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リュック、バックパックの選び方【バイクで使うときの注意点】

カテゴリー バッグ バッグ
山田
山田

短時間なら何でもいいんじゃないの?

神崎
神崎

街乗りでは、ワークマンでもユニクロでも何を使っても大きな問題は出にくいですが、
排気ガス・虫・泥ハネ・チェーンオイルの飛び散り等で汚れる可能性があるということは、考えておいたほうがいいですよ。

鈴川
鈴川

長時間走行・高速道路走行では、疲労や風の影響を軽減できる機能に注目して選ぶのがおすすめです。

選ぶ際のポイントとバイクならではの注意点を解説していきます。

サイズ選び。

小型のリュックとバイク用の中型リュック

注意してほしいのは、夏は楽に背負えても、冬は背負いにくい場合があるということです。

荷物が少ないからといって小さすぎるリュックにすると、プロテクター入りの冬用ジャケットの上からは背負えないかもしれません。
最低でも、冬にバイクに乗るときの服装で背負える大きさが必要です。

また、大きさに少し余裕がないと着ぶくれした状態では背負いにくくなってしまいます。
小型のリュックを購入するなら、アウターの背中の幅や腕まわりの太さを計っておき、それよりも余裕のあるサイズを選ぶようにして下さい。

容量の目安を知っておこう。

荷物が入る量(容量)は、だいたい「リットル」で書かれています。

  • 普段使いで荷物が少なめなら、20リットル以下。
  • 荷物が多めなら30リットル以上。
  • キャンプ道具を入れるなら40リットル以上。

このような説明をよく見掛けます。

山田
山田

でも、リットルで言われてもピンとこないよ。

神崎
神崎

普段よく使っているバッグが容量何リットルか知っていれば、把握しやすくなります。

よく使うバッグの内側、縦・横・奥行きを計ってみて下さい。
正確な数値を出したいわけではないので、おおよそで構いません。

例えば、
縦:30cm。横:50cm。奥行き:10cm。

この場合、
30 × 50 × 10cm で、15,000立方センチメートル。
容量は15リットルとなります。

商品説明には縦・横・高さも書かれていることが多いので、よく使うバッグの大きさを知っておけば、全体のサイズの目安にもなります。

名称とサイズ。大まかな分類。

ドイツ語:rucksack
日本語読み:リュックサック
英語読み:ラックサック

英語:backpack
日本語読み:バックパック

英語:day pack
日本語読み:デイパック

ドイツ語:knappsack
日本語読み:ナップザック

・デイパックは小型のリュック。
・ナップザックは巾着袋タイプ。だいたい小型。
・リュックバックパックは同じ扱いだったりしますが、日本では大型の登山用をバックパックと呼ぶことが多いイメージ。

蒸れ対策。

背面にメッシュと段差で蒸れを軽減

バイクでの使用に限らず、蒸れを抑える機能はあったほうが快適です。

背面や肩にメッシュ素材を使ったり、段差を付けて空気の通り道を作ったりして蒸れを軽減させます。
素材にクッション効果があれば更に快適になります。

隙間や段差が大きいほど通気性がよくなります。
ただ、リュックは「冬に背中が暖かい」というメリットもあるので、暖かさを重視したい人は 通気性が良すぎる製品は避けたほうがいいでしょう。

後付けできるメッシュパネル・メッシュパッドもあるので、
お気に入りのリュックで蒸れが気になる人はチェックしてみて下さい。

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リンクは全て別タブで開きます。

固定ベルト。

リュックの基本装備であるショルダーストラップ(ひも調節)の他にも、色々な役割のベルトがあります。

正しく利用することで、リュックが体に密着して動きにくくなります。
体に当たる面が増えるので、重さが1ヶ所に集中せずに、疲れや肩の痛みを軽減できます。

代表的な 4種類の固定ベルト。

  1. ショルダーストラップ
    の調節ベルト。
     
  2. チェストストラップ
    の前で固定するベルト。
     
  3. ウエストベルト
    まわりを固定するベルト。
     
  4. ロードリフトストラップ
    肩の上にあるベルト。

リュック自体を圧縮するベルト
荷物が少ないときに使用します。
代表的なのは、「サイドコンプレッションベルト

順番に説明していきます。

ショルダーストラップ。

ショルダーストラップ調節方法
ショルダーストラップの調節方法。

肩のベルトの長さを調節します。

・画像左緩(ゆる)める方法。
緩めるときはアジャスター(途中にあるプラスチック部品)を持ち上げてズラしていきます。
反対の手でベルトを下に押すと楽に動かせます。

・画像右締(し)める方法。
締めるときは、斜め後ろに引っ張ります。
真下に引っ張ると動かしにくいので斜め後ろを意識して下さい。
反対の手でアジャスターを持って少し前に出すと、引っ張りやすくなります。

キツくない範囲で、出来るだけ背中とリュックが密着するように、そして左右の長さが同じぐらいになるように調節します。
小型のリュックは、ショルダーストラップしか付いていないことが多いので、しっかり調節して下さい。

メーカーによって呼び名が違うのですが、
調節する部分を「ショルダーストラップ」
肩に当たる部分を「ショルダーハーネス」「ショルダーベルト」
と呼ぶことが多いです。

チェストストラップ。

胸の前にチェストストラップ

チェスト(胸)の前にあるベルトで、ショルダー(肩)ストラップのズレを抑えます。
バイクは曲がるときに体が傾いてショルダーストラップがズレやすいので、山道を走るときなどには ぜひ欲しい装備です。

ズレないようにするのが目的なのでキツく締める必要はありません。
位置は、脇の下と同じぐらいがベスト。
動かせる場合は脇の下ぐらいに調節して下さい。

後付けできる汎用品のチェストストラップもあります。
値段は数百円から2,000円ぐらい。
100円ショップの旅行用品コーナーでもたまに売っています。

ウエストベルト。

ウエスト(腰)にあるベルトです。
別名「ヒップベルト」

リュックが動くのを抑える効果と、固定場所を増やして重さを分散させる効果があります。
大型のリュックには、だいたい備わっています。

ショルダーベルトよりも、ウエストベルトに多くの重さが かかるようにして下さい。
ウエストベルトに重さの7割から8割が基本です。
よって、ベルトは しっかりとキツめに締めます。

付ける位置は骨盤の上のほう。
腰のくびれに付けると、お腹が苦しくなってしまうので注意して下さい。

前傾姿勢のバイクでは、苦しくない範囲でキツめに調節して下さい。

小型・中型リュックのウエストベルト。

あまり大きくないリュックのウエストベルト

バイク用のリュックで多く採用されています。
バイクは曲がるときに体が傾いてリュックが動きやすいからだと思われます。

小型・中型のリュックでは「ズレ防止」の意味合いが強くなります。
ベルトの位置も お腹あたりにくるので、キツく締めすぎないようにして下さい。

後付けできるウエストベルトもあります。
値段はだいたい2,000円から5,000円ほどです。

ロードリフトストラップ。

肩の上にロードリフトストラップ

肩の上にあるベルトです。
締めることでリュックの上部と背中の隙間を埋めます。

別名「ロードリフター」「スタビライザー」

リュックが安定して動きにくくなります。
特に、風の影響が大きい高速道路を走るときに役立つ装備です。
体に接する面が増え、圧力も増すことで重さを分散する効果もあります。

締め過ぎると肩が痛くなるので注意。
ショルダーベルトの肩の上部分が引っ張られて曲がり出すと引っ張り過ぎです。

リュックが動くことよりも蒸れが気になるときは、敢えて緩めにして隙間を開けるという使い方も可能です。

サイドコンプレッションストラップ。

リュックの横に調節用のベルトが付いていると、荷物が少ないときに絞り込んで圧縮することが出来ます。

中の荷物が動くのと、風でバタつくのを抑えられます。

あまりにもリュックが重たい場合、ショルダーストラップを緩めてシートに乗せてしまったほうが楽なこともあります。

ただし、曲がるときに動いてしまいやすいので緩めすぎると肩からベルトが外れて危険です。
少し緩めてシートに着く場合の対処方法です。

一般道で荷物が重くて疲れたときは試してみて下さい。
※高速道路は風の影響が大きく、すぐには止まれないので いきなり試すのは危険です。

余ったベルトをまとめる。

ベルトの調節をすると、余った部分が風でバタつくことがあります。
不快なだけでなく、気が散って安全運転に支障が出るかもしれません。

「テープバンド」「テープクリップ」「ベルトクリップ」
といった名前で余ったベルトをまとめる専用品が販売されています。
値段は数百円から千円ほどです。

100円ショップのコード類を纏めるベルトなどで代用することも可能ですし、見た目を気にしなければ「結んでしまう」
という方法もあります。

ただし、高速道路を走る場合は、外れにくい専用品がおすすめです。

荷物の詰め方。

バイクで使うときは、普通の考え方とは少し違ってきます。
服装や車種、使用時間などで、主に 4パターンの詰め方が考えられます。

  1. 歩くときに楽な詰め方。
  2. バイクに乗っているときに楽な詰め方。
  3. 使い勝手がいい詰め方。
  4. 安全性を重視した詰め方。

順番に説明していきます。

1. 歩くときに楽な詰め方。

基本的な荷物も詰め方。
リュックを横から見た図です。
  1. いちばん下に、そこそこ軽い荷物。
  2. 背中の近くに重い荷物。
  3. 背中から離れるに従って軽くしていく。
  4. 背中から遠い場所には、すごく軽い荷物。

これが通常の基本型です。
底に軽いもの、背中に重いものというのが重要ポイントです。

体(背中)に近い位置に重いものがあるほうが楽。というのは、なんとなくイメージが出来ると思います。
重い荷物は体から離して持つより、体に密着させて持つほうが楽に持てます。

下に軽いものというのは、背負ったときの重心バランスで考えると分かりやすいです。
背中に近いところに重い荷物がある場合、上半身を少し前にするだけでバランスが取れます。
下のほうに重い荷物があると、上半身を前に傾けても荷物の重心は後ろに残ったままとなります。

バランスが取りにくいと無駄な力が必要となり、疲れやすくなってしまいます。
なるべくこの基本型に近づけることで、疲れにくく出来ます。

2. バイクに乗っているときに楽な詰め方。

上半身が直立気味のバイクでは、上に書いた「歩くときに楽な詰め方」と同じ詰め方で問題ありません。

強い前傾姿勢となるバイクは、重たいものが上のほうにあると首や肩が疲れてきます。
重いものが背中に近い場所というのは同じですが、あまり上のほうにまで来ないようにして下さい。

シートやシートバッグにリュックの底が着くときは、下に重い荷物を入れたほうが楽な場合があります。
底がベッタリと完全に着くときは、下に重い荷物があると安定します。
肩にも重さが残るような着き方なら、背中に近い位置に重い荷物があるほうが安定します。

鈴川
鈴川

・バイクに乗っているときに楽なほうがいいのか。
・降りてから楽なほうがいいのか。

荷物を入れる前に決めて下さい。

3. 使い勝手がいい詰め方。

・よく使うものを取り出しやすい位置に。
・あまり使わないものを奥のほうに。

という詰め方です。

荷物が軽い場合は、使いやすさを優先しても構いませんが、荷物が重い場合は考えて詰めていく必要があります。
上記「歩くときに楽な詰め方」の基本型を残しつつ、出来るだけ使いやすいようにアレンジして詰めて下さい。

バイク用のリュックには、上部からも底からも荷物の出し入れが可能という製品があります。
リュックに備わっている機能を活用して使いやすくすることも出来ます。

4. 安全性を重視した詰め方。

背中に近い場所に「U字ロック」など すごく硬いものがあると、転倒して背中をぶつけた際に衝撃がより大きくなってしまいます。

背中プロテクターがあるとしても、背中に近い場所に すごく硬い荷物は入れないほうが無難です。

安全性を重視したいなら、
背中に近い場所には柔らかいものを入れて、硬いものはなるべく背中から遠ざけるようにして下さい。

ただ、硬いものは重いことが多いので、背中から遠ざけるとバランスが悪くなることがあります。
バランスが悪すぎて疲れるときは、背中プロテクターを出来るだけ頑丈なものにしてバランスを取って下さい。

重いリュックの背負い方。

基本的な流れ。
ベルト類の詳細は、少し上の「固定ベルト」で説明しているので参考にして下さい。

  1. ベルト類を緩めておく。
  2. 持ち上げて膝の上に置く。
  3. バイクのシートに乗せれそうなら乗せる。
  4. ショルダーストラップに腕を通す。
  5. ウエストベルトを締める。
  6. チェストストラップを付ける。
  7. ショルダーストラップを締める。
  8. ロードリフトストラップを締める。
  9. 微調整。

1. ベルト類を緩めておく。
ベルトの調節は背負ってからです。
プロテクター入りのジャケットは、かなり緩めないと腕を通しにくい場合があります。

※サイドコンプレッションストラップ(リュックの横にあるベルト)など、リュック自体を絞り込むベルトは先に締めておきます。

2. 持ち上げて膝の上に置く。
腰を痛めないように、腰はなるべく曲げずに足を曲げて、足の力で持ち上げます。
膝より高く持ち上がったら、膝をリュックの下に入れて膝の上に置きます。

ショルダーストラップ(肩ひも)両方を持って持ち上げて下さい。
片方だけ持つと縫い目が破れてしまうおそれがあります。

3. バイクのシートに乗せれそうなら乗せる。
登山の場合は膝の上から担ぎますが、バイクのシートに乗せることが出来れば楽になります。

4. ショルダーストラップ(肩ひも)に腕を通す。
膝の上から通すときは、屈んで体を捻って片腕ずつ肩まで通します。

5. ウエストベルトを締める。
腰まわりのベルトを骨盤の上のほうあたりを目安にキツめに締めます。

6. チェストストラップを付ける。
胸の前にあるベルトです。
ショルダーストラップのズレ防止なので、キツく締めなくても大丈夫です。

7. ショルダーストラップを締める。
ベルトは真下よりも斜め後ろに引いたほうが動かしやすくなります。
緩めるときはアジャスター(途中にあるプラスチック部品)を持ち上げてズラしていきます。

8. ロードリフトストラップを締める。
両肩の上にあるベルトです。
忘れがちですが、なるべく隙間をなくしてリュックが動かないように出来る大事なベルトです。

9. 微調整。
ウエストベルトに、7~8割の重さがかかるように調節するのが基本です。

バイクの場合、強い前傾姿勢になる場合やシートにリュックの底が着く場合もあるので、シートに跨がった状態で楽になるように調整して下さい。

神崎
神崎

ベルト類は徐々にズレてくることがあります。

違和感を感じたら、早めに止まって調節して下さい。

雨対策。

屋根のないバイクでは、雨対策は必須と言えます。

対策は主に 3つ。
1. 防水の製品を使う。
2. レインカバー(ザックカバー)を使う。
3. リュックの上から着れるレインウェアを使う。

防水。


HenlyBegins ヘンリービギンズ 防水バックパック DH-739

多くの製品が、メインの荷室が防水で、外側に付いているポケットなどは非防水となっています。
激しい雨は防げない「簡易防水」という製品もあります。
だいたい商品説明に書かれているので、購入前に確認して下さい。

雨を気にしなくていい、急に降られても慌てなくてもいい。
というのは大きなメリットですが、デメリットもあります。

防水リュックのデメリット。

一般的なデメリットです。
全ての製品に当てはまるものではありません。

  1. 荷物の出し入れがしにくい。
  2. 通気性が無く、内部や背中が蒸れやすい。
  3. 生地が硬く厚手で背負い心地が良くない。
  4. 縫い目から浸水しやすいので、外部ポケットやサイドの調節ベルト等を付けにくい。

雨が入りにくいようにすればするほど、出し入れがやりにくくなります。
また縫い目を減らす為にベルトなどを溶着(接着)すると、縫いつけるよりも耐久性が低くなります。

ザックカバー。(リュックカバー)

ザックカバーを被せた状態と裏側
左:リュックに被せた状態。
右:裏側。中央に収納袋。その下に固定ベルト。一番下に水抜き穴。

リュック用のレインカバーです。

基本的にショルダーベルト(肩ひも)は濡れます。
背中部分も開いているので、長時間になると徐々に濡れていきます。
水抜き穴があれば、底に雨が溜まっていくのを抑えられます。

主に、被せるだけの製品とベルトで固定できる製品の 2タイプがあります。
風を強く受けるバイクでは、ベルト固定が出来るタイプにしておくのが無難です。

アウトドアブランドを中心に色々な大きさのザックカバーが販売されています。
バタつきを抑える為に、なるべく自分のリュックに近いサイズの製品を使うようにして下さい。

小さく収納できるザックカバー
コンパクトなザックカバー。比較用のスマホは15×7.3cm。

収納サイズも様々で、耐久性を重視するなら大きめ(厚手)、小ささ重視なら薄手にするといった選び方も出来ます。

リュックの上から着れるレインウェア。

バイク用品メーカー「ラフ & ロード」などいくつかのメーカーが、リュック使用時に使えるレインウェアを販売しています。

背中部分のサイズ調節が可能で、リュックの上から着れるようになっています。

別タブで開きます。いちばん最後にリュックの上から着れるレインウェアを紹介しています。

汚れ対策。

バイクで使う際は油汚れに注意。
油汚れは放っておくと簡単には取れなくなります。

バイクで走行中は、
排気ガス・虫・泥ハネ・チェーンオイルの飛び散り。

バイクから降りた後は、
グローブやウェア、バイクに付いた汚れ・レバー可動部などに残っている潤滑油・チェーンやタイヤの汚れ。

リュックが汚れる要因は色々とあります。
対策方法は、

  • 汚れが目立ちにくい色にする。
  • 洗いやすい製品にする。
  • なるべく早く洗う。
  • なるべくグローブを付けたまま触らない。
  • 油断してチェーンやタイヤに当てないように気を付ける。
神崎
神崎

白い部分を油で汚してしまった私のような失敗をしないように気を付けて下さいね。

折りたたみ式リュック。

小さく折りたためるリュック。
黒いのは比較用のスマホで15×7.3cm。

荷物が増えたときに、ツーリングネットやゴムロープよりも手軽に使える折りたたみリュック。

一般的に小さく収納することを優先していて、生地は薄く機能も少なくなっています。
なので、長時間や高速道路での使用には向いていません。

街乗り、短距離ツーリングで荷物が増えたときに役立ちます。

アタックザック。

登山で、テント内にほとんどの荷物を置いて、必要な荷物だけを持って行動するとき用のリュックを「アタックザック」と言います。

通常の折りたたみリュックよりも丈夫で機能的な製品もあるので、しっかりした折りたたみリュックが欲しい人は、「アタックザック」というワードで調べてみるのがいいと思います。

バイク専用。

いくつかのバイク用品メーカーが、バイク専用のリュックを販売しています。

バイク用リュックによくある機能としては、

  • 簡単にシートに取り付けられる。
  • 防水、又はレインカバー付き。
  • リフレクター(反射材)付き。
  • グローブをしたまま動かしやすいファスナー。

他にも、
・背中用プロテクターが収納できる。
・ヘルメットを固定して持ち運べる。

という機能もそこそこ採用されています。

簡単にシートに取り付けられる。

ツーリングネット、ゴムロープを使って固定することも可能ですが、慣れないと時間がかかります。
上手く固定できずにズレてくるおそれもあります。

シートに固定できるベルトが付属している製品なら、大幅に手間が省けます。
ほとんどがワンタッチバックルでの接続なので、リュックを付けるのも外すのも楽です。

事前にシート下にベルトを通しておく必要がありますが、その後はワンタッチバックルで簡単に脱着できます。

防水、又はレインカバー付き。

大きく分けて 3種類。

  1. シンプルな数千円の防水リュック。
  2. 機能面にも拘った、1万円を越える防水リュック。
  3. 防水よりも機能、使い勝手を重視したレインカバー付属のリュック。

一般的に、「防水性能を高くすると、使い勝手が悪くなる」という傾向があります。
自分の使用状況をよく考えて選ぶようにして下さい。

ロールトップ。

上部(入口)をクルクルと巻いて、マジックテープなどで固定する方式。
バイク用の防水リュックでは定番の方式です。

巻く回数で、ある程度大きさを変えられます。

防水効果が高いというメリットと、荷物の出し入れに手間がかかるというデメリットがあります。

リフレクター(反射材)付き。

リフレクターはバイク用ジャケットにも付いていますが、大きいリュックを背負うと隠れてしまいます。

夜に走る機会が多い人は、リフレクター付きのリュックがおすすめです。

グローブをしたまま動かしやすいファスナー。

ほとんどの製品が、ファスナーの取っ手にタブを付けています。
冬用グローブを使っているときは特にありがたい機能です。

ただし、汚れたグローブでリュックを触ると、汚れが移ってしまうことがあります。
通常の汚れはそれほど気にする必要はありませんが、油汚れには注意して下さい。

タブは単体でも購入できます。
「ファスナー タブ」といったワードで検索すると色々と出てきます。

値段は複数入って数百円と安く、100円ショップでも売っています。

鈴川
鈴川

タブは色んな種類があります。

ファスナーの取っ手に付くかどうか確認するのを忘れないようにして下さい。

ヘルメットを固定できる。

リュックの外側に付いているベルトなどを利用してヘルメットを固定します。
ヘルメット固定用の袋を後付けできるという製品もあります。

バイクを降りた後に便利な装備ですが、周りの人の邪魔になりやすいというデメリットがあります。

背中プロテクター。

主に 2種類。

  1. リュックの背中部分にプロテクターを収納、又はプロテクター付き。
  2. 最初からプロテクター代わりになる素材を使用。

安全性を重視したい人におすすめ。
プロテクター入りのジャケットの上からリュックが背負いにくいときに、ジャケットのプロテクターを外してプロテクター入りリュックを背負うという使い方も出来ます。

普通のリュックはプロテクター代わりになるのか?

柔らかい荷物が沢山入っていれば、プロテクター代わりとなるでしょう。
逆に、背中に近い場所に硬い荷物があれば、怪我の危険性が増します。

「硬い荷物が無ければ、荷物の量に応じてクッション効果が高まる」
と考えておくのが妥当ではないでしょうか。


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調べたい商品が決まっている方は、検索ボックスにメーカー名や「防水」などのワードを足して検索して下さい。