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【初心者向け】KURE シリコンスプレー【紹介】

カテゴリー メンテナンス
主 な 特 徴
  • 金属・ゴム・プラスチックなどの保護、つや出し。潤滑。防水。
  • 耐熱性が有り、エンジンやマフラーにも使える。
  • 滑ると危険な場所や、電装部品にかからないよう注意が必要。
  • 多くの場所に使えるが、専用品と比べると耐久性は劣る。

金属・ゴム・プラスチックなどの保護、つや出し。潤滑。防水。

内容量420ml。
内容量は420ml。価格は300円前後。

バイクの金属部品は、放っておくと錆びてきます。
ゴムはひび割れ、プラスチックは日に焼けて白っぽくなります。

定期的にシリコンスプレーを使えば、劣化を防ぐ(遅らせる)ことが出来ます。

山田
山田

適当に吹きかけるだけでいいの?

吹きかけただけでは、ホコリなどが付きやすくなってしまいます。

スプレーした後、ウエス(メンテナンス用のタオル)などで塗り広げながら拭きあげて下さい。

鈴川
鈴川

2~3回拭いたぐらいで全部取れてしまうようなことはないので
しっかり拭き取りましょう。

バイクのほとんどの場所に使えますが、保護・つや出し及び潤滑剤なので、滑ると危険な場所には使えません。

ウエスなどにシリコンスプレーを吹きかけて 塗り込むようにすると、周りにかけることなく作業できます。

キャップにノズルを取り付けられる。

キャップにノズルを差し込む。

キャップに差し込むようにして、ノズルを固定できます。
ノズルを失くす可能性が減りますね。

50~100円ほど安いシリコンスプレーもありますが、
ノズルを固定できない、もしくはノズル無しの商品が多いです。

耐熱性が有り、エンジンやマフラーにも使える。

よく使われる場所。
  • プラスチック部品。
  • メーター、ヘッドライトカバー。
  • エンジン。
  • ホイール。
  • マフラー。
  • フロントフォーク、ダストシール。
  • スクーターの外装。

レビューなどを見ると、上記の場所に使われることが多いようです。

耐熱ワックス(高温になる場所専用のワックス)の代わりとして、エンジンやマフラーにも使えます。
ただし、専用品に比べて耐久性は低くなります。

中でも特に多いのが、
フロントフォークのインナーチューブ(細くなっている部分)と、
境目を塞ぐように付いているダストシール(ゴム製のカバー)。

  • フロントフォークは錆びやすいパーツです。
  • 錆びが酷いと壊れてしまいます。そして、交換には大金がかかります。
  • ダストシール(ゴム)があるので、金属用の錆び止め剤は使えません。

これらの理由から、シリコンスプレーがよく使われています。
 
ウエスに吹き付けて縦ではなく横、回転させるように塗っていきます。
その後、ウエスの綺麗な面でしっかりと拭きあげます。
ホコリが付くとそこから錆びていくので、しっかりと拭いて下さい。

神崎
神崎

私は 主に、フロントフォークのインナーチューブとダストシール、
マフラーに使います。

ちなみに。

インナーチューブが、フロントフォークの いちばん下に付いている車種もあります。
これを倒立フォークと言います。

イラストの位置に付いているものは、正立フォークと言います。

滑ると危険な場所や、電装部品にかからないよう注意が必要。

ハンドル(グリップ)・レバー・ステップ・シート・ブレーキ周辺。
こういった滑ると危険な場所の近くに使用するときは、
ウエスなどを宛てがったり、ウエスにスプレーして塗り込んだりしましょう。

かかってしまった場合
  • 金属部分ならパーツクリーナーや、「シリコンオフ」という脱脂できる商品があります。
  • プラスチックやゴムの場合は、「パーツクリーナー プラスチックセーフ」という分かりやすい名前の商品があります。
  • 食器用洗剤や、バイク洗車用のシャンプーなどでも、繰り返し洗えばだんだん取れてきます。

山田
山田

電装部品にかかると どうなるの?

KUREの公式サイトにスプレーすると「シリコン皮膜が作られる」といったことが書かれています。
これが電気の通りを悪くします。

自動車メーカーのスバル三菱が注意喚起をしています。

ハンドルスイッチ(ウインカーのスイッチボックス)などには直接スプレーぜず、ウエスにスプレーして塗り込む方法が良さそうです。

多くの場所に使えるが、専用品と比べると耐久性は劣る。

ワックスやワイヤーオイルなどの専用品。

いちおう画像の説明。飛ばしてOKです。
左から、

1、KURE シリコンスプレー。
  金属・ゴム・プラスチック・高温部の保護、つや出し。潤滑。
2、KURE クレポリメイト。
  ゴム・プラスチックの保護、つや出し。
3、Energizer Holdings アーマーオール。
  ゴム・プラスチックの保護、つや出し。
4、LAVEN 耐熱ワックス。
  高温部のワックス。
5、デイトナ ワイヤーオイル。(旧製品)
  ワイヤー類の洗浄、潤滑。
6、ワコーズ VGグリース。(旧製品)
  主に金属の潤滑。浸透性低め、耐久性高め。
7、LAVEN ペネルーブ。(旧製品)
  主に金属の潤滑。浸透性高め、耐久性低め。
8、モータウン クイックシャイン。
  軽い汚れ落とし、ワックス。

週1~2回、晴れの日に乗っての比較。

耐久性は、

  • 専用品が、1~3ヶ月。
  • KUREのシリコンスプレーは、2週間から1ヶ月。

※使う製品、使う場所で期間は変わる。おおむね2~2.5倍の差。

神崎
神崎

専用品を使うと手間が減る。
 
シリコンスプレーはコストパフォーマンスがいい。

金属の潤滑性能は、かなりの差が出ます。
金属部品の潤滑には専用品がお薦め。

所長から、一言 (まとめ)

所長
所長

金属・ゴム・プラスチック・マフラーやエンジンなどの高温部、 

多くの場所の保護、つや出しが出来る。


耐久性は専用品に劣るが、価格が安くてコスパがいい。

所長
所長

滑ると危険な場所や、電装部品にかからないよう注意。

値段にかなりのバラつきがあります。
安いところを探してみて下さい。