頭部に排気用ベンチレーション。
開閉可能。
- トップエアロベンチレーション構造。
OGKが開発した
「後方まで風が通るルートを追加し、負圧で排気する仕組み」
- 効果は感じにくい。
1、サンシェードがある為、頭のベンチレーションは上のほうになる。
2、走行風は、入ってくるルートと後方に流れるルートに分かれる。
このような理由で感じにくいと思われます。
ウェイクスタビライザー。
- 走行時の風によるヘルメットのブレを抑える。
OGKの特許パーツ。
マイクロラチェットバックル。
- あご紐の着脱、調整を簡単に行うための機構。
あご紐の先にあるギザギザが付いた板を差し込み調節する。
- 付けるときは板を差し込むだけ。
外すときは赤いタブを引っ張るだけ。
※被るとき手元は見えないので、鏡を見ながら練習しておくといいかも。
安全性。
- 取得規格はJIS。
なかなか優秀な規格。
詳しくは上記「安全性について」「関連記事」で。
EXCEED 総評。
サンシェード付きとしては軽い。
良く出来たデザインで、パッと見では大きく見えにくい。
性能重視で重くなるより軽いほうがいい人、
ある程度の品質で、あまり高額ではない製品が欲しい人にお勧め。
サンシェード無しと比べてしまうと収納部分(おでこの辺り)は、やっぱり大きい。
涼しさ・静粛性などは、他社の高額製品に劣る。
サイズ、カラーをよく確認して下さい。
ミラーインナーサンシェード。
ブルーとシルバー。
標準装備より視界は明るめ。
AVAND-2
街乗りからスポーツライディングまでカバーする、
スポーティオープンフェイスモデル。
価格。カラー。サイズ。
価格:28,000円 (税込30,800円)
グラフィックモデル:31,000円 (税込34,100円)
カラー:パールホワイト (白)
ブラックメタリック (黒)
フラットブラック (つや消し黒)
サイズ | S | M | L | XL |
頭周(目安) | 55~56cm | 57~58 | 59~60 | 61~62 |
特徴。
内装。(肌に触れる部分)
- 全て脱着可能。洗いやすい。
- 肌触りは、もっちりスベスベ。※個人的体感。
吸水速乾素材COOLMAXを使用。
肌ざわりが良くて乾きやすい。
- チーク部衝撃吸収ライナー。
チークパッド(横の部分)にも衝撃吸収素材があります。
※格安製品には付いてない場合が多い。
- 頬がきつい。ワンサイズアップが良い。というレビューが複数あり。
サイズが不安な人は、返品・交換可能なショップでの注文がお勧め。
シールド。(前面のクリア部分)
- 簡単に外せるシールド交換システムを採用。
シールドを全開にして、ボタンを押しながら引き抜くと外れる。
OGKの特許システム。
- 曇りを抑えるPINLOCKシートは別売り。
価格:3,000円 (税込3,300円)
- シールドと顔との間隔が狭い。
インカム使用には工夫が必要。
※本体側面に取り付けやすいスリットなども無い。
ベンチレーション。(蒸れを抑える為に風を取り込む穴)
- 前面は、2ヶ所。
おでこ左右。開閉可能。
- 後ろは、2ヶ所。
後頭部左右(やや上)に排気用ベンチレーション。
開閉可能。
- トップエアロベンチレーション構造。
OGKが開発した
「後方まで風が通るルートを追加し、負圧で排気する仕組み」
- 効果を感じにくいというレビューが多い。
排気を重視したのか実感しにくいようです。
効きが悪いというレビューは少ないです。
ウェイクスタビライザー。
- 走行時の風によるヘルメットのブレを抑える。
OGKの特許パーツ。
ワンタッチバックル。
- あご紐の付け外しが楽。
- 付けるときは差し込むだけ。
外すときはボタンを押すだけ。
安全性。
- 取得規格はJIS。
なかなか優秀な規格。
詳しくは上記「安全性について」「関連記事」で。
- ライトに反射するリフレクター。
後部ベンチレーションの下に付いています。
私は全てのヘルメットに反射テープを貼ってます。
何も無いよりは目立ちます。
多少なりとも安全性は高まりますよ。
AVAND-2 総評。
ウェイクスタビライザー・COOLMAX内装・外しやすいシールド
オージーケーの定番装備はだいたいあります。
値段も安め。
涼しさ・静粛性は高額商品に及びません。
インカム付けて長距離ツーリングなどには向いていません。
街乗り、もしくは短距離ツーリングがメイン
という人にお勧め。
サイズ、カラーをよく確認して下さい。
所長から、一言 (まとめ)
・RYUKI:サンシェード付きシステムヘルメットとしては軽い。
サンシェード・チン(あご部分)オープンで利便性は抜群。
サンシェード無しと比べると大きい。
フルフェイスと比較すると、静粛性は低い。あごの安全性は劣る。
・EXCEED:サンシェード付きオープンフェイスとしては軽い。
内装の横にも衝撃吸収材・ふち付きシールドなど安全面も考えられている。
サンシェード無しと比べると収納部分が大きい。
・AVAND-2:基本装備は揃っていて安い。
高性能とまでは言えない為、どちかといえば短距離向き。