テントのように、金属パイプの骨組みにカバーを被せるタイプのバイクカバー。
【送料無料】コミネ(KOMINE)★モーターサイクルドーム(Lサイズ) AK-103-09-103-L
メリット1。
カバー着脱の手間が省けます。
メリット2。
・カバーが擦れてバイクに傷が付く。
・マフラーの熱でカバーが溶ける。
といったバイクカバーでありがちなことが起こりません。
デメリット。
通常のバイクカバーより広いスペースが必要です。
お値段もちょっと高めです。
許可がいるかもしれません。
自宅の敷地内でなければ、置く前に管理者の許可を得るべきでしょう。
多くのメーカーが販売しており、かなり安い製品もあります。
しかし、
・パイプがへこんでいた。
・防水性能が低い。
・耐久性が低い。
・説明書が間違っている。
などといった報告が複数見つかります。
そこで今回は、
・注意点を含めた基本情報。
・レビュー評価が高い製品の紹介。
を行っていきます。
基本情報。
知ってる情報は飛ばして下さい。
許可取り。
バイクを出した後も基本置きっぱなしです。
自宅スペース以外に設置する場合は、念のため許可を取っておきましょう。
組み立て。
1人で組み立てるのは、ちょっと大変です。
可能であれば、手伝ってくれる人を確保して下さい。
支えてくれるだけでも、かなり楽になりますよ。
工具。
使用する工具は、商品によって違います。
必要工具が記載されていることもありますが、工具は商品が届いてから揃えるほうが無難です。
例えば、ボルトに使う工具でもスパナ・メガネレンチ・ソケットレンチなど複数の工具があります。
値段も使いやすさも違います。
後から工具を揃えるなら、
「今後も使えそうなサイズだから良いものを買っておこう」といったことが出来ます。
必要な工具を持っていない人は、説明書と実物を見てからホームセンターなどで調達するといいでしょう。
車載工具は緊急用です。
あまり品質はよくないので、出来れば使わないようにして下さい。
台風対策。
「簡易ガレージ」で検索すると、「台風」というワードも必ず出てきます。
それぐらい重要なポイントです。
だいたいバイクの自重で押さえるようになっていますが、台風のような強風では抑えきれないことがあります。
強風を受けると壊れたり飛ばされたりするので、何らかの対策をしましょう。
基本的な対策は、主に3つ。
- アンカーボルト(杭のような物)で地面に固定。
- 重りとなる物で押さえる。
- 台風のときは片付ける。
順番に説明していきます。
1. アンカーボルト(杭のような物)で地面に固定。
アンカーボルト ユニカ(株) スチール ルーティアンカーC-1260(三価クロメート処理) 30本セット
多くの製品に、アンカーボルト用の穴などが付いています。
コンクリートを流し込む前の「鉄筋に取り付ける」タイプと、「コンクリートに穴を開けて打ち込む」タイプがあります。
鉄筋に取り付けるタイプは、専門業者が行うような作業となります。
コンクリートに打ち込むタイプは素人でも可能。
しかし、施工は少し難しく特殊な工具も必要でハードルは高めです。
コンクリートに穴を開けるドリルは、購入しなくてもホームセンターで借りれることもありますよ。
2. 重りとなる物で押さえる。
・砂や水を入れた袋。
・コンクリートブロック。
などをパイプに固定したり乗せたりして風で飛ばないようにします。
難しい作業ではありませんが、重りを移動させるのはたいへんです。
重たい物なら何でもいいのですが、オプションでパイプに固定できる専用の重りを販売しているメーカーもあります。
だいたい商品説明に書かれていますので検討してみて下さい。
3. 台風のときは片付ける。
風をまともに受ける環境では、壊れてしまうおそれがあります。
飛ばされなくても、パイプが曲がったりカバーが破れたりすることがあります。
あまりにも風が強いときは、片付けることも考えておいて下さい。
アンカーで固定している場合も、カバーと外しやすい部品だけでも外しておくと壊れにくくなります。
バイクは濡れてしまいますが、傷が付いたり倒れたりする可能性は減ります。
地球ロックをどうするか問題。
「地球ロック」とは、駐輪場の柱など動かせない構造物とバイクを防犯ロックで繋ぐことです。
バイクを持ち上げて移動させることが出来なくなります。
防犯ロック・柱・バイクのいずれかを壊さないと移動できないので、バイク泥棒に狙われにくくなります。
簡易ガレージを起きやすい駐車場などは、地球ロックをする為の構造物がないことも多いです。
バイク用のアンカー。
☆【送料無料】【衣川製鎖】アンカー新型 プレート有り 《コンクリート厚が30cm 以下》 盗難防止 鍵 ロック 丈夫 最強 自宅用 特殊鋼 【バイク用品】
自宅の敷地内であれば、金属の輪が付いたバイク用の「アンカー」を地面に打ち込むことで地球ロックが出来ます。
簡易アンカー。
ごろごろアンカーA型 2個セット 加藤製作所
鉄板や重りに防犯ロックを通す「簡易アンカー」で簡易的な地球ロックが出来ます。
上手く使えば、強風対策の重りにも使えます。
バイク用と自転車用。
「バイク 簡易ガレージ」で検索すると自転車用も沢山表示されます。
自転車用は商品名が「サイクル～」となっている場合が多いです。
バイクに流用することも可能ですが、サイズは必ず確認するようにして下さい。
自転車用は長さ(奥行き)が短いことが多いので注意してね。
低価格の商品。
「バイク 簡易ガレージ」などで検索すると、低価格の商品が大量に出てきます。
冒頭で書いたように、低価格の製品はデメリット報告が沢山あります。
・パイプがへこんでいた。
・防水性能が低い。
・耐久性が低い。
・説明書が間違っている。
などですね。
しかし、
ちょっと試してみたい。
バイクカバーとの違いを体感してみたいよ。
こんなときに高額な商品は買いにくいですよね。
DIYの知識が多少あれば、デメリットに対処できる場合があります。
てこの原理でパイプのへこみを直す。
ブルーシートを使って防水性をアップさせる。
等々、
自分の知識で対処できそうなら、低価格商品を試してみるのもいいでしょう。
DIYが得意な知人がいる人は、購入前に相談してみて下さい。
購入後に相談して、
「こっちのほうが良かったのに」
とか言われると、ちょっとショックを受けます。
簡易ガレージのレビューや商品詳細はこちらからご覧ください。
バイクの横に立って押して入れる事や、中に入れておきたい物などを考えて、商品のサイズをよく確認して下さい。
リンクは全て別タブで開きます。
おすすめ商品の紹介。
クールライド：バイクバーン。
★BIKE BARN★バイクバーン・ジュニア
1997年から販売している定番商品。
何度も改良されており、レビューでの評価も高いおすすめ商品です。
・サイズ(cm)・重量・価格。
ジュニア：奥行253・幅100・高さ156。27kg。税込63,250円。
スタンダード：奥行280・幅110・高さ164。30kg。税込64,350円。
ツアラー：奥行345・幅134・高さ194。38kg。税込77,110円。
カバーだけ交換することも出来ます。
・交換用カバー。
ジュニア用 : 27,830円。
スタンダード用 : 28,930円。
ツアラー用 : 36,300円。
防水性。
カバーは、3層の※ウレタンコーティング。
浸水しやすい縫い目の部分は防水素材で覆っています。
※ウレタンコーティング：レインウェアなどに施される防水コーティング。
すぐに雨が染み込んできたり、縫い目から浸水したりする製品も多い中、かなりしっかりとした作りとなっています。
角形パイプ。
バイクバーンの大きな特徴のひとつが角形のパイプ。
円形のパイプよりも曲げ・捻れなどに強く耐久性が高くなっています。
サビ対策にメッキコーティング(亜鉛メッキコート)もされています。
販売メーカーも「パイプフレームは半永久的に使用できる」と自信のコメントを残しています。
組み立て。
必要工具は、
・プラスドライバー。
・ゴムか木のハンマー。
・10mmボルトを締めれる工具。
スパナ、レンチ、ラチェット等。
説明書は少し分かりにくいというレビュー有り。
しかし、定番商品なので組み立て記事や動画などがあって参考に出来ます。
その他の特徴。
・勝手に開けられない為のロック。
左右2ヵ所のロックが可能です。
・前輪を乗せるクロスプレート。
バイクの自重で簡単に動かないようにするプレートです。
嵌め込み式で自由に位置調節が可能。
アンカーボルト用の穴もあります。
・メイン可動部にナイロンワッシャー。
接触部分にナイロンのワッシャー(輪っか型の部品)を使用。
動きがスムーズになり、金属どうしが擦れてコーティングが剥がれるのを防ぎます。
※コーティングが取れるとサビやすくなります。
レビューなどはこちらからご覧ください。
サイズは3種類です。
S・M・Lではなく、ジュニア・スタンダード・ツアラーという名称なので注意して下さい。
リンクは全て別タブで開きます。
クレエ：バイクガレージ。
【高評価！楽天1位獲得】バイクガレージ サイクルハウス 3台 2台 自転車ガレージ サイクルポート おすすめ バイク用テント 人気 バイク ガレージ 駐輪場 自転車 家庭用 収納 バイク 屋根 保管 雨よけ 日よけ おしゃれ 耐久性 防水 オートバイ 駐車 creer
サイズ・価格。
幅160cm。奥行220cm。高さ175cm。
税込59,800円。実売価格は2万円台後半から4万円台後半ほど。
・バイクバーンとの比較。
上記バイクバーンの幅は100～134cm。
バイクガレージは幅広(160cm)で直方体の為、内部スペースが広くなっています。
中で整備などが行えますが、バイクバーンより広い設置スペースが必要です。
実売価格はバイクバーンより安めです。
防水性。
耐水圧5,000mm。
※一般のレインウェアが2,000～3,000mmぐらいです。
バイク用のレインウェアは10,000mm以上の製品が多いです。
縫い目に防水テープを貼ってあり、防水性能はそこそこ高めと言えます。
カバーは燃え広がりにくい難燃加工がされています。
※溶けない耐熱加工とは別なので注意。
組み立て。
組み立ては工具不要でパイプを差し込んでいくだけ。
部品に番号を書いたシールが貼られていたり、日本語説明書が付くショップもあります。
「組み立て簡単」というレビューも多いです。
※工具を使ってボルトを締めるバイクバーンのほうが、強度は高くなります。
その他の特徴。
・両面開き。
前後両面を全開に出来ます。
暑い日にも中で作業しやすくなっています。
・ベンチレーション。
湿気を排出するベンチレーションが2つ。
・フック。ポケット。
ランタンなどを吊るしておけるフック付き。
小物を収納できるメッシュポケット付き。
・固定用ペグ。
土の地面に打ち込めるペグ付き。
軽く固定が出来ます。
・防犯ロックを通せる穴。
カバー下部に穴が有り、パイプに通すことでカバーを盗まれにくく出来ます。
開けて中を見られる可能性も減ります。
・重り用の重石カバー。
2リットルのペットボトルが入る袋が4つ付属。
パイプ部分に固定して風で飛ばされにくくします。
レビューなどはこちらからご覧ください。
入荷待ちというショップも多いのでよく確認して下さい。
リンクは全て別タブで開きます。
所長から一言(まとめ)。
風を受ける環境なら強風対策は必須。
フレームが頑丈なら、カバー交換で長年使えます。
低価格製品は、防水性・耐久性の低さを指摘するレビューが多いです。
多少のDIY知識があれば、ブルーシートを取り付けるなどして低価格製品のデメリットをカバー出来ます。
