スマホホルダー・USB電源・ETCなどをバイクに取り付ける場合、
パイプ形状の「ハンドルバー」に取り付けるのが定番の方法です。
しかし、スクーターや セパハン (セパレートハンドル) のバイクは、
ハンドルバーが隠れてしまっている車種もあります。
えっ、どうしましょ?
大丈夫。
バイク用品メーカーが、様々な対策品を出していますよ。
今回は、セパハンやスクーターへ取り付ける為の対策品と、取り付ける場所を解説します。
スクーターから説明していきます。
セパハンの取り付けを見たい方は、目次をクリック・タップで移動することが出来ます。
スクーターにスマホホルダーなどを取り付ける方法。
スクーターは、ハンドルのグリップ (持つところ) 以外が全て樹脂カバーで覆われていることがよくあります。
ハンドル部分には付けられない為、「ミラー」を利用するのが定番の方法となります。
取付ステーやクランプバーをミラーに取り付ける。
一旦ミラーを外し、
「取付ステー」や「クランプバー (※) 」をミラーと共に締め付けて固定します。
※クランプバー。
「細長いバーが付いた取付ステー」です。
ハンドルバーの代わりとして使えます。
事前に、ミラーのネジの直径と、ミラー周りに干渉する部品がないか確認してください。
商品説明でよく出てくる「M8」「M10」などの表記は、ネジのギザギザ部分の直径です。
M8なら、直径8mm。
M10なら、直径10mm。
ミラーの着脱について詳しくは、こちらをご覧ください。
ミラー取り付け専用品。
最初からミラーに取り付けられるように、ミラーに固定する為の部品が付属している製品もあります。
ハンドルバーがカバーで覆われていないスクーター。
とうぜん、ハンドルバーにスマホホルダーなどを取り付けることが可能です。
また、ハンドルをカスタムパーツと交換することも出来るようになります。
しかし、金属パーツが増えると、錆びる部分も増えます。
雨の日も乗るのであれば、ハンドルバーが露出していないほうがメンテナンスは楽だと言えます。
続いて、セパハンへの取り付け方。
セパハンにスマホホルダーなどを取り付ける方法。
スポーツ走行向きのバイクは、ハンドルバーがほとんど隠れてしまっている車種が多いです。
また、カウル付きのバイクは、基本的にミラーがカウルに付いている為、ミラーを利用することが難しくなっています。
バイク用品メーカーが、ミラー以外の場所にも取り付けられる製品を開発していますので、順番に説明していきます。
取り付け部分が細い製品を使う。
ハンドルバーが僅かに見えている場合、隙間の大きさを計ってみてください。
狭い場所に取り付けられる製品が使える可能性があります。
事前に、隙間の大きさとハンドルバーの直径を計ることを忘れないようにしましょう。
ボール形状の部分にスマホホルダーなどを取り付けます。
いわゆる「ボールマウント」の土台となる製品です。
ボールの大きさが合わないと取り付けは出来ません。
ここに取り付けたい製品のサイズを確認しておくようにして下さい。
マスターシリンダーのボルトを利用する。
ブレーキ液(ブレーキフルード)の入っている「マスターシリンダー」を固定しているボルトを専用のボルトと取り換えます。
クランプバー(※) を専用のボルトで一緒に締め付けます。
※クランプバー:バーが付いた取付ステー。
ボルトのサイズ、ボルトピッチ (ボルトとボルトの間の幅) の確認を忘れないようにしてください。
商品説明でよく出てくる「M8」「M10」などの表記は、ネジのギザギザ部分の直径です。
M8なら、直径8mm。
M10なら、直径10mm。
使用する工具のサイズとは違うので注意してください。
ステムホールを利用する。
ハンドルの中心にあるナット (ステムナット) が貫通型の場合、この穴 (ステムホール) に台座となるパーツを取り付けられる可能性があります。
事前に、ステムホールの直径を計って、対応する製品を選ぶようにしてください。
※ステムホール内に段差があったり、テーパー (斜め) 形状だった場合は、グラついてしまって上手く付かない可能性が高いです。
後から気付いた場合、ゴムブッシュ (ゴムの輪っか) などである程度の対策は可能です。
ステムホールに土台となるパーツを取り付け、その上に「クランプバー」などを取り付けます。
トップブリッジのボルトを利用する。
トップブリッジ (画像 黄色の部分) を固定しているボルト (画像 オレンジの丸) を専用のボルトに交換します。
専用のボルトでクランプバーを一緒に締め付けて固定します。
ボルトの位置はバイクによって違います。
なので、基本的には車種専用設計となります。
事前に、適合車種を確認してください。
バイク用品メーカー「デイトナ」は車種専用設計のクランプバーのラインナップが豊富です。
※トップブリッジ以外の場所にあるボルトを利用して取り付ける製品もあります。
ハンドルバーの形状的に取り付けにくい場合。
ハンドルバーが露出している、いわゆる「バーハンドル」のバイクだったとしても、
「ハンドルバーが全体的に湾曲している」等の理由で、取り付けにくいことがあります。
ハンドルバーにクランプバーを取り付け。
取り付け場所を増やしたいときにも有効です。
ハンドルポストのボルトを利用。
ハンドルを固定しているパーツがハンドルポストです。
一般的なハンドルポストは、ボルトで固定されています。
ボルトを専用のボルトと交換。
クランプバーを専用のボルトと一緒に締め付けて固定します。
所長から一言。(まとめ)
スクーター。
- ミラーに取り付け。
セパハン。
- グリップ横の僅かな隙間に取り付け。
- マスターシリンダーのボルトを利用。
- ステムホールに台座を取り付け。
- トップブリッジのボルトを利用。
バーハンドルのバイクでも、より取り付けがしやすくなる製品があります。
・ハンドルバーにクランプバーを付ける。
・ハンドルポストにクランプバーを付ける。
色々なクランプバーを比較したい方は、こちらをご覧ください。
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