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ちょっと分かりにくい指定方向外進行禁止の標識

分かりにくい指定方向外進行禁止のイラスト
山田
山田

↑これを判別するのは無理でしょ

神崎
神崎

よくあるパターンを知っているだけでも判断しやすくなります。

鈴川
鈴川

見分けるコツと対処法、よく見るパターンについて解説します。

目次をクリック・タップで移動できます。

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標識「指定方向外進行禁止」の意味

基本的に交差点の手前に設置され、矢印の方向にしか進めません。

例えば、次の画像の場合、

指定方向外進行禁止、直進と右折

この交差点は左に進む道もありますが、直進と右折の矢印が書かれた標識により、直進か右折することしか出来ません。

矢印が斜め下の場合は例外

指定方向外進行禁止、斜め左下

斜め左下は、主に中央分離帯に設置されます。

意味は、この標識より左側を通行すること。

反対車線が分かりにくい場所や、雪で中央線が隠れてしまう場所などに設置されます。

道路工事での指定方向外進行禁止、斜め右下

斜め右下は、道路の左端で工事を行っているときや、右回りのロータリーの入口などに設置されます。

意味は、この標識より右側を通行すること。

標識の種類(基本パターン)

指定方向外進行禁止の種類
  1. 「直進または左折」以外は通行禁止
  2. 「直進または右折」以外は通行禁止
  3. 「直進」以外は通行禁止
  4. 「左折」以外は通行禁止
  5. 「右折」以外は通行禁止
  6. 「左折または右折」通行以外は禁止
  7. 標識より左側を通行
  8. 標識より右側を通行
  9. 交差点の形に合わせたデザイン。「矢印がある方向」以外の通行禁止

交差点が変わった形だったり、複雑な形の場合、標識も奇妙なデザインとなることがあります。

複雑なデザインの指定方向外進行禁止

複雑な形の指定方向外進行禁止

複雑な標識が突然現れると、パッと見では判断できないように思えるかもしれません。

ポイントは、「矢印のある方向なら進んでも問題ない」と考えること。

対処法:矢印の方向には進める

複雑な指定方向外進行禁止の意味

矢印のある方向には進める。
矢印の無い方向には進めない。

複雑な形状の標識を見ると焦ってしまうかもしれませんが、「矢印の方向には進める」と覚えていれば、焦りを抑えることが出来るでしょう。

自分が行きたい方向に矢印が無い場合も、「さいあく、一旦諦めて矢印の方向に(分かりやすい方向に)進む」と考えて備えておけば、焦らずにすむでしょう。

補助標識が付いた指定方向外進行禁止

指定方向外進行禁止と補助標識

補助標識は、標識の下(一部上)に付く補足説明の標識です。

文字数が多いと、全て読むのは不可能なこともあります。

対処法:よくある補助標識を知っておく

指定方向外進行禁止、主な補助標識の種類

よくあるのは、

  • 「車両の種類」を指定
  • 「曜日」の指定
  • 「時間帯」の指定

補助標識:車両の種類「〜を除く」

補助標識、自転車(軽車両)を除く

「自転車を除く」
自転車、特定小型原動機付自転車(※1)は矢印のない方向にも進める。

「軽車両を除く」
軽車両(※2)は矢印のない方向にも進める。

※1特定小型原動機付自転車:免許不要の電動キックボードなど
※2軽車両:自転車、リヤカー、人力車など。免許不要の電動キックボードも含まれる。

「自転車を除く」「軽車両を除く」は、とてもよく見かける補助標識です。

車やバイクで走っているときは関係ありません。
覚えておけば、見た瞬間に「関係ない」と、すぐ判断できるようになります。

その他、たまに見かける補助標識。

補助標識、2輪を除く、路線バスを除く

「自動車(二輪を除く)」
車は矢印の方向のみ。バイクは矢印のない方向にも進める。

「路線バスを除く」
路線バスは矢印のない方向にも進める。

「〜を除く」のポイント。

矢印の方向とそれ以外にも進めるのは、除かれている車両のみ。
ということは、
もし標識の意味を咄嗟に判断できなくても、矢印の方向には必ず進めます。

補助標識:車両の種類「アイコン」

車両を指定する補助標識

「大型貨物自動車等(トラックの絵)」
大型トラックなど(※1)は矢印の方向にしか進めません。

「大型乗用自動車等(バスの絵)」
バスやマイクロバスなど(※2)は矢印の方向にしか進めません。

「特定の最大積載量以上の貨物車等(トラックの絵と積〜t)」
最大積載量が数字以上の車両は矢印の方向にしか進めません。

上記 3つは よく見かける補助標識ですが、普通車やバイクは関係ないので、一般ドライバー、一般ライダーは気にしなくても良い補助標識です。

逆にトラックやマイクロバスなどは、自車が該当するかどうか知っておけば大丈夫。

※1:「大型貨物自動車」「特定中型貨物自動車」「大型特殊自動車」
※2:「大型乗用自動車等」「特定中型乗用自動車」

補助標識に使われる「アイコン」

補助標識、車両の種類イラスト(アイコン)
  1. 二輪の自動車以外の自動車
  2. 大型貨物自動車等
  3. 特定の最大積載量以上の貨物車等
  4. 大型乗用自動車等
  5. 二輪の自動車・一般原動機付自転車
  6. 自転車以外の軽車両
  7. 特定小型原動機付自転車・自転車
  8. 車両(組合せ)
    車とバイク、トラックとバスなど2種類の車両の組合せです。

※6と7は、ほぼ見かけることはありません。

「アイコン」のポイント。

絵と意味が合っているので、一度覚えればだいたい判別はつきます。
全部覚えなくても、自車が当てはまるアイコンだけ覚えれば判断できます。

「~を除く」と同じで、もし咄嗟に判断できなくても、矢印の方向には必ず進めます。

補助標識:車両の種類「文字」

車両を指定する補助標識

文字で書かれる車両の種類を下の表にまとめておきます。

山田
山田

いや、ちょっと待って。めっちゃ多いよ。

神崎
神崎

自分が乗ってる車両だけ覚えておけば判断できますよ。

※一般ドライバー、一般ライダーに関係あるものは黄色のラインを引いておきます。

補助標識に文字で書かれる車両名の一覧。

車両全ての車、バイク
自転車などの軽車両も含む
自動車全ての車、30km/h制限の原付バイク以外のバイク
大型大型自動車
特定中型特定中型自動車
中型中型自動車
準中型準中型自動車
普通普通自動車(一般的な車)
軽自動車
ミニカー原付エンジン(20〜50cc、0.25〜0.6kW)
を積んだ車
二輪
(二輪のもの)
全てのバイク
自二輪
(二輪車、自動二輪、自2)
大型自動二輪車
普通自動二輪車
小型二輪車(原付二種)
小二輪小型二輪車(原付二種)
原付バイク(原付一種)
原付原付バイク(原付一種)
大特大型特殊自動車
小特小型特殊自動車
自転車自転車、
免許不要の電動キックボード
軽車両自転車、リヤカー、人力車、
免許不要の電動キックボードなど
トロリートロリーバス
乗用人を運搬する目的の車両
大乗大型乗用自動車
特定中乗特定中型乗用自動車
中乗中型乗用自動車
準中乗準中型乗用自動車
普乗普通乗用自動車
大型乗用自動車等大型乗用自動車
特定中型乗用自動車
バス
貸切バス
定員11人以上
大型バス定員30人以上
マイクロマイクロバス(大型バス以外)
路線バス路線バス
通学・通園バス通学用、通園用のバス
タクシータクシー
指定車両ガス、水道工事などの車
許可車警察署長から許可を受けた車
貨物貨物自動車
大貨大型貨物自動車
特定中貨特定中型貨物自動車
中貨中型貨物自動車
普貨普通貨物自動車
大貨等大型貨物自動車
大型特殊自動車
特定中型貨物自動車
大型等大型貨物自動車
大型特殊自動車
特定中型貨物自動車
大型乗用自動車
特定中型乗用自動車
けん引750kg以上の車両を引く車

補助標識:「時間帯」の指定

時間帯を指定する補助標識

「7.30 – 9」
午前7時30分~午前9時までは矢印の方向にしか進めません。

「22 – 6」
午後10時~午前6時までは矢印の方向にしか進めません。

ポイントは、

  • 24時間表記だということ
  • 日をまたぐことがあること

特に24時間表記ということは、知っていないと判別できないことがありますから、必ず覚えておきましょう。

今までの補助標識と同じで、もし判別できなくても、矢印の方向には必ず進めます。

補助標識:「曜日」の指定

曜日を指定する補助標識

「日曜・休日を除く」
日曜と休日は矢印のない方向にも進める。

「土曜・日曜・休日を除く」
土曜、日曜と休日は矢印のない方向にも進める。

ポイント。

「日曜・休日を除く」「土曜・日曜・休日を除く」は、他の標識でもよく見かけます。
土曜、日曜、休日に出掛けるときは、今日は何曜日なのか(休日なのか)を、ちょっと気にかけておくといいでしょう。

今までの補助標識と同じで、もし判別できなくても、矢印の方向には必ず進めます。

同じ場所に複数の指定方向外進行禁止

複雑な指定方向外進行禁止

基本的に補助標識(補足説明の標識)も付く為、かなり分かりにくいことがあります。

どうしても判断できなかったときの対処法を考えておく必要があります。

どの標識でも共通して進める方向へ進む

2個並んだ指定方向外進行禁止

上の標識は、直進か左折。
下の標識は、直進か右折。

どちらの場合でも、直進なら進んでも問題ありません。

減速、止まれるなら停車

左折標識の下に、右折標識

上の標識のように共通して進める方向が無く、更に補助標識を見る時間も無さそうなときは、減速する、さいあく止まるしかありません。

信号のある交差点で、咄嗟に判断できないような場所は少ないです。
信号のない交差点なら、安全確認を兼ねて交差点の前で停止できます。

鈴川
鈴川

後続車がいると焦ってしまいがちですが、

交差点の前で減速したり、安全確認で止まったりするのは当たり前の行動です。

焦って、感で適当に進んだりしないようにしましょう。

・後続車からのプレッシャーを感じる場合
標識の確認に時間がかかったときは、振り返って軽く頭を下げておくと、トラブルの可能性をかなり減らせます。
道幅が広いときは、ハザード(左ウインカー)を点けて左端に止まってしまったほうが安全なこともあります。

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所長から一言(まとめ)

所長
所長

対処法のまとめ。

  1. 進める方向と進めない方向を探すのではなく、「矢印の方向には進んで大丈夫」と考える。
  2. 補助標識(補足説明の標識)は、よくある標識を前もって覚えておく。
  3. 補助標識で車両や曜日、時間帯の指定があっても、矢印の方向には必ず進める。
  4. 標識が複数でも、共通して進める方向には進んでも大丈夫。
  5. どうしても分からないときの為に、減速する。停車することも考えておく。

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