公道を安全に走行する為に、知っておきたい道路標示(路面のペイント)

文字や数字の道路標示は分かりやすいですが、「記号」の道路標示は、覚えておかないと意味が分かりません。

記号の道路標示は そんなに多くないので、この機会に覚えておきましょう。

重要な「標識」に関しては、こっちを見てね。
センターラインや車線境界線(車線を区切る線)、路肩の線については、こちらをご覧ください。
目次をクリック・タップで移動できます。
横断歩道又は自転車横断帯あり

白い ひし形。
この先に横断歩道(自転車横断帯)があることを示します。
原則として、信号の無い横断歩道、走行時に見えにくい場所にある横断歩道の手前に設置されます。

横断歩道と関係なさそうな「白い ひし形」なので、知らないと何の記号なのか分かりません。

でも、逆に関係なさ過ぎて、一度覚えると忘れにくいよ。
「ひし形マーク」は必ず書かれているわけではありません。
徐行や一時停止が必要な場所では必然的に速度を落とす為、省略されることがあります。

横断歩道があることを強調して示したい場所に設置されますから、この道路標示を見つけたら注意して走行しましょう。
転回禁止

オレンジ色で180度回った矢印に、バツ印
Uターンの禁止です。
見た目と意味が合っている為、かなり分かりやすい道路標示です。
転回禁止の道路標示(路面のペイント)は必須ではなく、「標識」の設置が困難な場所や、強調して注意を促したい場所に書かれます。
転回禁止:標識


基本は標識のほうなので、見逃さないようにしよう。
停止線、二段停止線

白の太い直線。
一時停止する場所を示します。
まれに、バイクと車で停止位置を変えている「二段停止線」というものがあります。

・二段停止線。
バイクはすり抜けをして無理矢理にでも停止位置まで行け。という意味ではないですよ。

前に出にくいときは車の後ろで止まっていても構いません。
・停止する位置。
道路交通法第43条で、白線の直前で停止することが決められています。
バイクはフロントタイヤ、車はタイヤではなく車体の先端が停止線から出ないように停止します。
停止線:標識

道路の構造上、停止線が分かりにくい場所や、雪で停止線が埋もれてしまう場所などに設置されます。
あまり雪が積もらない地域では滅多に見かけない標識です。
止まれの標識、止まれの標示

「止まれ」の標識は、たいてい停止線とセットで設置されます。
標識がある場所では(たとえ停止線がなくても)一時停止しなければいけません。
止まれの道路標示(路面のペイント)

白で「止まれ」の文字。
法的に一時停止が義務付けられている場所に書かれることがあります。
書かれていないこともあります。
わざわざ「止まれ」の文字を付け足すということは、より注意が必要な場所と言えます。
見かけたら慎重に走行しましょう。
進行方向別通行区分

白の矢印。
片側 2車線以上ある道路で「右折レーン」「左折レーン」「直進レーン」などを矢印で示します。
矢印の方向にしか進めません。
見た目どおりで非常に分かりやすい道路標示です。

初心者の頃は、
「右折したいけど、交通量が多くて右折レーンに入れなかった」
「直進したいのに、気付いたら左折レーンだった」
なんてことがよくありました。

運転に慣れてきても、油断しているとやっちゃうよね。

交差点の直前での車線変更は危険です。
レーンを間違えてしまったら、矢印に従って焦らず運転しましょう。
進行方向別通行区分:標識

画像の上の段のように、レーンごとに設置される場合と、下のように、全てのレーンをまとめたものがあります。
標識は、交通量が多くて道路標示(路面のペイント)が見えにくくなる場所などに設置されることがあります。
進行方向

白の矢印。
(※青地に白い矢印は、一方通行の標識)
一方通行などで、進める方向が決まっている場所に書かれることがあります。
矢印の方向にしか進めません。
必ず矢印が書かれているわけではなく、基本的には同じ意味となる「指定方向外進行禁止の標識」が設置されます↓
指定方向外進行禁止の標識

1〜8までが基本パターン。
9は道路の形状に合わせて変わるものを表しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
車両通行区分

片側 2車線以上の道路で、車両の通行できるレーン(車線)を示します。
例えば「二輪」と書かれていれば、バイクはそのレーンを通行しなければいけません。
・道路標示や標識に書かれる車両の種類。
※一般ドライバー、一般ライダーに関係あるものには黄色のライン。
| 車両 | 全ての車、バイク 自転車などの軽車両も含む |
| 自動車 | 全ての車、30km/h制限の原付バイク以外のバイク |
| 大型 | 大型自動車 |
| 特定中型 | 特定中型自動車 |
| 中型 | 中型自動車 |
| 準中型 | 準中型自動車 |
| 普通 | 普通自動車(一般的な車) |
| 軽 | 軽自動車 |
| ミニカー | 原付エンジン(20〜50cc、0.25〜0.6kW) を積んだ車 |
| 二輪 (二輪のもの) | 全てのバイク |
| 自二輪 (二輪車、自動二輪、自2) | 大型自動二輪車 普通自動二輪車 小型二輪車(原付二種) |
| 小二輪 | 小型二輪車(原付二種) 原付バイク(原付一種) |
| 原付 | 原付バイク(原付一種) |
| 大特 | 大型特殊自動車 |
| 小特 | 小型特殊自動車 |
| 自転車 | 自転車、 免許不要の電動キックボード |
| 軽車両 | 自転車、リヤカー、人力車、 免許不要の電動キックボードなど |
| トロリー | トロリーバス |
| 乗用 | 人を運搬する目的の車両 |
| 大乗 | 大型乗用自動車 |
| 特定中乗 | 特定中型乗用自動車 |
| 中乗 | 中型乗用自動車 |
| 準中乗 | 準中型乗用自動車 |
| 普乗 | 普通乗用自動車 |
| 大型乗用自動車等 | 大型乗用自動車 特定中型乗用自動車 |
| バス 貸切バス | 定員11人以上 |
| 大型バス | 定員30人以上 |
| マイクロ | マイクロバス(大型バス以外) |
| 路線バス | 路線バス |
| 通学・通園バス | 通学用、通園用のバス |
| タクシー | タクシー |
| 指定車両 | ガス、水道工事などの車 |
| 許可車 | 警察署長から許可を受けた車 |
| 貨物 | 貨物自動車 |
| 大貨 | 大型貨物自動車 |
| 特定中貨 | 特定中型貨物自動車 |
| 中貨 | 中型貨物自動車 |
| 普貨 | 普通貨物自動車 |
| 大貨等 | 大型貨物自動車 大型特殊自動車 特定中型貨物自動車 |
| 大型等 | 大型貨物自動車 大型特殊自動車 特定中型貨物自動車 大型乗用自動車 特定中型乗用自動車 |
| けん引 | トレーラーなど 750kg以上の車両を引く車 |
車両通行区分:標識

あまり見かけることのない標識です。
ただ、見た目どおりの意味なので、一度覚えておけば見かけてもすぐに判断できるでしょう。
特定の種類の車両の通行区分

片側2車線以上の道路で、指定された車両が通行するべきレーンを示します。
例えば「大貨等」と書かれていれば、大型トラックなどは、そのレーンを通行しなければいけません。
※指定された車両の専用レーンではなく、他の車両も通行できます。
主に「大貨等(大型トラックなど)」、ごくまれに「二輪車(バイク)」が指定されます。
車両通行区分との違い。
- 基本的に、1車線だけの指定
- 他の車両も通行可能
特定の種類の車両の通行区分:標識

アイコンの車両は、アイコンが描かれているレーンを通行しなければいけません。
主にトラックのアイコン(大貨等)、ごくまれにバイクのアイコン(全てのバイク)が描かれています。
最高速度

オレンジの数字。
書かれた数字以上の速度を出してはいけません。
これは多くの人が知っていると思います。しかし、

ありふれ過ぎていて、あまり気にしなくなってきた(経験談)
なんてことにならないように気をつけましょう。
終わり

白い丸の中に斜め線。
「終わり」の道路標示は、丸に斜め線の部分。
その性質上、他の標示と一緒に(基本的には上に)描かれます。
最高速度やUターン禁止などの規制が、ここで終わることを示します。

丸に斜めの線。
これは知らないと意味が分からないので、しっかり覚えておこう。
標識の場合は、青色に変わります。
標識と共に設置され、「補助標識」と呼ばれます。
標識に付け足される補助標識の例

- 画像 左:区間の始まり
- 画像 中:区間内
- 画像 右:区間の終わり
駐車禁止、駐停車禁止

黄色の破線(途切れ途切れの線)が駐車禁止。
黄色の実線が駐停車禁止。
この道路標示は、車道ではなく歩道の縁石などに引かれます。
縁石などが無いと線をひけない為、基本的には標識が設置されます↓
駐車禁止、駐停車禁止:標識

狭い道では「駐車禁止」の標識をよく見かけます。
標識も知らないと意味が分からないと思います。しっかり覚えておきましょう。
ゼブラゾーン(導流帯)

白の斜め線を白線で囲ったもの。
車両が通行する場所を発見しやすく、又は分かりやすくする為に書かれます。
障害物の前に書かれ、衝突を避けやすくするゼブラゾーンもあります。
詳しくは、こちらをご覧ください。
路線バス等優先通行帯、専用通行帯

「バス優先」と書かれたレーンでは、バスの通行を妨げてはいけません。
「バス専用」と書かれたレーンでは、他の車両は通行できません。
※左折前に進入することは可能。
数字が書かれている場合があり、時間帯を表します。
時間は24時間表記です。
書かれている時間帯だけ優先、又は専用となります。
道路標示(路面のペイント)は必ずあるわけではなく、基本は「標識」となります↓
路線バス等優先通行帯:標識

専用通行帯:標識

詳しくは、こちらをご覧ください。
安全地帯、立入り禁止部分、停止禁止部分

- 安全地帯:進入できません。
- 立入り禁止部分:進入できません。
- 停止禁止部分:この上では止まれません。通り過ぎることは可能。
黄色(オレンジ)で囲まれていると進入できない。と、覚えておくと分かりやすいと思います。

停止禁止部分は、消防署や警察署の前によくあります。

信号停止のときに止まることも禁止なので要注意。
前方優先道路

白い逆三角形。
左、又は右から来る車両(交差点の形によっては斜めから来る車両)が優先。
あまり見かけない道路標示ですが、知らないと意味が分からないので紹介しておきます。
右側通行

センターライン(中央線)を超えるように描かれた白い矢印。
勾配の急なカーブで曲がりきれないときに、右側にハミ出して走行可能。
ただし、やむを得ずハミ出す場合も、出来るだけハミ出しが少なくなるようにしなければいけない。

「右側を走りなさい」ではなく、「やむを得ないときはハミ出してもOK」
ハミ出すときは対向車に注意。
ほぼ見かけない標示ですが、今後設置されるかもしれないので、いちおう覚えておきましょう。
- ロードサービスは何度でも無料
- 様々な施設で割引などを受けられる「会員優待サービス」
JAFの入会方法やメリットは、こちらの記事をご覧ください。
写真で一括査定、ネットで完結の「KATIX」
詳細記事。
今回の関連記事。別タブで開きます。















